いろいろな方々にお世話になりながらも何とかスタートすることができそうです。
本当にたくさんの方々あっての自分なんだなぁ…と感じています。ありがとうございます。
現在、今までの経験などを踏まえてゼロから構想を練ってます。スーパー強いグループにしたい。
「あそこのグループでやってたんですか」
と言われるのは当たり前で、卒業生の人たちが一つの誇りとして語れるようなグループにしたいと思ってます。
なので、当然大衆受けはしないことは間違いないです…(でかくするつもりはないので…)
わたしはこの業界を変革しようと考えているので、現状のこの業界の常識で満足されている方にはあまりよくないかもしれません…。一つの成功モデルを作り上げて、他のところもそうしなきゃマズイような状況を作り上げられればと思ってます。
バリバリの思いを込めたグループにします。
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2008年03月30日
2008年03月26日
2畳+α
ちょっと現実的なお話…
新しく自分で事業を興すもしくは継続させるにあたって何がもっとも大切でしょうか?
熱意は当然のごとく必要です。
その業種や付随する知識や経験も必要になります。
上記に含まれますが、法律やらITやら広告やら会計やら哲学やらももちろん必要でしょう…
正直、必要なことをあげたらキリがないです。どんどんめまぐるしく変わり続ける世の中ですよ。絶えず学び続けることがどんな業種の人々にも必要であることは言うまでもないと思います…
で…
もっともっと現実的なお話にしちゃいますね。
(先日、塾を開きたいという大学生の方にいただいたメールへのお返事でもあります)
世の中の人のためにやりたいと思うことは当たり前として、事業を興すもしくは継続させるにあたってもっとも大切なことは、固定費をどれだけ減らせることができるかにかかっているのではないでしょうか。
・固定費を限りなくゼロに近づける
費用には固定費と変動費とあるかと思いますが(数学でいうと定数と変数といったところでしょうか)、この固定費を極端な話、ゼロにできればあとは何とか生活できるだけの費用を貯金を崩して生活さえすれば、挑戦し続けることが可能になるわけです。
挑戦し続けることが可能になれば、当然限られた資金のなかでより多くのチャンスをものにすることができるのではないでしょうか。
わたしはそう思っています。
この考えに基づいて、私は4月から生活をちょーギリギリに切り詰める方向で覚悟しています。
ちょーギリギリと表現してもよくわかりませんよね…
どのくらいギリギリになるかと言うと…
もっともお金のかかる私自身の住む場所代を切り詰めまくってます。広さでいうとだいたい2畳+α程度でしょうか。寝るとこだけ。以上終了。
スペース的にはこれくらいしかありません。
大げさに思われる方もいるかもしれませんが、これは本当です。これが現実です。
アパートを新規に借りるだけの資金はないです。それであれば、他のものに投入して、より夢を実現させるために継続できるようにします…
そのために友人宅のカドのカドの出っ張った部分を借りさせていただくことになりました(応援してくれて本当にありがとう!感謝してます)。これで固定費としてかかる毎月の費用を極限まで抑えることができますよ…
ここまでやる必要がある???
あるんですよ。
私はあると思ってるからそうします。
世の中そんなに甘くはありません。
自分が本当にそれをやりたいと思うのであれば、究極的にでも切り詰める必要がある…
当たり前かもしれませんが、休みはないものと思ったほうが良いです。休みといっても色々な意味合いがありますが、少なくとも頭の休息時間はないと思ってくださいね。
どこにいようが何をしようが頭のなかは、常にそのことについて考え続けます。効率面を考えれば身体は休みを入れたほうが良いこともあるかもしれませんが、身体は休んでいても頭は常に戦闘モード、常には働かせる続ける必要があります。
色々なところにヒントが転がっているので、それらをヒントとして思うためにも絶えず考え続けることが必要になってきます。
でも…
これってある意味では当たり前ですよね…
プロってそういうもんじゃないでしょうか。
自分の心から思うことをやるためには当然だと思っています。
仮にもし自分のすべての時間とすべての人生をそこに注ぎたいと思えないのであれば、それはやめたほうがよいかもしれません。
今は日本も会社自体を作ることは簡単になりましたが、それら日本の政策に煽られて単なる被害者になりかねないと思うからです…
メールをいただいた方は異なるかと思いますが、単に社長と呼ばれたいとか、お金がほしいとか…それだけの理由だときっと長続きはしないような気がしますよ。。。
何はともあれ、自分でしっかり考えることが大切であることは言うまでもありません。人が言っているからそうするのではなくて自分の頭で考えたからそうする…ということが大事です。
世の中には色々な方がいるものでたとえば起業コンサルタントと名乗る方々もいらっしゃったりします(結果の出せないような半ば詐欺のような方も多いので人を見抜く力も必要ですよ。気をつけてくださいね)
わたしに言わせれば最初からそれらの方々に頼ってでしか行動できないのであれば、それはやめた方がいいんじゃないか?って思ってしまう…
そのくらいの意志しかないんだったら、継続なんてできないよ…
・自分がやりたいと思うことを実現するために今どんなことをしていますか?
・どんな計画でスタート地点に立とうとしていますか?
これらは自分で考えるんですよ。
人にやってもらうんじゃなくて自分でやるんですよ。
厳しいことを言っているかもしれませんが、それが現実ではないでしょうか。
理念や夢を語ることはとても楽しいです。
でも、それら"だけ"では実現できません。
また、それらを具体的なものに落とし込めば落とし込むほどたくさんの問題が出てきます。それらを解決できるのは自分しかいませんよ…
それらの問題解決をするためにも、私は次の発問を大切にしています。あなたはどうだろう??
・それは一瞬の疑いもなく本当にやりたいことですか?
この発問にきちんと答えられないと結局辛いことがあったときに、絶えられなくなってしまうように思っています…
p.s.
>何はともあれ、自分でしっかり考えることが大切であることは言うまでもありません。人が言っているからそうするのではなくて自分の頭で考えたからそうする…ということが大事です。
矛盾するようでありますが、上記のように言っているということは、ここに書いてあることに関しても同様のことが言えます。
ここに書いてあるからそうするのではなくて、自分でそう思うからそうしてくださいね!!
新しく自分で事業を興すもしくは継続させるにあたって何がもっとも大切でしょうか?
熱意は当然のごとく必要です。
その業種や付随する知識や経験も必要になります。
上記に含まれますが、法律やらITやら広告やら会計やら哲学やらももちろん必要でしょう…
正直、必要なことをあげたらキリがないです。どんどんめまぐるしく変わり続ける世の中ですよ。絶えず学び続けることがどんな業種の人々にも必要であることは言うまでもないと思います…
で…
もっともっと現実的なお話にしちゃいますね。
(先日、塾を開きたいという大学生の方にいただいたメールへのお返事でもあります)
世の中の人のためにやりたいと思うことは当たり前として、事業を興すもしくは継続させるにあたってもっとも大切なことは、固定費をどれだけ減らせることができるかにかかっているのではないでしょうか。
・固定費を限りなくゼロに近づける
費用には固定費と変動費とあるかと思いますが(数学でいうと定数と変数といったところでしょうか)、この固定費を極端な話、ゼロにできればあとは何とか生活できるだけの費用を貯金を崩して生活さえすれば、挑戦し続けることが可能になるわけです。
挑戦し続けることが可能になれば、当然限られた資金のなかでより多くのチャンスをものにすることができるのではないでしょうか。
わたしはそう思っています。
この考えに基づいて、私は4月から生活をちょーギリギリに切り詰める方向で覚悟しています。
ちょーギリギリと表現してもよくわかりませんよね…
どのくらいギリギリになるかと言うと…
もっともお金のかかる私自身の住む場所代を切り詰めまくってます。広さでいうとだいたい2畳+α程度でしょうか。寝るとこだけ。以上終了。
スペース的にはこれくらいしかありません。
大げさに思われる方もいるかもしれませんが、これは本当です。これが現実です。
アパートを新規に借りるだけの資金はないです。それであれば、他のものに投入して、より夢を実現させるために継続できるようにします…
そのために友人宅のカドのカドの出っ張った部分を借りさせていただくことになりました(応援してくれて本当にありがとう!感謝してます)。これで固定費としてかかる毎月の費用を極限まで抑えることができますよ…
ここまでやる必要がある???
あるんですよ。
私はあると思ってるからそうします。
世の中そんなに甘くはありません。
自分が本当にそれをやりたいと思うのであれば、究極的にでも切り詰める必要がある…
当たり前かもしれませんが、休みはないものと思ったほうが良いです。休みといっても色々な意味合いがありますが、少なくとも頭の休息時間はないと思ってくださいね。
どこにいようが何をしようが頭のなかは、常にそのことについて考え続けます。効率面を考えれば身体は休みを入れたほうが良いこともあるかもしれませんが、身体は休んでいても頭は常に戦闘モード、常には働かせる続ける必要があります。
色々なところにヒントが転がっているので、それらをヒントとして思うためにも絶えず考え続けることが必要になってきます。
でも…
これってある意味では当たり前ですよね…
プロってそういうもんじゃないでしょうか。
自分の心から思うことをやるためには当然だと思っています。
仮にもし自分のすべての時間とすべての人生をそこに注ぎたいと思えないのであれば、それはやめたほうがよいかもしれません。
今は日本も会社自体を作ることは簡単になりましたが、それら日本の政策に煽られて単なる被害者になりかねないと思うからです…
メールをいただいた方は異なるかと思いますが、単に社長と呼ばれたいとか、お金がほしいとか…それだけの理由だときっと長続きはしないような気がしますよ。。。
何はともあれ、自分でしっかり考えることが大切であることは言うまでもありません。人が言っているからそうするのではなくて自分の頭で考えたからそうする…ということが大事です。
世の中には色々な方がいるものでたとえば起業コンサルタントと名乗る方々もいらっしゃったりします(結果の出せないような半ば詐欺のような方も多いので人を見抜く力も必要ですよ。気をつけてくださいね)
わたしに言わせれば最初からそれらの方々に頼ってでしか行動できないのであれば、それはやめた方がいいんじゃないか?って思ってしまう…
そのくらいの意志しかないんだったら、継続なんてできないよ…
・自分がやりたいと思うことを実現するために今どんなことをしていますか?
・どんな計画でスタート地点に立とうとしていますか?
これらは自分で考えるんですよ。
人にやってもらうんじゃなくて自分でやるんですよ。
厳しいことを言っているかもしれませんが、それが現実ではないでしょうか。
理念や夢を語ることはとても楽しいです。
でも、それら"だけ"では実現できません。
また、それらを具体的なものに落とし込めば落とし込むほどたくさんの問題が出てきます。それらを解決できるのは自分しかいませんよ…
それらの問題解決をするためにも、私は次の発問を大切にしています。あなたはどうだろう??
・それは一瞬の疑いもなく本当にやりたいことですか?
この発問にきちんと答えられないと結局辛いことがあったときに、絶えられなくなってしまうように思っています…
p.s.
>何はともあれ、自分でしっかり考えることが大切であることは言うまでもありません。人が言っているからそうするのではなくて自分の頭で考えたからそうする…ということが大事です。
矛盾するようでありますが、上記のように言っているということは、ここに書いてあることに関しても同様のことが言えます。
ここに書いてあるからそうするのではなくて、自分でそう思うからそうしてくださいね!!
2008年03月24日
ビックさん、スンペイさん
メッセのお返事しますね☆
>ビックさん
大学院卒業。プレジデント掲載おめでとうございます。
購入させて頂きました。多少なりとも売り上げに貢献してきました。
また、新しい立場で様々なことをなさっていくでしょうが、斉藤さんにより良い環境が出来ますように祈っております。
プレジデントファミリーご購入していただいたんですね。
ありがとうございます。
色々な方々に考えていただくキッカケになりましたらこの上なくうれしく思っています。
>スンペイさん
斉藤さんのブログは3年近く前から拝見させていただいてます♪
ちょうど斉藤さんが教育実習に行かれた少し前からだったと思います。
それからちょくちょく拝見させていただき、刺激を受け、勉強させていただいている次第です。
私は昨年の3月まで、埼玉では大手塾の○○○○の中で最も在籍数の多い教室で、4年半ほど集団授業の講師をしておりました。
担当教科は主に数学で、成績を上げることにかけてはNo.1である自信があり、それなりの結果も残していたことから天狗になりかけていました。
そんな自分が天狗にならずにすんだのは斉藤さんのブログのおかげです!!
