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2009年06月10日

なぜ、1500メートル走で学年平均以下の生徒が、20km走で陸上部・サッカー部・バスケ部など体力自慢の生徒を抜いて上位に食い込んだのか?

私の出身高校では、秋になるとマラソン大会(強歩大会)なるものがあります。今はどうなっているのかわかりませんが、男子は20kmです。

男子約700名の全校生徒が一斉に走り始めます。


私は長距離がとても苦手な生徒でした。

学校の体育でも1500メートル走はホントにイヤでよくお腹を壊してました…(^^;)



でも当時、どうしてもこのマラソン大会で全校生徒のなかの50番以内に入る必要がありました。ある人のために…

詳細はこちらに以前書いたのでここでは割愛しますが、結果として34番でした。



高校1年生の普段長距離を走っていない生徒が、高校1年生〜高校3年生まで含めた700名中の34番(上位5%)になりました。

1500メートル走で学年平均以下の生徒が、20km走で陸上部・サッカー部・バスケ部といった体力自慢の生徒を抜いて上位に食い込みました。



なぜ私がこれだけの成果を残せたのかを考えてみると、当時から戦略関連が大好きだったことがあるからなのかもしれせん…

もちろん強い動機があることは前提としてありました。50番以内に入ることによって、高校の全30クラスに自分の名前が掲載されたプリントが掲示されることになるので、それによって…(今では懐かしい思い出です)




当時、私が取った戦略は下記の3点でした。

1.先行逃げ切り
長距離走は、みな後で辛くなります。みな辛くなるのであれば、先に飛び出してしまうことが有効であると判断しました。
20kmという長い長い道のりであっても、最後のことは考えず、とにかく初期段階で差をつけてしまえば、そのあとは脱落者がどんどん増えていくので、先に飛び出てしまうことが有利に働く…と考えました。
そのため、最初の5kmはありえないスピードで先頭集団に紛れ込みました。

2.数量把握の徹底
数量把握も怠りませでした。目標は50番以内に入ることです。目標設定が50番である以上は、走りながらその数字を達成されているかどうかを確認していくことが求められます。
5kmほど先頭集団で一緒に走りながら、私は現時点で何番目であるのかを走りながら冷静にカウントをしていました。
まだ1番先頭が見えている段階で人数をカウントしはじめ、その段階で20番前後にいることを確認していました。


3.他人のパワーの拝借
中盤以降、ペースが落ちることになります。私の前後数百メートルは人がいなくなってしまいました。私は一人で走っていました。
しかし、一人で走っているためか、自分のペースのままでいいのかがわかりません。
その後、ひとりまたひとりと抜かれはじめていました。そこで、私はタダではぬかされまいと、その抜こうとする人のパワーを借りました。

つまり、一人では周囲との比較をすることができず、目標設定に対して自分のペース配分が正しいのかどうかがわからないので、その人の抜こうとするペースにあわせて、可能な限りついていきました。しかし、それだけの体力も残っておらず、数百メートルほどついていってすぐに断念していました…
その後、また抜かれると上記と同じようにその人のペースについていき、数百メートルで断念…を繰り返すことで他人のパワーを拝借していました。




結果として、最初の5kmの時点で20位前後で、一人ずつ抜かれながら、その人のパワーを拝借して、私は34位でゴールをしました。

ケガをしながらのゴールでした。


私の足の裏は、両足ともに、足の裏の面積の約1/5ほどの皮がむけ(マメの領域を超えて、皮が剥がれる状態です)、両足ともにつった状態で痛みに堪えながら走りきってのゴールでした。

ゴール直後はすぐに倒れ込みました…



私はこのときに思いました。
「やっぱり不可能なことはないんだ」
と…




私は今もなお、どんな状態であっても不可能なことはないんだ、ということを子どもたちに伝えていきたいと思ってます。

やる前からやめてしまわないでほしい…


可能性はいくらだってあるんだよ。



本気でそのことを目指すのであれば、しぬ気で挑戦してみてほしいって。

実際には生命の危機のレベルまで行けば、人間の本能でストップがかかってそのラインを超えて死んでしまうことはないから、とにかく死ぬ気でやってみる経験を積んでみてほしい…






LFLはそんな気持ちを持って、これからも取り組んでいきますよ。

これからも不可能を可能にできるように邁進していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
















posted by yuichi_saito at 09:50| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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