その会社では、加点主義で、その家庭教師の能力を測ろうとしているのですが、2つの基準がありました。
1.期間
2.機関
この2つでの評価で点数を決め、プロかどうかを判定する…というものです。
まぁ、ある意味では既存のところにはない新しい挑戦ではあるのですが、その評価法がちょっとなぁ…と(^^;)
どうして家庭教師経験が半年で1ポイントで、塾講師経験が半年で5ポイントなのか意味がわからない。
みなさんはどう思われますか?
これはどう考えても、家庭教師という職業を軽く考えていて、塾講師が優秀という評価体系になってるとしか思えないでしょ?
同じ半年という期間で、機関が違うだけで5倍もの開きを出してる根拠はいったいなんなのでしょうか?
う〜ん…
さらには、教職免許状を持ってると5ポイントらしい。
この団体では、教職免許状と塾講師半年が同じ価値であると判断してるわけだけど、ほんとかよ?と言いたくなる。
と…
クリティカルシンキングばかりしてもしかたないから、ちょっと自分の得点を概算してみたいと思います。
○家庭教師経験→半年1点×50くらい?=50点
○個別塾講師→半年2点×15(7年半)=30点
○塾講師→半年5点×15(7年半)==75点
○教職免許状→5点=5点
○アピールできる経験→他の追随を許さない実績→15点
合計:175点!!
ここの会社の基準だと、25点でプロらしいので、私はもちろんプロの区分になります。
HP上では、25点以上かどうかのみで、判定に用いているだけに見えるので、何点以上がよりランクの高いプロか?といったことはないようですが…
でも、この評価法で考えれば、学生でもプロ基準に余裕で達する計算になりますね。
塾講師を大学1年からはじめれば、半年で5点だから、大学3年生の後期で25点になってプロ基準を満たす計算です。
大学生でもプロよりも全然指導力のある人はたくさんいるから、私は学生であってもプロといっても構わないと思っています。プロかどうかは職業上の話で考えるのではなくて、意識の問題であって、プロ意識があるかどうかで判定すべきです。
ただそうすると、判断する人によって幅が出てしまうことが問題になるし、業者側の視点で考えれば、一人一人を判断する手間が面倒でそれだけでコストがかかる。
だからこそ、形式的に上記のように点数化を行っておけば楽なわけですが、もうちょっと工夫してほしいなぁ…というのが個人的な感想でした。
だって塾講師を半年経験といったって、週1回だけの人もいるよ(^^;)
それとあの評価法では個別指導が軽視されてるけど、ほんとにつきつめていくと、集団よりも個別のほうがよっぽど難しいことを理解してるのだろうか?
もちろん難しいというのは単に授業すればいいというレベルの話ではなくて、子どもたちが出してくる成果面における難しさを指してます。
集団の場合は、人数が多ければそれだけ誰かしらがその先生にマッチしてくれる確率が高いわけで、その生徒が実績を出してくれるだけでも、その先生の評価があがるけど(だからこそ私は集団の場合は、ある1人の向上だけでなく全体的な向上である平均を重視します)、個別の場合は完全に1対1だから、ある一人の先生が多様性を持ってその子に接する必要があるからこれが難しいわけで…
もちろん、サービスととしての指導を考えるのであれば、子どもにあわせることも必要にはなるけど、ホントに子供のことを考えれば、周りが合わせてくれないと伸びない子になってしまったらその子のはいずれは伸び悩むことになるのは目に見えていて、むしろ、子供たたちに環境の変化に応じて、自分をどんどん変えていくすべを教えたほうがよっぽど将来的な伸びにつながっていうとは思うのですが…
具体的には、たとえばモチベーションをあげてくれるような先生がいないと勉強できない、という子は将来それだけで不利になるということです。
つまり、自分の力でモチベーションの管理することができなくなるわけだから、周囲からの影響次第によって流されてしまうから…
自己コントロールできるように指導することがどれだけ難しいかは理解してもらえれるかと思うのですが、これは集団ではやっぱりきびしくて個別にならざるを得ないかなというのが個人的な感想です。
と…
話がずれてしまったのですが、どうやって評価するのか?という問題はほんとに難しい…
でも私も新しい挑戦をしたいと思っていて、実はすでに動いてるんですよ(^^;)
まだ公表はできませんが、業界初の試みなので…
新しい仕組みづくりに向けてがんばります(^^)/
p.s.
HPとロゴの発表は、10月18日(土)に確定しました!!
あと5日でっす(^^)
なんとか仕上げられるよーに、みんなでがんばりまーす☆