自分のレベルはたいしたことがなく、上には上がたくさんいることを知りました。
感謝感謝です☆
残念ながら面識はありませんが、私の考える理想に近い教育の実現に向けて、着々と前進している斉藤さんを心から尊敬しています!!(突然の告白すみません・笑)
ありがとうございます。
私自身も色々な方々から刺激をいただいております。
うまく行かないこともたくさんありますが、子供たちの能力向上に関してあくなき追求が続いております。
どこまでできるのかもわかりませんが、色々な方々のご期待に添えられるように日々挑戦し続けようと思っています。
これからもどうか見守っていただければうれしいです。
よろしくお願いいたします。
>ビックさん
大学院卒業。プレジデント掲載おめでとうございます。
購入させて頂きました。多少なりとも売り上げに貢献してきました。
また、新しい立場で様々なことをなさっていくでしょうが、斉藤さんにより良い環境が出来ますように祈っております。
プレジデントファミリーご購入していただいたんですね。
ありがとうございます。
色々な方々に考えていただくキッカケになりましたらこの上なくうれしく思っています。
>スンペイさん
斉藤さんのブログは3年近く前から拝見させていただいてます♪
ちょうど斉藤さんが教育実習に行かれた少し前からだったと思います。
それからちょくちょく拝見させていただき、刺激を受け、勉強させていただいている次第です。
私は昨年の3月まで、埼玉では大手塾の○○○○の中で最も在籍数の多い教室で、4年半ほど集団授業の講師をしておりました。
担当教科は主に数学で、成績を上げることにかけてはNo.1である自信があり、それなりの結果も残していたことから天狗になりかけていました。
そんな自分が天狗にならずにすんだのは斉藤さんのブログのおかげです!!
自分のレベルはたいしたことがなく、上には上がたくさんいることを知りました。
感謝感謝です☆
残念ながら面識はありませんが、私の考える理想に近い教育の実現に向けて、着々と前進している斉藤さんを心から尊敬しています!!(突然の告白すみません・笑)
ありがとうございます。
私自身も色々な方々から刺激をいただいております。
うまく行かないこともたくさんありますが、子供たちの能力向上に関してあくなき追求が続いております。
どこまでできるのかもわかりませんが、色々な方々のご期待に添えられるように日々挑戦し続けようと思っています。
これからもどうか見守っていただければうれしいです。
よろしくお願いいたします。
「鳥居みゆき」と握手した!?
ちょっと待った!!
家庭教師のグループのあるお方が「鳥居みゆき」と握手してたぞ。
まじでかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
うらやましすぎるっ・・・
しかも戦略的に握手するところがさすがですね・・・
いいなぁ〜
ホントにうらやましいぃ・・・
家庭教師のグループのあるお方が「鳥居みゆき」と握手してたぞ。
まじでかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
うらやましすぎるっ・・・
しかも戦略的に握手するところがさすがですね・・・
いいなぁ〜
ホントにうらやましいぃ・・・
活用力
大学院に来なかったら「活用力」という言葉すら用いて生活しなかったんだろうな・・・と感じる日々です。
うまく活用できる力がないと結局そのものの良さを活かすことができないよね・・・
数学を現実世界でどう活用するのかもそうだし、情報機器をどう活用するのかもそうだし。会社をどう活用するのかだって、学校をどう活用するのかだってそう。
活用できなきゃ意味がないというのはわたしの場合は意外と昔から頭のなかにあったような気もするけど、それを意識的にするためには言語レベルで「活用力」と名付ける必要がある・・・か。
と・・・ということではないのですが、このブログも色々と活用してたりします(^^;)
ブログを毎日書くようになってからずいぶんと人生が変わりました。色々な方々に共感していただいたり、声をかけていただけるようになったのもこのブログのお陰だったりします。
ありがとうございます。
これからも日々自分なりに努力して人生を生きたいと思います!!
えっと・・・
ブログ活用ということで、この度新しいコンセプトでブログを活用しはじめました☆
これまでたまに思い浮かんだアイデアなどをPCのメールアドレスに送信して記録していたのですが、それをやめます。
ブログ上にアップすることにしましたよ。
理由は簡単!!
PC向けに送ると、わざわざ件名をクリックしないと中身がみれないんだもん。ブログ上にアップしておけば、それを一気にみれるかな?と・・・
便利なもので、携帯メールからブログ上に一気にアップできるようになってるんですね。開発者の方々には頭が上がりませんよ。ありがとうございます。
というこで、アイデア集ブログを開設しました。
いつからでもどこからでもチェックできちゃいます☆
もちろん認証機能つけてますので、自分だけしかみれない・・・
続くかどうかはちょいとわかりませんが、これからもブログ活用していけるようにがんばりまーす☆
うまく活用できる力がないと結局そのものの良さを活かすことができないよね・・・
数学を現実世界でどう活用するのかもそうだし、情報機器をどう活用するのかもそうだし。会社をどう活用するのかだって、学校をどう活用するのかだってそう。
活用できなきゃ意味がないというのはわたしの場合は意外と昔から頭のなかにあったような気もするけど、それを意識的にするためには言語レベルで「活用力」と名付ける必要がある・・・か。
と・・・ということではないのですが、このブログも色々と活用してたりします(^^;)
ブログを毎日書くようになってからずいぶんと人生が変わりました。色々な方々に共感していただいたり、声をかけていただけるようになったのもこのブログのお陰だったりします。
ありがとうございます。
これからも日々自分なりに努力して人生を生きたいと思います!!
えっと・・・
ブログ活用ということで、この度新しいコンセプトでブログを活用しはじめました☆
これまでたまに思い浮かんだアイデアなどをPCのメールアドレスに送信して記録していたのですが、それをやめます。
ブログ上にアップすることにしましたよ。
理由は簡単!!
PC向けに送ると、わざわざ件名をクリックしないと中身がみれないんだもん。ブログ上にアップしておけば、それを一気にみれるかな?と・・・
便利なもので、携帯メールからブログ上に一気にアップできるようになってるんですね。開発者の方々には頭が上がりませんよ。ありがとうございます。
というこで、アイデア集ブログを開設しました。
いつからでもどこからでもチェックできちゃいます☆
もちろん認証機能つけてますので、自分だけしかみれない・・・
続くかどうかはちょいとわかりませんが、これからもブログ活用していけるようにがんばりまーす☆
2008年03月23日
一般書籍は何冊になったんだろ・・・
大学院の2年間で一般書籍がだいたい100冊近くになりました。
週に1冊くらいのペースでしょうか。
そんなもんかね。
もっとたくさん本を読みたいのはヤマヤマだけど、読むだけじゃしゃーないという現実もあるから。
何のために本を読むのかが大切でしょ?
本を読むことが目的になっちゃダメ。
本を読んでそこから実際に役立てなきゃだよ。
じゃないと単なる趣味が本読みの人と変わらなくなっちゃうもん。
最近、役立てるために本を読めてないような気がする。ある意味で同じような本をたくさん買ってるのって成長してない証拠なのかもしれません・・・
@読んで、A考えて、B活用する
3ステップを意識できるようにしなきゃだ。
週に1冊くらいのペースでしょうか。
そんなもんかね。
もっとたくさん本を読みたいのはヤマヤマだけど、読むだけじゃしゃーないという現実もあるから。
何のために本を読むのかが大切でしょ?
本を読むことが目的になっちゃダメ。
本を読んでそこから実際に役立てなきゃだよ。
じゃないと単なる趣味が本読みの人と変わらなくなっちゃうもん。
最近、役立てるために本を読めてないような気がする。ある意味で同じような本をたくさん買ってるのって成長してない証拠なのかもしれません・・・
@読んで、A考えて、B活用する
3ステップを意識できるようにしなきゃだ。
2008年03月22日
遅れられない状況・・・
ということで研究会もおわり・・・
22日:合格お祝い、研究室(個人)のお片付け
23日:アパートのお片付け、事務作業
24日:研究室(全体)のお片付け、レンタカーでお引っ越し、大学院での追いコン
25日:家庭教師、塾
26日:卒業式、追いコン
27日:アパート引き渡し、合格お祝い、そのまま空港へ・・・
そして・・・
数日だけの超短期ホームスティ開始
(快く受け入れていただきありがとうございます。)
帰国後に法人化。
時間に追われるよどこまでも・・・
予定つまりすぎじゃないか?
この予定をぬって法人化のための書類作成しなきゃだ。
そんでCMSの勉強もしなきゃ。
(CMSを3つ立ち上げる予定なので・・・)
さらにさらに・・・
塾関係の方数名にお声をかけていただいてるのと、場合によっては大学の理事の方ともお会いしなきゃ・・・、プロ家庭教師の方がご執筆される参考書のお話合いもあるぞー
うおっ・・・
遅れられない状況です(^^;)
大学院生も終わり。
やっとこさ本物?の社会人だ。
(自称"社会人マスター"も終わりですね!!どちらかというと研究室に就職?していたようなもんだから。もちろんお金はもらえない就職ね)
あっ・・・
来年度、大手予備校の高卒医学部コースの補助教員もやりますよ。
どっかの予備校の採用試験とかも受験してみようかなぁ・・・
22日:合格お祝い、研究室(個人)のお片付け
23日:アパートのお片付け、事務作業
24日:研究室(全体)のお片付け、レンタカーでお引っ越し、大学院での追いコン
25日:家庭教師、塾
26日:卒業式、追いコン
27日:アパート引き渡し、合格お祝い、そのまま空港へ・・・
そして・・・
数日だけの超短期ホームスティ開始
(快く受け入れていただきありがとうございます。)
帰国後に法人化。
時間に追われるよどこまでも・・・
予定つまりすぎじゃないか?
この予定をぬって法人化のための書類作成しなきゃだ。
そんでCMSの勉強もしなきゃ。
(CMSを3つ立ち上げる予定なので・・・)
さらにさらに・・・
塾関係の方数名にお声をかけていただいてるのと、場合によっては大学の理事の方ともお会いしなきゃ・・・、プロ家庭教師の方がご執筆される参考書のお話合いもあるぞー
うおっ・・・
遅れられない状況です(^^;)
大学院生も終わり。
やっとこさ本物?の社会人だ。
(自称"社会人マスター"も終わりですね!!どちらかというと研究室に就職?していたようなもんだから。もちろんお金はもらえない就職ね)
あっ・・・
来年度、大手予備校の高卒医学部コースの補助教員もやりますよ。
どっかの予備校の採用試験とかも受験してみようかなぁ・・・
2008年03月21日
東工大院生としての最後の・・・
もぅ3月21日ですよ!!
東工大院生としての活動はもぅ終わりですね・・・
でも・・・
こんな時期になぜに研究会??
ということで、パワポを調整せねばなりません。。。
どうやらわたしは社会人(起業人)としてスタートダッシュはできないようです。でもまぁ、大切なことは作業を淡々とやることではありませんから・・・
そもそも方向性がよくなかったらその作業そのものもやりなおしになっちゃうし・・・
一歩ずつ一歩ずつがんばります。
p.s.
でも、やっぱりこの時期に研究会って変じゃないですかね…。
教授の2年間みっちり指導の方針がここにも垣間見れる気がするのですが…(そういう指導設計にしているということです。)
みなさんはいかが思います???
東工大院生としての活動はもぅ終わりですね・・・
でも・・・
こんな時期になぜに研究会??
ということで、パワポを調整せねばなりません。。。
どうやらわたしは社会人(起業人)としてスタートダッシュはできないようです。でもまぁ、大切なことは作業を淡々とやることではありませんから・・・
そもそも方向性がよくなかったらその作業そのものもやりなおしになっちゃうし・・・
一歩ずつ一歩ずつがんばります。
p.s.
でも、やっぱりこの時期に研究会って変じゃないですかね…。
教授の2年間みっちり指導の方針がここにも垣間見れる気がするのですが…(そういう指導設計にしているということです。)
みなさんはいかが思います???
2008年03月20日
2008年03月18日
指導法を公開します☆
数学の先生になりたいと思ってどのくらい経つんだろう?
中学生の頃にお世話になった数学の先生が大好きでしかたなかった。あんな先生みたくなりたくてずーっと突っ走ってここまで来てしまった。
塾やら予備校やら家庭教師やら、そしてもっともっとさらなる高みを目指して大学院にまで来て「数学教育」やら「授業設計」やら「教師教育」やらまで垣間見て…
日々、いろんなことがあるけどずーっと変わらない自身のテーマ。
それが…
「真の教育とは何か?」
そしてそれをもっと具体的に表現したのが…
「もっと伸ばせるはずなのに…」
指導者さえ優れていればどんな状態にある子供だって、どんどん伸ばせる"はず"という信念のもと、指導法をずーっと模索し続けてきた。
今はそれらをほかの方々が参照し共有できる状態にするために定型化してます。もちろん私が考えてきた指導法を単に定型化するだけではなくて、すべての教師が自身の指導法を定型化することを意識しながら実際に生徒指導することで自身の指導力向上に努めることが大切だと思ってます。
ごく少数の一部の人間だけが指導法を考え、それをほかの大多数の人間が単に享受するのでなくて、指導する側の人間全員がアイデアを出し合って、刺激しあってさらなる高みへみなで成長していく…
そんな集団を目指してこれからもがんばります。
みなで共有している指導法の具体例をちょっとお見せしますね…(^^)/
○計算ミスに対する指導法
1、背景
数学において計算ミスをすることは、入試では致命的と言える。
計算ミスはできるだけしないことが望ましいが、
人間である以上は計算ミスしてしまうことも否めない。
また、計算ミスの指導に関しては、指導者が単に「気をつけないさい」と
口頭で言うだけで済ませてしまうケースが後を絶たず、
実際問題としてどう指導すれば計算ミスが減らすことができるのか
が明らかになっていない。
2、目的
a:計算ミスするものとして認識させる
b:計算ミスに気付くべきタイミングを教える
c:計算ミスした箇所を自分で見つける力の育成
3、方法
a:テスト中に見直しをさせる
そもそも計算ミスをしないものとして捉えること自体が間違いである。
計算ミスは必ずするものとして捉え、「テストの時間内に何問発見できるか?」と考え、
時間いっぱいまで見直す作業をすることが重要である。
できれば全問題を2回ずつ解きなおすことが望ましいが、そのためには、
テスト問題をできるだけ早く解くことが必要となる。
試験中に手が止まってしまうようであればあきらめるくらいに思っておく。
テストはあくまでもテストであって、その場で考えるものではない。
普段の学習では考える時間をたくさんとっても構わないが、
テスト中はひたすらアウトプットの時間と捉えることで時間を捻出し、
その分計算ミスを探す時間に費やす。
b:指導中に計算ミスをした場合はあえて言わない
たとえば文章題であれば、あきらかに少数や分数にならない場合がある。
生徒が計算ミスをして、のちのちに文章題との
整合性を考えた場合にミスに気付けることがあるが、
指導者がその場で指摘してしまってはその気付く機会を奪ってしまうことになる。
また、仮にそのまま少数・分数で答えを書いた場合は、整合性から気付くべきだった、
とすべての作業を終えてから指摘するべき。
その際に、どこで気付くべきだったか、気付くポイントを指導する。
c:計算ミスをできる限り自分の力で探させる
計算ミスをしてそのまま答えにしてしまうケースがある。
この場合、指導者が計算ミスをしている旨だけを指摘する。
どこが間違っているのかまで指摘してしまうと、結局自分で探す力がつかないので、
「間違っているよ」という情報だけを与える。
その後、一行一行自分で書いた式を吟味させることによって、
間違っている箇所を探させる。
仮に見つからない場合は、「この変形は大丈夫?じゃあ、ここは?」といった具合に、
一変形ずつ発問を繰り返す。
この場合の注意点としては、間違っている箇所を悟られないように、
注意しながら発問をする。
この発問の意図は、いずれは自分で一行ずつ確認できるようになるためである。
指導者がどこが間違っているのかを指摘してしまうことはとても簡単だが、
あくまでも上記の発問を丁寧にしていくことによって、
自分で探すことができる力を育成することが狙いである。
4、コメント(注意事項など)
当然、上記の指導がすべてではありません。
随時、自分なりの指導法を確立していきます。
何かご質問などございましたら、
何なりとお申し付けください。
○リスニング力向上のための指導法
1、背景
センター試験や一部私大でリスニング試験があるが、
文法問題や長文問題の陰に隠れて対策があまりなされていない。
しかし、リスニングはリーディング能力のアップにもつながるので必要だと思う。
2、目的
リスニング力を伸ばし、リーディング力の向上と相互効果を計ること
3、方法
音声(CDやカセット)付のテキストを用意する。
このとき、用意するテキストのレベルは練習方法によって異なる
難易度はあくまでも私の主観的なものです。
☆1つ:英語が全般的に苦手(偏差値〜50)
☆2つ:リーディングはある程度できるがリスニングになるとできなくなる(偏差値50〜60)
☆3つ:リーディングで語彙がわかれば的確な訳ができる(偏差値60以上)
☆4つ:全般的にできて、さらに英語の力を上げたい方
@オーバーラッピング(難易度☆)
用意するテキスト:自分のリーディングレベルより1段階下の教材
*ここでいうリーディングのレベルとは『英検の級』を目安にしてみてください。
4級の生徒なら5級レベル、2級なら準2か3級ということです。
なぜかというと、自分のレベルの級やそれ以上だと、
わからない語彙が多く出てきて、モチベーションが下がる原因になるからです。
リスニング学習はかなりの集中力が必要になるので、レベルは少し軽めのほうがいいのです。
オーバーラッピングは、テキストを見ながら音声にあわせて発音をする練習です。
1度テキスト全体に目を通し、声にだして発音しておいてください。
意味が気になる方は意味を把握した上で取り掛かってください。
この練習で大事なのは『音声のまねをする』ということです。
音声をまねることで、正しい発音をインプットしていきます。
リスニングの音声に自分の声を近づけることで、英語の発音に慣れてもらうためです。
もうひとつ大事なこととしては、この練習中は『英文の意味を気にしない』というところです。
意味を気にしすぎてしまう人が多いように感じますが、ここでは『音に慣れること』が大切になってくるのです。
上で述べましたが、意味が気になるなら先に把握してかまいません。
Aディクテーション(難易度☆☆〜☆☆☆)
用意するテキスト:自分のリーディングレベルより1段階下、慣れてきたら同程度のテキスト
ディクテーションは聞き取った音声を紙に書いていく練習です。
この練習を通じて学んでほしいことは、
・単語を正しく聞き取る力を養う
・聞き取った単語を正しくつづる練習
練習の過程として、
1.全体を一回聞き、テキストの意味を考える
2.意味の塊(句・節・文)ごとに音声を止め、聞き取ったものを書く
3.一通り終わったら、書いたものを見直して、「文法的におかしいところ」を訂正する
4.テキストを見て、間違えを訂正する
5.もう一度音声を聞く、このとき聞き取れなかったところ、つづりミスをしたところを特に注意して聞く
Bサイトトランスレーション(難易度☆☆☆☆)
用意するテキスト:自分のリーディングレベルより、1か2段階下のテキスト
サイトトランスレーションは、ディクテーションのように、意味の塊ごとに音声
をとめ、それをその場で訳していきます。
(実際のサイトトランスレーションは音声を止めずに聞こえてきたものを頭から訳していく練習です)
ディクテーションと違うところは、『意味を大切にする(的確に捉える)』という点になります。
このあたりから、リーディングとの相互効果が出てきます。
リーディングの際、文全体に目を通して、主語を確認して、文型を確認して、修飾語をつなげて訳をだす、
という風に、英文和訳などの際はこのように細かくやればいいですが、速読を行う際は、英文を頭から理解していくのが最速の方法ですよね?
たとえば、
I saw a man walking along the river with his dogs.
という文があったときに、訳は
「私は、川沿いを犬たちと歩いている男性をみかけた」となり、
この通りに単語を並べ替えると、
I / along the river / with his dogs / waking /a man / saw
となり、英文を右往左往して正しい訳にしますが、
この文を頭から、
「私は/ 見た/ ある男性を / 歩いている / 川沿いに / 犬と」
と訳したときに、意味がとれなくはないですよね?
速読は英文を見て、このように頭から情報を得て、整理することで理解できているはずです。
ようは、サイトトランスレーションではこれを「視覚的」ではなく「聴覚的」に行う練習をするということです。
ただし、これは速読が出来るレベルになってからやるべき練習ということを付け加えておきます。
Cシャドーイング(難易度☆☆〜☆☆☆☆)
用意するテキスト:自分のリーディングレベルより1〜2段階下、慣れてきたら同程度のテキスト
シャドーイングは聞きとった英語のすぐ後について声を出し、影のようについて
いく練習のことです。
聞き取った英語をすぐに口に出し続けなくてはならないので、聞き取った音の意
味を瞬時に把握するトレーニングになる。
初級者向けには、すでに理解したテキストを使い、リピーティングの一環として行い、
発音、イントネーションを出来るだけ真似、英語のスピードになれるよう心がける。
*所要時間について
リスニングの割合については、毎日10〜15分程度でよいと思います。
毎日15分やったとして、1週間で105分(1時間45分)。
これを1日でやるのと毎日やるのでは、毎日やるほうが効果が出ます。
また、リスニングをするときかなり集中力がいるので、これくらいでちょうどいいのです。
4、コメント(注意事項など)
上記にあげた方法は、練習方法であり、各生徒に向き不向きがあると思います。
また、それぞれの練習法にあったテキストを探すのも難しいと思うので、
僕は「NHKラジオの英会話」を毎日やることをお勧めします。
というのは、番組のレベルが中1レベルからビジネスレベルまで幅広くあり、
かつ時間も毎日15分〜20分という長さで、毎日やるにはちょうどよい長さだからです。
番組の構成が半期、または一年単位で変わってくるので、
今期は初級で次は中級という風に、慣れてきたら難易度を変えることもできます。
また、上記であげた練習方法も数多く取り入れているので、効果的だと思います。
○作文が苦手な子に対する指導法
■都立作文
都立入試国語には、大問の4に、その文章の内容に関する200字程度の作文がある。
これは
・生徒の文章表現力をみる
・作文用紙の使い方、言葉遣い
・文章の内容が理解できているか
・自分の意見や体験が述べられるか。
などを見ていると考えられる。
作文の採点基準は各校に任せられているので、一概には言えないが、例えば点数が並んだ時、作文の内容の優劣で判断することも考えられる。また、上位校では、その字数を増やす(200字〜300字程度)傾向にあり(立川など)、上記のような際の判断として使っている可能性もある。このように都立入試においては、作文の持つ意義は重要になってきている。
■対象とされる生徒
この作文での配点は10点であるが、何の対策もしないまま試験に向かう子も見られるし、そのような状況に対して何の対策も行わない学校すらある。
ここでは、極めて国語が苦手な生徒、特に「作文」と聞くだけで、固まってしまい一行も書けなくなる生徒を対象にして、その生徒が当日最低でも5点は取れるようにする方法を提示する。
作文が極めて苦手な生徒は、そのほとんどが国語自体が苦手な生徒と考えられる。故に、彼等の読解力にも留意した指導が望まれる。そして、試験においては「白紙」で出したり、文章とは関係のないことを半分くらい書いて提出することが多い。
ここでの「作文が極めて苦手な子」は、模試の偏差値で言えば40から50の間を行き来する子か、またはそれ以下の子を想定している。
このような生徒に対して、私は「試験では絶対5点は取ろう、必ず取れるようにさせるから」と声をかけ、指導をおなっていく。
■指導方法
指導方法としては以下の三つの手順をたどる。
1. 作文の目的を確認する
2. 型の提示
3. 型に添った演習
1.作文の目的を確認する
・自分の考え、意見が述べられること
・また、採点者に自分の意見を「納得」してもらうこと
・そのためには、そういえる理由が必要であること
・文章が読めているということをアピールすること
・8割以上の字数を書くこと
これらを丁寧に説明し、理解してもらう。
2. 型の提示
これらの目的を説明して、「さぁ書いてみようか」といったところで、作文が極めて苦手な生徒はほとんど書くことはできないだろう。
そこで、こちらで「これに機械的に当てはめれば書ける」という型を用意する。
それは以下のようなものである。
@筆者はこの文章で〜と言っています。※
A私はこれに賛成です。
Bなぜなら〜だからです。
C私(私達は)〜していくべきだと思います。
※「〜」は本文の引用であり、同時にその文章おける筆者の最も言いたいことである。
生徒には「筆者が一番言いたいことを、〜に当てはめるんだよ」と言う。これは通常の授業の訓練において、筆者の意図を考える訓練と並行して行っていく。
その中では特に、「〜すべきだ」、「〜だと思う」などの筆者の意見を表す表現を意識させていく。
しかし、どうしても分からない場合は、最終手段として「本文の最後、もしくは最初」で手ごろなところを〜に当てはめるように言う。
これはあくまでも最終手段であり、試験の直前までは提示しないことが望ましい。
この型は、都立大問4が論説文であり、社会や人々に対する提言を含む内容になっているという推測に基づいている。
ここ10年ほどの過去問を確認する限り、おおよそこれに当てはまる。
また、採点基準は各高校に委ねられるが、仮に大手進学塾や全国規模の模試採点基準を採用すれば
・字数(2/2)
・原稿用紙、誤字脱字(2/2)
・内容(2/2)
・表現力(2/2)
・本文の内容に適しているか(2/2)
計:10/10点
以上の基準からから
・字数(2/2)
→他に引用によって、字数が確保でき、字数による点数が取れる。
・原稿用紙、誤字脱字(1~2/2)
→実際の指導の際は、原稿用紙に先ほどの型を書き入れ、
・内容(1/2)か本文の内容に適しているか(1/2)
で5点を確保することができる。
3. 型に添った演習
上記の型に沿って、演習を進める。作文、国語が極めて苦手な子は、最初は引用すらうまくできない。ましてや、理由を考えることは困難である。
しかし、「〜(筆者の言いたいこと)」を一緒に考え、型に当てはめていくと、機械的であるが、とりあえず200字書くことができるようになる。
この「とりあえず200字書くことができた」という実感を持たせてあげることも、作文、国語が極めて苦手な子にとっては大切なものである。
また、型に添った作文演習の中で、論説文を読むことで、筆者の主張を意識しながら読ませることができる。
この型による演習は、読解力の強化も期待できる。
しかし、ここ数年の都立の作文は、「自分の体験に基づいたスピーチの原稿を作る」という形の問いになっている。
型のB(理由)を自身の体験から述べられるように指導していく。
もし、自身の体験がつむぎ出せず、Bをそのまま理由の形で書いたとしても、先ほどの採点基準に照らし合わせて5点は見込めると考えている。
型に沿って作文が書けるようになったら、次第に型を崩すような指導をしていく。
■さいごに
これは、塾にいるとき、模試で作文を白紙で書いて出す子があまりにも多い、という現状を見て考えた方法です。
たしかに高得点は望めませんが、何も書かないで0点によりは良いということです。
このような指導方法を通して、どのような生徒も何とか200字は書けるようになります。
また、この型を通してステップアップしていく子も見られます。
論説文の読解指導の中で、行っていくとよいと思います。
定型化するのはほんとに難しいけど、それを意識していくことでどんな指導を行っているのかが明確になっていきます。
わたしは指導者には大きく2つの力が必要ではないかと思っています。
・状況を把握する力
・状況にあった指導法を適用する力
グループで行っている研修(上記は"指導法ゼミ"の一部です。全3種類あります。家庭教師グループでは家庭教師間の関係性を大切にしていて随時質問することもできます(^^)/)は、この2つのうちの後者のなかの後半部分の育成に役立てています。
状況にあった指導法を適用するためには、まず、指導法をいくつも持ち合わせていなければいけません。そのきっかけをあたえるのがこの研修の目的です。(実際の生徒指導では、それら指導法のなかから、どれを適用するのかを考え、選択し、適用できる必要があります…)
より良い家庭教師グループになるように、これからもがんばっていきます☆
中学生の頃にお世話になった数学の先生が大好きでしかたなかった。あんな先生みたくなりたくてずーっと突っ走ってここまで来てしまった。
塾やら予備校やら家庭教師やら、そしてもっともっとさらなる高みを目指して大学院にまで来て「数学教育」やら「授業設計」やら「教師教育」やらまで垣間見て…
日々、いろんなことがあるけどずーっと変わらない自身のテーマ。
それが…
「真の教育とは何か?」
そしてそれをもっと具体的に表現したのが…
「もっと伸ばせるはずなのに…」
指導者さえ優れていればどんな状態にある子供だって、どんどん伸ばせる"はず"という信念のもと、指導法をずーっと模索し続けてきた。
今はそれらをほかの方々が参照し共有できる状態にするために定型化してます。もちろん私が考えてきた指導法を単に定型化するだけではなくて、すべての教師が自身の指導法を定型化することを意識しながら実際に生徒指導することで自身の指導力向上に努めることが大切だと思ってます。
ごく少数の一部の人間だけが指導法を考え、それをほかの大多数の人間が単に享受するのでなくて、指導する側の人間全員がアイデアを出し合って、刺激しあってさらなる高みへみなで成長していく…
そんな集団を目指してこれからもがんばります。
みなで共有している指導法の具体例をちょっとお見せしますね…(^^)/
○計算ミスに対する指導法
1、背景
数学において計算ミスをすることは、入試では致命的と言える。
計算ミスはできるだけしないことが望ましいが、
人間である以上は計算ミスしてしまうことも否めない。
また、計算ミスの指導に関しては、指導者が単に「気をつけないさい」と
口頭で言うだけで済ませてしまうケースが後を絶たず、
実際問題としてどう指導すれば計算ミスが減らすことができるのか
が明らかになっていない。
2、目的
a:計算ミスするものとして認識させる
b:計算ミスに気付くべきタイミングを教える
c:計算ミスした箇所を自分で見つける力の育成
3、方法
a:テスト中に見直しをさせる
そもそも計算ミスをしないものとして捉えること自体が間違いである。
計算ミスは必ずするものとして捉え、「テストの時間内に何問発見できるか?」と考え、
時間いっぱいまで見直す作業をすることが重要である。
できれば全問題を2回ずつ解きなおすことが望ましいが、そのためには、
テスト問題をできるだけ早く解くことが必要となる。
試験中に手が止まってしまうようであればあきらめるくらいに思っておく。
テストはあくまでもテストであって、その場で考えるものではない。
普段の学習では考える時間をたくさんとっても構わないが、
テスト中はひたすらアウトプットの時間と捉えることで時間を捻出し、
その分計算ミスを探す時間に費やす。
b:指導中に計算ミスをした場合はあえて言わない
たとえば文章題であれば、あきらかに少数や分数にならない場合がある。
生徒が計算ミスをして、のちのちに文章題との
整合性を考えた場合にミスに気付けることがあるが、
指導者がその場で指摘してしまってはその気付く機会を奪ってしまうことになる。
また、仮にそのまま少数・分数で答えを書いた場合は、整合性から気付くべきだった、
とすべての作業を終えてから指摘するべき。
その際に、どこで気付くべきだったか、気付くポイントを指導する。
c:計算ミスをできる限り自分の力で探させる
計算ミスをしてそのまま答えにしてしまうケースがある。
この場合、指導者が計算ミスをしている旨だけを指摘する。
どこが間違っているのかまで指摘してしまうと、結局自分で探す力がつかないので、
「間違っているよ」という情報だけを与える。
その後、一行一行自分で書いた式を吟味させることによって、
間違っている箇所を探させる。
仮に見つからない場合は、「この変形は大丈夫?じゃあ、ここは?」といった具合に、
一変形ずつ発問を繰り返す。
この場合の注意点としては、間違っている箇所を悟られないように、
注意しながら発問をする。
この発問の意図は、いずれは自分で一行ずつ確認できるようになるためである。
指導者がどこが間違っているのかを指摘してしまうことはとても簡単だが、
あくまでも上記の発問を丁寧にしていくことによって、
自分で探すことができる力を育成することが狙いである。
4、コメント(注意事項など)
当然、上記の指導がすべてではありません。
随時、自分なりの指導法を確立していきます。
何かご質問などございましたら、
何なりとお申し付けください。
○リスニング力向上のための指導法
1、背景
センター試験や一部私大でリスニング試験があるが、
文法問題や長文問題の陰に隠れて対策があまりなされていない。
しかし、リスニングはリーディング能力のアップにもつながるので必要だと思う。
2、目的
リスニング力を伸ばし、リーディング力の向上と相互効果を計ること
3、方法
音声(CDやカセット)付のテキストを用意する。
このとき、用意するテキストのレベルは練習方法によって異なる
難易度はあくまでも私の主観的なものです。
☆1つ:英語が全般的に苦手(偏差値〜50)
☆2つ:リーディングはある程度できるがリスニングになるとできなくなる(偏差値50〜60)
☆3つ:リーディングで語彙がわかれば的確な訳ができる(偏差値60以上)
☆4つ:全般的にできて、さらに英語の力を上げたい方
@オーバーラッピング(難易度☆)
用意するテキスト:自分のリーディングレベルより1段階下の教材
*ここでいうリーディングのレベルとは『英検の級』を目安にしてみてください。
4級の生徒なら5級レベル、2級なら準2か3級ということです。
なぜかというと、自分のレベルの級やそれ以上だと、
わからない語彙が多く出てきて、モチベーションが下がる原因になるからです。
リスニング学習はかなりの集中力が必要になるので、レベルは少し軽めのほうがいいのです。
オーバーラッピングは、テキストを見ながら音声にあわせて発音をする練習です。
1度テキスト全体に目を通し、声にだして発音しておいてください。
意味が気になる方は意味を把握した上で取り掛かってください。
この練習で大事なのは『音声のまねをする』ということです。
音声をまねることで、正しい発音をインプットしていきます。
リスニングの音声に自分の声を近づけることで、英語の発音に慣れてもらうためです。
もうひとつ大事なこととしては、この練習中は『英文の意味を気にしない』というところです。
意味を気にしすぎてしまう人が多いように感じますが、ここでは『音に慣れること』が大切になってくるのです。
上で述べましたが、意味が気になるなら先に把握してかまいません。
Aディクテーション(難易度☆☆〜☆☆☆)
用意するテキスト:自分のリーディングレベルより1段階下、慣れてきたら同程度のテキスト
ディクテーションは聞き取った音声を紙に書いていく練習です。
この練習を通じて学んでほしいことは、
・単語を正しく聞き取る力を養う
・聞き取った単語を正しくつづる練習
練習の過程として、
1.全体を一回聞き、テキストの意味を考える
2.意味の塊(句・節・文)ごとに音声を止め、聞き取ったものを書く
3.一通り終わったら、書いたものを見直して、「文法的におかしいところ」を訂正する
4.テキストを見て、間違えを訂正する
5.もう一度音声を聞く、このとき聞き取れなかったところ、つづりミスをしたところを特に注意して聞く
Bサイトトランスレーション(難易度☆☆☆☆)
用意するテキスト:自分のリーディングレベルより、1か2段階下のテキスト
サイトトランスレーションは、ディクテーションのように、意味の塊ごとに音声
をとめ、それをその場で訳していきます。
(実際のサイトトランスレーションは音声を止めずに聞こえてきたものを頭から訳していく練習です)
ディクテーションと違うところは、『意味を大切にする(的確に捉える)』という点になります。
このあたりから、リーディングとの相互効果が出てきます。
リーディングの際、文全体に目を通して、主語を確認して、文型を確認して、修飾語をつなげて訳をだす、
という風に、英文和訳などの際はこのように細かくやればいいですが、速読を行う際は、英文を頭から理解していくのが最速の方法ですよね?
たとえば、
I saw a man walking along the river with his dogs.
という文があったときに、訳は
「私は、川沿いを犬たちと歩いている男性をみかけた」となり、
この通りに単語を並べ替えると、
I / along the river / with his dogs / waking /a man / saw
となり、英文を右往左往して正しい訳にしますが、
この文を頭から、
「私は/ 見た/ ある男性を / 歩いている / 川沿いに / 犬と」
と訳したときに、意味がとれなくはないですよね?
速読は英文を見て、このように頭から情報を得て、整理することで理解できているはずです。
ようは、サイトトランスレーションではこれを「視覚的」ではなく「聴覚的」に行う練習をするということです。
ただし、これは速読が出来るレベルになってからやるべき練習ということを付け加えておきます。
Cシャドーイング(難易度☆☆〜☆☆☆☆)
用意するテキスト:自分のリーディングレベルより1〜2段階下、慣れてきたら同程度のテキスト
シャドーイングは聞きとった英語のすぐ後について声を出し、影のようについて
いく練習のことです。
聞き取った英語をすぐに口に出し続けなくてはならないので、聞き取った音の意
味を瞬時に把握するトレーニングになる。
初級者向けには、すでに理解したテキストを使い、リピーティングの一環として行い、
発音、イントネーションを出来るだけ真似、英語のスピードになれるよう心がける。
*所要時間について
リスニングの割合については、毎日10〜15分程度でよいと思います。
毎日15分やったとして、1週間で105分(1時間45分)。
これを1日でやるのと毎日やるのでは、毎日やるほうが効果が出ます。
また、リスニングをするときかなり集中力がいるので、これくらいでちょうどいいのです。
4、コメント(注意事項など)
上記にあげた方法は、練習方法であり、各生徒に向き不向きがあると思います。
また、それぞれの練習法にあったテキストを探すのも難しいと思うので、
僕は「NHKラジオの英会話」を毎日やることをお勧めします。
というのは、番組のレベルが中1レベルからビジネスレベルまで幅広くあり、
かつ時間も毎日15分〜20分という長さで、毎日やるにはちょうどよい長さだからです。
番組の構成が半期、または一年単位で変わってくるので、
今期は初級で次は中級という風に、慣れてきたら難易度を変えることもできます。
また、上記であげた練習方法も数多く取り入れているので、効果的だと思います。
○作文が苦手な子に対する指導法
■都立作文
都立入試国語には、大問の4に、その文章の内容に関する200字程度の作文がある。
これは
・生徒の文章表現力をみる
・作文用紙の使い方、言葉遣い
・文章の内容が理解できているか
・自分の意見や体験が述べられるか。
などを見ていると考えられる。
作文の採点基準は各校に任せられているので、一概には言えないが、例えば点数が並んだ時、作文の内容の優劣で判断することも考えられる。また、上位校では、その字数を増やす(200字〜300字程度)傾向にあり(立川など)、上記のような際の判断として使っている可能性もある。このように都立入試においては、作文の持つ意義は重要になってきている。
■対象とされる生徒
この作文での配点は10点であるが、何の対策もしないまま試験に向かう子も見られるし、そのような状況に対して何の対策も行わない学校すらある。
ここでは、極めて国語が苦手な生徒、特に「作文」と聞くだけで、固まってしまい一行も書けなくなる生徒を対象にして、その生徒が当日最低でも5点は取れるようにする方法を提示する。
作文が極めて苦手な生徒は、そのほとんどが国語自体が苦手な生徒と考えられる。故に、彼等の読解力にも留意した指導が望まれる。そして、試験においては「白紙」で出したり、文章とは関係のないことを半分くらい書いて提出することが多い。
ここでの「作文が極めて苦手な子」は、模試の偏差値で言えば40から50の間を行き来する子か、またはそれ以下の子を想定している。
このような生徒に対して、私は「試験では絶対5点は取ろう、必ず取れるようにさせるから」と声をかけ、指導をおなっていく。
■指導方法
指導方法としては以下の三つの手順をたどる。
1. 作文の目的を確認する
2. 型の提示
3. 型に添った演習
1.作文の目的を確認する
・自分の考え、意見が述べられること
・また、採点者に自分の意見を「納得」してもらうこと
・そのためには、そういえる理由が必要であること
・文章が読めているということをアピールすること
・8割以上の字数を書くこと
これらを丁寧に説明し、理解してもらう。
2. 型の提示
これらの目的を説明して、「さぁ書いてみようか」といったところで、作文が極めて苦手な生徒はほとんど書くことはできないだろう。
そこで、こちらで「これに機械的に当てはめれば書ける」という型を用意する。
それは以下のようなものである。
@筆者はこの文章で〜と言っています。※
A私はこれに賛成です。
Bなぜなら〜だからです。
C私(私達は)〜していくべきだと思います。
※「〜」は本文の引用であり、同時にその文章おける筆者の最も言いたいことである。
生徒には「筆者が一番言いたいことを、〜に当てはめるんだよ」と言う。これは通常の授業の訓練において、筆者の意図を考える訓練と並行して行っていく。
その中では特に、「〜すべきだ」、「〜だと思う」などの筆者の意見を表す表現を意識させていく。
しかし、どうしても分からない場合は、最終手段として「本文の最後、もしくは最初」で手ごろなところを〜に当てはめるように言う。
これはあくまでも最終手段であり、試験の直前までは提示しないことが望ましい。
この型は、都立大問4が論説文であり、社会や人々に対する提言を含む内容になっているという推測に基づいている。
ここ10年ほどの過去問を確認する限り、おおよそこれに当てはまる。
また、採点基準は各高校に委ねられるが、仮に大手進学塾や全国規模の模試採点基準を採用すれば
・字数(2/2)
・原稿用紙、誤字脱字(2/2)
・内容(2/2)
・表現力(2/2)
・本文の内容に適しているか(2/2)
計:10/10点
以上の基準からから
・字数(2/2)
→他に引用によって、字数が確保でき、字数による点数が取れる。
・原稿用紙、誤字脱字(1~2/2)
→実際の指導の際は、原稿用紙に先ほどの型を書き入れ、
・内容(1/2)か本文の内容に適しているか(1/2)
で5点を確保することができる。
3. 型に添った演習
上記の型に沿って、演習を進める。作文、国語が極めて苦手な子は、最初は引用すらうまくできない。ましてや、理由を考えることは困難である。
しかし、「〜(筆者の言いたいこと)」を一緒に考え、型に当てはめていくと、機械的であるが、とりあえず200字書くことができるようになる。
この「とりあえず200字書くことができた」という実感を持たせてあげることも、作文、国語が極めて苦手な子にとっては大切なものである。
また、型に添った作文演習の中で、論説文を読むことで、筆者の主張を意識しながら読ませることができる。
この型による演習は、読解力の強化も期待できる。
しかし、ここ数年の都立の作文は、「自分の体験に基づいたスピーチの原稿を作る」という形の問いになっている。
型のB(理由)を自身の体験から述べられるように指導していく。
もし、自身の体験がつむぎ出せず、Bをそのまま理由の形で書いたとしても、先ほどの採点基準に照らし合わせて5点は見込めると考えている。
型に沿って作文が書けるようになったら、次第に型を崩すような指導をしていく。
■さいごに
これは、塾にいるとき、模試で作文を白紙で書いて出す子があまりにも多い、という現状を見て考えた方法です。
たしかに高得点は望めませんが、何も書かないで0点によりは良いということです。
このような指導方法を通して、どのような生徒も何とか200字は書けるようになります。
また、この型を通してステップアップしていく子も見られます。
論説文の読解指導の中で、行っていくとよいと思います。
定型化するのはほんとに難しいけど、それを意識していくことでどんな指導を行っているのかが明確になっていきます。
わたしは指導者には大きく2つの力が必要ではないかと思っています。
・状況を把握する力
・状況にあった指導法を適用する力
グループで行っている研修(上記は"指導法ゼミ"の一部です。全3種類あります。家庭教師グループでは家庭教師間の関係性を大切にしていて随時質問することもできます(^^)/)は、この2つのうちの後者のなかの後半部分の育成に役立てています。
状況にあった指導法を適用するためには、まず、指導法をいくつも持ち合わせていなければいけません。そのきっかけをあたえるのがこの研修の目的です。(実際の生徒指導では、それら指導法のなかから、どれを適用するのかを考え、選択し、適用できる必要があります…)
より良い家庭教師グループになるように、これからもがんばっていきます☆
2008年03月17日
CMや広告に出てるプロ家庭教師
昨日、ケータリングを実施いたしました!!
いろいろな方々にお会いできてうれしかったです☆
これまでは基本は1対1での語り合いがメインだったのですが、今回はちょっと趣向を変えてグループで実施してみましたよー(^^)/
みなさん個性的な方々ばかりで楽しかったです。
それぞれの方々へ一言ずつ・・・(順番は関係ないよ)
・灘校の新任先生へ
同じ数学教育でも灘での数学教育はまた違った世界なんでしょうね。今度は灘での実際の指導経験を踏まえてお話聞かせてください(^^)/
・東急電鉄のキャッチコピーを考えた方へ
キャッチコピーを考える際の考える手順がさすがだなぁと思いましたよ。「キャッチコピーで人をしあわせにする」というのは究極的すぎます。またお話しましょう〜☆
・りょうとさんへ
お久しぶりでしたー☆1年間で会話の内容がビジネスマンって印象に変わっていましたね。さすがです。またランチでもご一緒にしましょうー
・ケータリングアーティストさんへ
お料理おいしかったです。そしてそのまま参加させちゃってごめんなさいでした。食育については、私はめちゃくちゃやばいかも!?全く知識も意識もしてないのです・・・。勉強しなきゃかなぁ。またまた☆
・KDDIに勤める家庭教師グループOBさんへ
家庭教師グループとして運営しはじめてからの第一号の先生であり、高校時代からの友人です。また色々と相談するよー
・日本生命に勤める家庭教師グループOBさんへ
久しぶりに会いましたー!!忙しそうだけど、相変わらずのその関西弁ほんと好きです☆
・心理出身の先生へ
山梨からわざわざ来ていただいてありがとうございました!!そして場所間違えてごめんなさい・・・(^^;)予備校の先生がんばってね☆
・グループで一緒にがんばってる先生へ
これからもよろしくねん☆このグループはみんながあってこそのグループだから。辛いこともたくさんあるけどがんばりましょ。
・英語の予備校の先生へ
お久しぶりでした〜☆法科大学院もがんばってくださいね!!司法試験はほんと大変だよね・・・(^^;)
・プロ家庭教師の方へ
書籍化ほんとに大変ですよね(^^;)お手伝いできそうなことがあればまたご連絡くださいー☆まじめに1ヶ月で仕上げるのは至難の業だ・・・
そしてそして、場所を提供してくださったゆかしネットワークスさまには本当に感謝いたします。
ケータリングのあと、偏差値30近く上昇した生徒の保護者さまから合格のお祝いにと、ご紹介された西麻布のお店へ皆さまをご紹介しました。
そこでまた教育議論をしていたのですが・・・
びっくりなことが発覚!!
プロ家庭教師の方はわたしも目にしたことのあるトライのプロ家庭教師としてCMに出ていらっしゃる方でした(^^)/
ちなみに明日発売の「プレジデントファミリー」の広告にも掲載されていますよ。
まじめに気づかなかった・・・
うれしいことに半年くらい前からブログを見ていただいていたようです。ありがとうございます。
こうやって色々な方々とお話できる機会に恵まれるのも、ブログを書き続けているからですね☆
最近は怒られることばっかりの私ですが(これも何かをしなければ怒られることもないわけで・・・と前向きに捉えて)、これからも困難なものに挑戦していきますー☆
p.s.
明日発売の「プレジデントファミリー」でおそらくもっとも引用数の多いアテナの宮本さんがブログでご紹介してくださいました!!
いろいろな方々にお会いできてうれしかったです☆
これまでは基本は1対1での語り合いがメインだったのですが、今回はちょっと趣向を変えてグループで実施してみましたよー(^^)/
みなさん個性的な方々ばかりで楽しかったです。
それぞれの方々へ一言ずつ・・・(順番は関係ないよ)
・灘校の新任先生へ
同じ数学教育でも灘での数学教育はまた違った世界なんでしょうね。今度は灘での実際の指導経験を踏まえてお話聞かせてください(^^)/
・東急電鉄のキャッチコピーを考えた方へ
キャッチコピーを考える際の考える手順がさすがだなぁと思いましたよ。「キャッチコピーで人をしあわせにする」というのは究極的すぎます。またお話しましょう〜☆
・りょうとさんへ
お久しぶりでしたー☆1年間で会話の内容がビジネスマンって印象に変わっていましたね。さすがです。またランチでもご一緒にしましょうー
・ケータリングアーティストさんへ
お料理おいしかったです。そしてそのまま参加させちゃってごめんなさいでした。食育については、私はめちゃくちゃやばいかも!?全く知識も意識もしてないのです・・・。勉強しなきゃかなぁ。またまた☆
・KDDIに勤める家庭教師グループOBさんへ
家庭教師グループとして運営しはじめてからの第一号の先生であり、高校時代からの友人です。また色々と相談するよー
・日本生命に勤める家庭教師グループOBさんへ
久しぶりに会いましたー!!忙しそうだけど、相変わらずのその関西弁ほんと好きです☆
・心理出身の先生へ
山梨からわざわざ来ていただいてありがとうございました!!そして場所間違えてごめんなさい・・・(^^;)予備校の先生がんばってね☆
・グループで一緒にがんばってる先生へ
これからもよろしくねん☆このグループはみんながあってこそのグループだから。辛いこともたくさんあるけどがんばりましょ。
・英語の予備校の先生へ
お久しぶりでした〜☆法科大学院もがんばってくださいね!!司法試験はほんと大変だよね・・・(^^;)
・プロ家庭教師の方へ
書籍化ほんとに大変ですよね(^^;)お手伝いできそうなことがあればまたご連絡くださいー☆まじめに1ヶ月で仕上げるのは至難の業だ・・・
そしてそして、場所を提供してくださったゆかしネットワークスさまには本当に感謝いたします。
ケータリングのあと、偏差値30近く上昇した生徒の保護者さまから合格のお祝いにと、ご紹介された西麻布のお店へ皆さまをご紹介しました。
そこでまた教育議論をしていたのですが・・・
びっくりなことが発覚!!
プロ家庭教師の方はわたしも目にしたことのあるトライのプロ家庭教師としてCMに出ていらっしゃる方でした(^^)/
ちなみに明日発売の「プレジデントファミリー」の広告にも掲載されていますよ。
まじめに気づかなかった・・・
うれしいことに半年くらい前からブログを見ていただいていたようです。ありがとうございます。
こうやって色々な方々とお話できる機会に恵まれるのも、ブログを書き続けているからですね☆
最近は怒られることばっかりの私ですが(これも何かをしなければ怒られることもないわけで・・・と前向きに捉えて)、これからも困難なものに挑戦していきますー☆
p.s.
明日発売の「プレジデントファミリー」でおそらくもっとも引用数の多いアテナの宮本さんがブログでご紹介してくださいました!!
2008年03月16日
「プレジデントファミリー」が来た!!
今日、アパートの郵便ポストのなかにでっかい何かが入ってた…
中を見たらびっくり!!
「プレジデントファミリー」ではないですかっ!

3月18日(火)発売だから、まだ市場には出てない本ですね(^^)/
ご丁寧に編集者の方がご郵送してくださいました。
ありがとうございます!!
中をさっそく拝見しましたよ。
雑誌ってこういうふうにできるのかぁ…とつねづね実感しました。
受験問題やら面接試験やら…よく試験をする側の立場になって考えなさいとは言いますが、雑誌も書く側の立場に立って考えるといろいろと複雑なんだなぁと思いましたよ。
とても勉強になりました。
ありがとうございました(^^)/
あっ…
中身を知りたい方はぜひ購入されてくださいね!!
(↑ちょっと営業してみる…)
私が関与しているのは第2特集のところです。
写真下にある…
「注意!それは営業トークかもしれない
信じていいの?塾講師の言葉 」
ってとこです。
小見出しでもいくつかコメントやら採用されていました(^^)。
ちなみにここの本に掲載されている内容(少なくとも私のコメントは)に関しては、すべて事実を語りました。解釈ではなくて、事実です…
お楽しみに!!
p.s.
明日(正確には本日)、ケータリング実施しますのでご参加予定の方ぜひぜひお話しましょう!!
結局、人数が多くなりすぎてしまって12名〜13名になりました…
大丈夫かしら…(^^;)
楽しく語り合いましょうー☆
あっ…
ちなみにケータリングは、料理のプロとしてご活躍されているケータリングアーティストの方にお願いしています!!
わたしも楽しみですー(^^)/
p.s.のp.s.
やっぱりちょっとだけ引用させてください…
以下は編集者の方が書いたものですが…
「大量の宿題が、子供に不正と安易な受験テクを植え付ける可能性がある」
これは本当に切実な問題なんですよ。
宿題を消化することばかりに意識がいってしまってる状態の子がいる現実を見過ごせない。新しいことを学ぶことに意識がいってるのではなくて、楽しく学ぶことに意識がいっているわけでもなくて…
単に宿題を消化することだけに意識が向いてる…
終わればすべて良し。
どんな手を使っても終われば良し。
子供たちはクリティカルシンキングできないんだから…
だからその分、大人がきちんと議論しなきゃいけないんだって。
はぁ…
以前、こっちにも演習量をウリにする塾について書きました。
ご覧になりたい方はどうぞ…
中を見たらびっくり!!
「プレジデントファミリー」ではないですかっ!

3月18日(火)発売だから、まだ市場には出てない本ですね(^^)/
ご丁寧に編集者の方がご郵送してくださいました。
ありがとうございます!!
中をさっそく拝見しましたよ。
雑誌ってこういうふうにできるのかぁ…とつねづね実感しました。
受験問題やら面接試験やら…よく試験をする側の立場になって考えなさいとは言いますが、雑誌も書く側の立場に立って考えるといろいろと複雑なんだなぁと思いましたよ。
とても勉強になりました。
ありがとうございました(^^)/
あっ…
中身を知りたい方はぜひ購入されてくださいね!!
(↑ちょっと営業してみる…)
私が関与しているのは第2特集のところです。
写真下にある…
「注意!それは営業トークかもしれない
信じていいの?塾講師の言葉 」
ってとこです。
小見出しでもいくつかコメントやら採用されていました(^^)。
ちなみにここの本に掲載されている内容(少なくとも私のコメントは)に関しては、すべて事実を語りました。解釈ではなくて、事実です…
お楽しみに!!
p.s.
明日(正確には本日)、ケータリング実施しますのでご参加予定の方ぜひぜひお話しましょう!!
結局、人数が多くなりすぎてしまって12名〜13名になりました…
大丈夫かしら…(^^;)
楽しく語り合いましょうー☆
あっ…
ちなみにケータリングは、料理のプロとしてご活躍されているケータリングアーティストの方にお願いしています!!
わたしも楽しみですー(^^)/
p.s.のp.s.
やっぱりちょっとだけ引用させてください…
以下は編集者の方が書いたものですが…
「大量の宿題が、子供に不正と安易な受験テクを植え付ける可能性がある」
これは本当に切実な問題なんですよ。
宿題を消化することばかりに意識がいってしまってる状態の子がいる現実を見過ごせない。新しいことを学ぶことに意識がいってるのではなくて、楽しく学ぶことに意識がいっているわけでもなくて…
単に宿題を消化することだけに意識が向いてる…
終わればすべて良し。
どんな手を使っても終われば良し。
子供たちはクリティカルシンキングできないんだから…
だからその分、大人がきちんと議論しなきゃいけないんだって。
はぁ…
以前、こっちにも演習量をウリにする塾について書きました。
ご覧になりたい方はどうぞ…
2008年03月13日
大学に入れず…
昨日、今日とまたもや大学に入れず…
ということで、埼玉の実家に帰ってみた。
修論を忘れるため?に髪を切り、いろいろと両親に報告し、ハワイ大学に留学に行っている方に便乗してなぜかホノルルに超短期ホームスティすることになったからそのためのバカ高い航空券を買い…
あいてる時間はせっせとCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)の勉強し、引越しのために今住んでるアパートとおさらばするための準備をし、生徒の合格のお祝い2件目に行き(まだまだ続くよ)、いよいよスタートラインに立つためのーーーーーーーー
って思ってた矢先。
先生からの論文改善要求は終わらないよ。
どこまでも…
改善は終わりなき旅ですか。
あるお方なんて、いろいろ言われるからもぅ研究室行かないとか言ってる…(^^;)
まぁ気持ちはわかるが。。。
ここに来た以上はそういう運命だったということです。
果てしなき旅へようこそ。
ようやくスタートラインが見えてきたと思いきや、まだまだスタートにも立てない状態でしたよ…
ということで、埼玉の実家に帰ってみた。
修論を忘れるため?に髪を切り、いろいろと両親に報告し、ハワイ大学に留学に行っている方に便乗してなぜかホノルルに超短期ホームスティすることになったからそのためのバカ高い航空券を買い…
あいてる時間はせっせとCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)の勉強し、引越しのために今住んでるアパートとおさらばするための準備をし、生徒の合格のお祝い2件目に行き(まだまだ続くよ)、いよいよスタートラインに立つためのーーーーーーーー
って思ってた矢先。
先生からの論文改善要求は終わらないよ。
どこまでも…
改善は終わりなき旅ですか。
あるお方なんて、いろいろ言われるからもぅ研究室行かないとか言ってる…(^^;)
まぁ気持ちはわかるが。。。
ここに来た以上はそういう運命だったということです。
果てしなき旅へようこそ。
ようやくスタートラインが見えてきたと思いきや、まだまだスタートにも立てない状態でしたよ…
2008年03月12日
どの世界での話??
「何上で考えるのか」
「○上で考える」
もっと端的に…
「それはどの世界での話?」
最近、ちょっと気になってます。
何かの議論だったり会話をするときに、その話はいったいどんな世界での話しをしているのかという、その話の前提を考えることが大切。
修士論文でちょこっとだけ書いたんだけど、たとえば「数学的な考え方」を議論するときには、それは教育上での数学的な考え方であって、哲学上の数学的な考え方ではない。
教育上で議論するのは、その議論の先には当然子供たちがいて、子供たちの能力の向上が最終的には目的でしょ。
だから、「教育とは○○だ」といっても、それが結局現実の指導や授業でどう反映されるのかまでを考えて議論しなければ、それこそ机上の空論になりかねない…
もちろん指導者同士がそれぞれ意見交換することも大切だし、全く議論する気もない人よりはよっぽどいいことは確かだけど…
それは…
教育の世界での話なのか?
経営の世界での話なのか?
数学の世界での話なのか?
受験の世界での話なのか?
…
なんだろなぁ…
まぁ、世の中おもしろいことだらけですね!!
色々な世界でそれぞれの方々が挑戦をしていて、個々の世界で成功なり何なりしたことが他の世界で活用できるかどうかを考える人がいて…
そんでもって移り変わったその世界で挑戦してみて、その世界のなかでまた独自の方法論なり何なりができてきて、それがまた別個の世界にいったりしてみて…
楽しそうー(^^)/
「○上で考える」
もっと端的に…
「それはどの世界での話?」
最近、ちょっと気になってます。
何かの議論だったり会話をするときに、その話はいったいどんな世界での話しをしているのかという、その話の前提を考えることが大切。
修士論文でちょこっとだけ書いたんだけど、たとえば「数学的な考え方」を議論するときには、それは教育上での数学的な考え方であって、哲学上の数学的な考え方ではない。
教育上で議論するのは、その議論の先には当然子供たちがいて、子供たちの能力の向上が最終的には目的でしょ。
だから、「教育とは○○だ」といっても、それが結局現実の指導や授業でどう反映されるのかまでを考えて議論しなければ、それこそ机上の空論になりかねない…
もちろん指導者同士がそれぞれ意見交換することも大切だし、全く議論する気もない人よりはよっぽどいいことは確かだけど…
それは…
教育の世界での話なのか?
経営の世界での話なのか?
数学の世界での話なのか?
受験の世界での話なのか?
…
なんだろなぁ…
まぁ、世の中おもしろいことだらけですね!!
色々な世界でそれぞれの方々が挑戦をしていて、個々の世界で成功なり何なりしたことが他の世界で活用できるかどうかを考える人がいて…
そんでもって移り変わったその世界で挑戦してみて、その世界のなかでまた独自の方法論なり何なりができてきて、それがまた別個の世界にいったりしてみて…
楽しそうー(^^)/
2008年03月10日
クリティカルシンキングを覚えた1年生
強い武器を手にしたら、その分使い方を慎重にしなければ、結局まわりまわって色々なものを傷つけることになる…
詳しくはまた書きますね。
詳しくはまた書きますね。
2008年03月09日
2008年03月08日
適材適所に人を配置することがほんとうに適しているのだろうか?
適材適所に人を配置することがほんとうに適しているのだろうか?
先日の大貧民から学んだこととは、今度は逆の考え方でいきます。
先日は、チーム制による大貧民で、役割分担して、チームとしての総合力が向上うんぬんかんぬん書きました。
でもこれはそのまま飲み込んでいいことなのでしょうか?一見当たり前に見えることであっても、それが常に正しいなんてことはありえない。ほんとうにこれでいいのか?
「適材適所」とはある辞書には次のように書いてありました。
人の能力・特性などを正しく評価して、ふさわしい地位・仕事につけること。
書いてあることはもっともなような気がしますね。
それぞれ得意・不得意な分野等々あると思います。それらをきちんと見極めて、その人の得意な部分を活かして仕事なり何なりができるように場を用意してあげる…
でも、これはやっぱり企業側の論理な気がしてしまうのは私だけなのかな?学校と企業とだとずいぶん異なるような気がするけど、学校教育の立場的で考えると、あんまりあり得ない考え方のような気がする。
その人の得意な部分を活かすのはいいんだけど、苦手な部分を訓練する方向でその人に接してあげないと、結局その人はその得意な部分"しか"できなくて成長しないじゃない。できることの幅が広がっていかない…
「学習する」ということをどう考えるのかにもよるかもしれないけど、たとえば自分のすでにできることを繰り返し繰り返しやることは、それは学習ではない。
たとえば、中学生だったらすでに解ける1次方程式の計算問題を「100題解きました!!」って、言ってもそれは学習したとは言わない。
それはあくまでも記憶の保持とか、スピードの訓練とか、そういうレベルであって学習ではない。これらも含めて学習といったらそれまでだけど…(^^;)
「学習した」って、これまではできなかったことができるようになってはじめて学習したっていうんじゅないかな??と個人的には思う。
そう考えると、適材適所に人を配置するってことは、すでにその人が持っている能力の部分を中心に考えて、それらを活用する形で配置することになるんだから、少なくともその部分については学習する方向性で配置してはいないよね…
仕事ではすでに持っている能力を活用して、学習は他の部分でやれ…と言われたらそれまでかもしれないけど(^^;)
う〜ん…
なんだか頭の中がうまくまとまらない…
「適材適所」という単語1つとっても、やっぱり目的が大切だということでしょうか。企業の場合は何か成功させるためのプロジェクトなり何なりがあって、そのために適材適所に人を配置するってことだろうから。
学習してもらうことが目的じゃないもんね(^^;)
学校の場合は、絶えず学んでもらうことが目的だろうから、そのあたりはやっぱり企業とは異なるんだろうな。
またそのうち書いてみます。
先日の大貧民から学んだこととは、今度は逆の考え方でいきます。
先日は、チーム制による大貧民で、役割分担して、チームとしての総合力が向上うんぬんかんぬん書きました。
でもこれはそのまま飲み込んでいいことなのでしょうか?一見当たり前に見えることであっても、それが常に正しいなんてことはありえない。ほんとうにこれでいいのか?
「適材適所」とはある辞書には次のように書いてありました。
人の能力・特性などを正しく評価して、ふさわしい地位・仕事につけること。
書いてあることはもっともなような気がしますね。
それぞれ得意・不得意な分野等々あると思います。それらをきちんと見極めて、その人の得意な部分を活かして仕事なり何なりができるように場を用意してあげる…
でも、これはやっぱり企業側の論理な気がしてしまうのは私だけなのかな?学校と企業とだとずいぶん異なるような気がするけど、学校教育の立場的で考えると、あんまりあり得ない考え方のような気がする。
その人の得意な部分を活かすのはいいんだけど、苦手な部分を訓練する方向でその人に接してあげないと、結局その人はその得意な部分"しか"できなくて成長しないじゃない。できることの幅が広がっていかない…
「学習する」ということをどう考えるのかにもよるかもしれないけど、たとえば自分のすでにできることを繰り返し繰り返しやることは、それは学習ではない。
たとえば、中学生だったらすでに解ける1次方程式の計算問題を「100題解きました!!」って、言ってもそれは学習したとは言わない。
それはあくまでも記憶の保持とか、スピードの訓練とか、そういうレベルであって学習ではない。これらも含めて学習といったらそれまでだけど…(^^;)
「学習した」って、これまではできなかったことができるようになってはじめて学習したっていうんじゅないかな??と個人的には思う。
そう考えると、適材適所に人を配置するってことは、すでにその人が持っている能力の部分を中心に考えて、それらを活用する形で配置することになるんだから、少なくともその部分については学習する方向性で配置してはいないよね…
仕事ではすでに持っている能力を活用して、学習は他の部分でやれ…と言われたらそれまでかもしれないけど(^^;)
う〜ん…
なんだか頭の中がうまくまとまらない…
「適材適所」という単語1つとっても、やっぱり目的が大切だということでしょうか。企業の場合は何か成功させるためのプロジェクトなり何なりがあって、そのために適材適所に人を配置するってことだろうから。
学習してもらうことが目的じゃないもんね(^^;)
学校の場合は、絶えず学んでもらうことが目的だろうから、そのあたりはやっぱり企業とは異なるんだろうな。
またそのうち書いてみます。
2008年03月06日
大貧民(大富豪)から学んだこと1
先日、高校1年生から数えて10年目のスノボに行ってきました。今では同窓会を兼ねたイベントになっていて、毎年恒例イベントになってます。→詳しくはこちら
毎年、恒例のスノボ同窓会では、夜はいつも決まってトランプになります。これは毎年毎年変わりません…(^^;)
24〜25歳くらいの中年に向けてまっしぐら?の大人10名以上が本気になってトランプをするわけです。
そして、決まって「大貧民」をやります(「大富豪」と言ったもします)。→ご存じないかたはこちら
大貧民は、地方によってルールが異なっていたり、同じ地域であってもその集団単位で細かなルールが異なっていたりします。ルールによってそのカードの優位性が変化するので、そのルールに従ってカードの価値の変化を考え、どういう采配で行くのかを考えることがこのゲームのおもしろさかもしれません…
高校時代からずーーーーーーーーっと大貧民をやり続けていますが、今回大きな変革を行いました。
細かな説明をすると長くなりすぎるので割愛しますが、通常、このゲームは1人単位でカードが配られます。52枚のトランプに2枚のジョーカーを加えて、54枚。たとえば9人でやれば、1人あたり6枚のカードで戦うわけです。
しかし、今回ちょっと変わったルールを取り入れました。そのルールとは2名一組になって、このゲームを行うことにしたんですよ。
これまでの1名の状況では、単に「勝った!負けた!」と感情を揺するだけであって何も学習していないことになります。
強い人は強いし、弱い人は弱い。学習することがなければ、この状況は変化しません。ある特定のメンバーだけが常に勝ち続けるという現象が起き始めます…(勉強と同じです)
これではよくありませんね。
そこで「学習」とか「指導」とかを大学院でせっかく学んでいるんだもの。だったら、それをゲームで活かさない手はありません。
ということで、この2人でタッグを組んで学習するためにチーム制を取り入れることとしました。相互に話し合いをしながら、お互いの考えや戦略などを共有し、それを適用することによって学習し、それぞれの力を高め合います(^^)
まず、どういう形で2名チームを作るかですが、これは単純に
・1位とビリの2名
・2位とビリ2位の2名
・3位とビリ3位の2名
・
・
という形で数回程度行った結果から、チームの総合力ができる限り一定になるように、できる限り実力格差があるように作りました。(その差こそが学習する上で大切です。ゲームとは関係ありませんが、学力別編成のクラス授業が批判されるゆえんです)
次にカードの配り方ですが、次のようにしました。
たとえば10名いるとすると、5チームがあります。最初にカードを5つに分けて配ってしまいます。そのうちの1つを2名単位のチームが取って、どちらがどのカードを持つのかを話し合います。(考え方によっては、最初から10つにカードを分けて、それぞれの人がカードを持って、チーム単位でカードの交換枚数の制限を設けて…ということも可能かと思います)
そして、あくまでも2名チームで考えているので、どちらか一方が終わっても勝ちではありません。2名が終わってはじめて勝ちが確定します。なので、たとえば、どちらか1名に強いカードを集中させすぎても1名がよわよわカードになってしまうので、チームとしては勝てないことになります(このバランスを考えることがまたおもしろい)
このチーム制を導入した大貧民では、自分ひとりで戦略を考える以上に難しいです。自分の考え方であれば、こう攻めるのに、相手の考え方とは異なるので(でもそこで学習をするのですが)…(^^;)
そして、うまく話がまとまらず、そうこうしているうちにゲームが始まって、チームを活かしたカード采配を考えることができずに、コンビネーションを活かしたプレイができなくなってしまう…
そして負ける…
今回、このチーム制を導入することによって、たくさん失敗を経験しました。
実際にチームを組んでみると、各チームすぐ色ができていました。
どちらか一方が主役になって考え、もう一方がそれに対して何かを言うといったように役割分担する形でできていたんですよ。どっちかがひっぱって、どっちかがついていく…?という感じでしょうか。
2名同時に考えてしまうとどうしても意見の対立が起きてしまう。そうするとお互いが納得できずにゲームスタートになる、という…
このとくに後者の状況が私のチームでした…(^^;)
私とタッグを組んだ方も大貧民に対してかなり自信を持っています。しかしどうしても方針があわない。
「こうきたらこうでしょ?」
「こっちじゃないの?」
ということで、そうこうしているうちにゲームが始まってしまい、半ばお互いにキレ状態…
他のみんなは仲良く話し合ってるというのに…
このままではまずい…
ということで、私は次のような提案をしました。
「役割分担を決めよう」
と。
つまり、同じ内容についてそれぞれの考えをつき通そうを思うと、お互いに納得できない状況になるんだったら、そもそもその考える内容を別個にしてしまえば、ケンカ状態にならないわけです…
他のチームは仲良く話し合ってるけど、うまくまとめるためにはこうするのがベストだと思いました。
そして、お互いの役割を次のようにしました。
役割A:「カードの采配を考える戦略係」
役割B:「敵の情報を盗み取るスパイ係」
他のチームは、2名で役割Aを考えています。しかし、私たちのチームでは役割Aを1人で考え、役割Bを追加しました。
役割Bでは、他のチームが話し合っている状況を冷静に見て、どういう戦略でゲームを戦おうとしているのかを見て、聞いて盗み取ります。
つまり、相手の戦略がわかれば、全く知らないよりはある程度それに対応した形で対応できます…
2名で1チームなので、通常会話が必要です(これが1名で采配を考えるときとの違いです)。目配りで戦略会議を行えませんので、その会話を盗み取ってどんなカードがあるのかを聞いてしまうのです…
特に、「ジョーカー」や「2」といった強いカードを何枚持っているのかであったり、「革命」を起こそうとしていたりしていたら、このスパイの役割は相当大事な位置づけだったりします…
私のチームでは、役割Aと役割Bを交互に行うことで合意しました。
役割Aは2名分のカードについて、どちらにどのカードを持たせて、どういう順序でカードを配って勝つのかを考え、それをもう一方に説明する(もう一方は、どういう戦略で行くのかを聞いてそこで学習をします)。その後、どのチームが怪しい動きをしているのかスパイ結果をもう一方に説明する。
さて、その後…
なんとこの役割制を導入したら、勝率が格段に上がったんですね…
これまた何というか…(^^;)
役割分担することの大切を実感してしまいましたよ。
役割をしっかり定めることによって、1人1人の力を最大限に生かす。そしてチームとしての総合力の向上を目指す…
意外な部分で学んだ出来事でした…
p.s.
ちょっと趣旨がずれたようにも思いますが、チーム制によるお互いの考え方の違いを利用した相互学習はとても大切です(役割分担も大切だけど)
わたしは特に、この考え方を家庭教師業界に持ち込む予定です。この業界がかなりずさんな状況にあるのは、この考え方の欠如だと思っています。
家庭教師業界はより「e-learning×教師教育」が適した世界です。大学院で学んだことをこの業界に持ち込んで、子供たちの能力向上および教師の指導力向上につくそうと思っています。
教師が指導について学ぶ機会がほとんどないなんてありえない。既存企業は何をやってるんだと常々感じているのですが、みなさんどう思いますか?
ボトム目標は未経験の人が1年程度で自分なりの指導を説明できて、他の未経験者の相談に乗ったり、他の指導者に教えられるだけの指導力を身につけられるようにすること。
システム面を現在構築中です(^^)
がんばります。
p.s.のp.s.
連載系の第1弾でした。
第2弾をそのうち書きます。
毎年、恒例のスノボ同窓会では、夜はいつも決まってトランプになります。これは毎年毎年変わりません…(^^;)
24〜25歳くらいの中年に向けてまっしぐら?の大人10名以上が本気になってトランプをするわけです。
そして、決まって「大貧民」をやります(「大富豪」と言ったもします)。→ご存じないかたはこちら
大貧民は、地方によってルールが異なっていたり、同じ地域であってもその集団単位で細かなルールが異なっていたりします。ルールによってそのカードの優位性が変化するので、そのルールに従ってカードの価値の変化を考え、どういう采配で行くのかを考えることがこのゲームのおもしろさかもしれません…
高校時代からずーーーーーーーーっと大貧民をやり続けていますが、今回大きな変革を行いました。
細かな説明をすると長くなりすぎるので割愛しますが、通常、このゲームは1人単位でカードが配られます。52枚のトランプに2枚のジョーカーを加えて、54枚。たとえば9人でやれば、1人あたり6枚のカードで戦うわけです。
しかし、今回ちょっと変わったルールを取り入れました。そのルールとは2名一組になって、このゲームを行うことにしたんですよ。
これまでの1名の状況では、単に「勝った!負けた!」と感情を揺するだけであって何も学習していないことになります。
強い人は強いし、弱い人は弱い。学習することがなければ、この状況は変化しません。ある特定のメンバーだけが常に勝ち続けるという現象が起き始めます…(勉強と同じです)
これではよくありませんね。
そこで「学習」とか「指導」とかを大学院でせっかく学んでいるんだもの。だったら、それをゲームで活かさない手はありません。
ということで、この2人でタッグを組んで学習するためにチーム制を取り入れることとしました。相互に話し合いをしながら、お互いの考えや戦略などを共有し、それを適用することによって学習し、それぞれの力を高め合います(^^)
まず、どういう形で2名チームを作るかですが、これは単純に
・1位とビリの2名
・2位とビリ2位の2名
・3位とビリ3位の2名
・
・
という形で数回程度行った結果から、チームの総合力ができる限り一定になるように、できる限り実力格差があるように作りました。(その差こそが学習する上で大切です。ゲームとは関係ありませんが、学力別編成のクラス授業が批判されるゆえんです)
次にカードの配り方ですが、次のようにしました。
たとえば10名いるとすると、5チームがあります。最初にカードを5つに分けて配ってしまいます。そのうちの1つを2名単位のチームが取って、どちらがどのカードを持つのかを話し合います。(考え方によっては、最初から10つにカードを分けて、それぞれの人がカードを持って、チーム単位でカードの交換枚数の制限を設けて…ということも可能かと思います)
そして、あくまでも2名チームで考えているので、どちらか一方が終わっても勝ちではありません。2名が終わってはじめて勝ちが確定します。なので、たとえば、どちらか1名に強いカードを集中させすぎても1名がよわよわカードになってしまうので、チームとしては勝てないことになります(このバランスを考えることがまたおもしろい)
このチーム制を導入した大貧民では、自分ひとりで戦略を考える以上に難しいです。自分の考え方であれば、こう攻めるのに、相手の考え方とは異なるので(でもそこで学習をするのですが)…(^^;)
そして、うまく話がまとまらず、そうこうしているうちにゲームが始まって、チームを活かしたカード采配を考えることができずに、コンビネーションを活かしたプレイができなくなってしまう…
そして負ける…
今回、このチーム制を導入することによって、たくさん失敗を経験しました。
実際にチームを組んでみると、各チームすぐ色ができていました。
どちらか一方が主役になって考え、もう一方がそれに対して何かを言うといったように役割分担する形でできていたんですよ。どっちかがひっぱって、どっちかがついていく…?という感じでしょうか。
2名同時に考えてしまうとどうしても意見の対立が起きてしまう。そうするとお互いが納得できずにゲームスタートになる、という…
このとくに後者の状況が私のチームでした…(^^;)
私とタッグを組んだ方も大貧民に対してかなり自信を持っています。しかしどうしても方針があわない。
「こうきたらこうでしょ?」
「こっちじゃないの?」
ということで、そうこうしているうちにゲームが始まってしまい、半ばお互いにキレ状態…
他のみんなは仲良く話し合ってるというのに…
このままではまずい…
ということで、私は次のような提案をしました。
「役割分担を決めよう」
と。
つまり、同じ内容についてそれぞれの考えをつき通そうを思うと、お互いに納得できない状況になるんだったら、そもそもその考える内容を別個にしてしまえば、ケンカ状態にならないわけです…
他のチームは仲良く話し合ってるけど、うまくまとめるためにはこうするのがベストだと思いました。
そして、お互いの役割を次のようにしました。
役割A:「カードの采配を考える戦略係」
役割B:「敵の情報を盗み取るスパイ係」
他のチームは、2名で役割Aを考えています。しかし、私たちのチームでは役割Aを1人で考え、役割Bを追加しました。
役割Bでは、他のチームが話し合っている状況を冷静に見て、どういう戦略でゲームを戦おうとしているのかを見て、聞いて盗み取ります。
つまり、相手の戦略がわかれば、全く知らないよりはある程度それに対応した形で対応できます…
2名で1チームなので、通常会話が必要です(これが1名で采配を考えるときとの違いです)。目配りで戦略会議を行えませんので、その会話を盗み取ってどんなカードがあるのかを聞いてしまうのです…
特に、「ジョーカー」や「2」といった強いカードを何枚持っているのかであったり、「革命」を起こそうとしていたりしていたら、このスパイの役割は相当大事な位置づけだったりします…
私のチームでは、役割Aと役割Bを交互に行うことで合意しました。
役割Aは2名分のカードについて、どちらにどのカードを持たせて、どういう順序でカードを配って勝つのかを考え、それをもう一方に説明する(もう一方は、どういう戦略で行くのかを聞いてそこで学習をします)。その後、どのチームが怪しい動きをしているのかスパイ結果をもう一方に説明する。
さて、その後…
なんとこの役割制を導入したら、勝率が格段に上がったんですね…
これまた何というか…(^^;)
役割分担することの大切を実感してしまいましたよ。
役割をしっかり定めることによって、1人1人の力を最大限に生かす。そしてチームとしての総合力の向上を目指す…
意外な部分で学んだ出来事でした…
p.s.
ちょっと趣旨がずれたようにも思いますが、チーム制によるお互いの考え方の違いを利用した相互学習はとても大切です(役割分担も大切だけど)
わたしは特に、この考え方を家庭教師業界に持ち込む予定です。この業界がかなりずさんな状況にあるのは、この考え方の欠如だと思っています。
家庭教師業界はより「e-learning×教師教育」が適した世界です。大学院で学んだことをこの業界に持ち込んで、子供たちの能力向上および教師の指導力向上につくそうと思っています。
教師が指導について学ぶ機会がほとんどないなんてありえない。既存企業は何をやってるんだと常々感じているのですが、みなさんどう思いますか?
ボトム目標は未経験の人が1年程度で自分なりの指導を説明できて、他の未経験者の相談に乗ったり、他の指導者に教えられるだけの指導力を身につけられるようにすること。
システム面を現在構築中です(^^)
がんばります。
p.s.のp.s.
連載系の第1弾でした。
第2弾をそのうち書きます。
2008年03月05日
もうすべて教えた????
最近、気になっているキーワード
「すべて教えたからあとは自分次第だよ」
個人的には、この単語を生徒に使うのはNG。
というかそもそも生徒にたった数年程度(もしくは数ヶ月)ですべてを教えられるほどのものしか指導できないのかよ…と思う。
自分の指導力のなさを露呈している単語のように思うのですが、みなさんはいかが思いますか?
そんでもって、さらに…
もし自分が生徒で先生にこんなことを言われたらどう思いますか?そして、実態として全然できない状況は変わらずだとして…
先生:「すべて教えたからあとは自分次第だよ」
自分:「え?そうなんですか。全然できないよ」
そもそも「教える」という言葉をどういうふうに捉えているのかわからないからなんとも言えないけど、仮に単に学習内容をしゃべることだけのことを指して「教える」といっていたら、それはきちんと「教える」ということについて考え直したほうがよいのではないだろうか…
そんでもって…
話が変わって…
教育の世界でよくある現象…
○教材作成しました→すごいですね!
○こんなに授業やりました→すごいですね!
それの評価は?そのあとどう改善したの?
製品を作ったりしたらきちんと観点やら何やらでその性能を評価して当然改善してさらによりよくするわけだけど、どうしてかこの世界では指導の評価だったり、教材の評価をしてさらにより良いものへ…という発想が抜けてるような気がする。
作成したことはそれはそれで凄いことだとは思うんだけど、それで終わりではなくて、それがいわゆる改善の始まりであって、ここからがスタート。
何かを作ることで終わりではない。
きちんとモデルにそって、設計→実施→評価→改善のプロセスを繰り返すようにしなきゃだね…
こんなこと言ってるわたし自身も全然ボロボロなのですが、より良い指導を目指して、より良い組織構成になるように、より良い世の中になるために、努力し続けないとー
今日のぼやきはこれくらいにして…
がんばります。
「すべて教えたからあとは自分次第だよ」
個人的には、この単語を生徒に使うのはNG。
というかそもそも生徒にたった数年程度(もしくは数ヶ月)ですべてを教えられるほどのものしか指導できないのかよ…と思う。
自分の指導力のなさを露呈している単語のように思うのですが、みなさんはいかが思いますか?
そんでもって、さらに…
もし自分が生徒で先生にこんなことを言われたらどう思いますか?そして、実態として全然できない状況は変わらずだとして…
先生:「すべて教えたからあとは自分次第だよ」
自分:「え?そうなんですか。全然できないよ」
そもそも「教える」という言葉をどういうふうに捉えているのかわからないからなんとも言えないけど、仮に単に学習内容をしゃべることだけのことを指して「教える」といっていたら、それはきちんと「教える」ということについて考え直したほうがよいのではないだろうか…
そんでもって…
話が変わって…
教育の世界でよくある現象…
○教材作成しました→すごいですね!
○こんなに授業やりました→すごいですね!
それの評価は?そのあとどう改善したの?
製品を作ったりしたらきちんと観点やら何やらでその性能を評価して当然改善してさらによりよくするわけだけど、どうしてかこの世界では指導の評価だったり、教材の評価をしてさらにより良いものへ…という発想が抜けてるような気がする。
作成したことはそれはそれで凄いことだとは思うんだけど、それで終わりではなくて、それがいわゆる改善の始まりであって、ここからがスタート。
何かを作ることで終わりではない。
きちんとモデルにそって、設計→実施→評価→改善のプロセスを繰り返すようにしなきゃだね…
こんなこと言ってるわたし自身も全然ボロボロなのですが、より良い指導を目指して、より良い組織構成になるように、より良い世の中になるために、努力し続けないとー
今日のぼやきはこれくらいにして…
がんばります。