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新着記事

2010年07月31日

リピーター&紹介率92%達成しました!

リピーター&紹介率92%達成しました!

うーん。

すごい数字だ…(^^;)


明日のLFLセミナーのリピーター&紹介率が92%にも到達してた。。。

これってかなりスゴイよね…


ありがとうございます(^^)/


またお会いできるのを楽しみにしてますね〜♪



それと、明日はLFLの個別教室もやりますよー。


セミナーのほうは定員オーバーになっちゃったので受付終了してますが、個別教室の方はまだ大丈夫です。

夏休みの宿題でエラいこと?になってる子がいれば、ぜひご参加ください♪


ではでは!






posted by yuichi_saito at 12:05| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月29日

指導のヒントI 褒めるための基準を多段階制にする

指導のヒントI 褒めるための基準を多段階制にする

よく褒めて伸ばす…ということが言われる。実際に褒めて伸ばす場面を想定すると、次の2要素が必要。一つは「褒め方」。そしてもう一つは「褒める基準」である。褒め方は実際にどういう言葉を使って褒めるのかをあらわし、褒める基準はどういう状態になったときに褒めるのかをあらわす。前者についてはたびたび言われているが、後者についてはあまり目にすることがない。どんなに素晴らしい褒め方を考えたとしても、どういうったときにそれを使うのかを考えておかないと意味のないものになってしまう。そしてこの褒めるための基準設定こそ褒めて伸ばす際の大事なことである。基本的な考え方は親や先生目線で基準設定するのではなく、子ども目線で設定する。よくこの基準設定が親や先生基準になっている場合がある。10段階のレベルがあったとして、8くらいであれば褒める基準を満たすので、褒める…という親や先生である。これではその子がそのレベルまで到達するまでに挫折したり成功体験を感じることが難しくなってしまう。そのため、2から4になったときに褒める。4から6になった際に褒める。6から7になったときに褒める、などの多段階制を用いて褒める基準を設定する。そうすることで、より達成感を感じさせながら、親や先生の目指しているところへ子どもを伸ばすことが可能となる。
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褒める基準の多段階制は、ほんとに大事だと思うんだ。


多段階制を基本軸に考えてない保護者の方がいっぱいいるような気がしてしょうがないんだけど、2段階じゃダメだと思って。


だって、10段階評価だとして、8で褒める基準を満たすとすると、2段階の人ってこんな感じです。


1・2・3・4・5・6・7 ⇒褒めない
8・9・10        ⇒褒める


そうじゃないでしょって思って…


そういう絶対的な評価基準を用いてどうするのさ。



子ども目線で、大人の持つ観察力でもって、小さな変化を感じ取っていくなかで、

1から3に変わった ⇒褒める
3から5に変わった ⇒褒める
5から8に変わった ⇒褒める

って多段階制を採用しなきゃだよ。

その子自身の前後比較の中で相対的な評価基準を用いていきます。

つまり褒めるための基準をスライドさせていきます。




褒めるところがないのではなく、褒めるところを探して褒めるようにすることが大事なのにって思うことがほんと多いです。


どうにかならないものでしょうか。。。

posted by yuichi_saito at 19:16| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月28日

合格屋ではありません!教育屋です!

LFLは合格屋ではありません。教育屋です。

ここに掲載してる実績をみてもらえばわかりますが、合格実績の掲載はひとつもしてません(あえてそうしてます)

それは東大合格のようにある一定ラインの学力を超えるために、教育をするわけではないからです。

ひとりひとりの伸び幅をもっとも大事にしてるからなんですよ。


ちなみに、ある一定ラインを超えるような教育を・・・と考えていくと、経営者側は、そのレベルに容易に到達しやすい生徒を集めようにする傾向にあります。

その後、そのブランドを維持したまま学力レベルを下げていくのはよくやります。

ある大手の中学受験塾とはそういう戦略取ってるよね。

もともと一般大衆向けのカリキュラム編成してるわけじゃないのに、レベルを下げた層まで入塾できるようになったもんだから、それによって勉強嫌いな子がどれほど増えてるかって。。。



ある塾経営者がこんなこと言ってました。

「いい先生集めるより、いい生徒集めたほうが楽だよね」


いい意味でも悪い意味でも、経営者です。

教育者なら、こういう発想はないから。






気持ちはわからなくはないです。


合格実績を見て判断する保護者の方が多すぎるから、塾側もそういう実績を前面に押し出さざるを得ないようになってるって。


・・・


すみません。


またこの話は長くなりすぎます(^^;)


中途半端ですが、このあたりでやめておきますね。。。



で・・・


そんなことよりも先日、もっと悲惨な現実がありました。


こんなご依頼をする保護者の方がいること自体が、日本は大丈夫なのか?と心配してしまって。。。








「テストの代行してもらえますか?」


↑これ、ほんとのお話です。



あのね。

就職試験のWebテストの代行って。。。



Webテストで落とされまくってしまうのは、子どもがそれまでサボり続けたせいですよ。それと、それに対してしっかり親がサポートすることを怠った責任です。。。

それをお金で買おうなんて言語道断です。


私たちは合格屋ではありません。教育屋です。


プライドを持って子どもたちを育てることをしてます。


なんだか悲しくなりました。


はぁ。。。




実は、このお話には続きがあって…


あんまりネット上には公開できないからごめんね、


ネット公開が危ない情報とかは、こういう場でお話してます。

いや、ぽろっと口にしてしまうことがあるんだけど。。。

↑このほうが正しい表現かな。


がんばるぞー!











posted by yuichi_saito at 11:26| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月27日

抽象←抽象←現状→具体→具体

最近、思うことがあるんだよね。

抽象⇔具体

という2段階だけでは思考の幅が狭すぎるように思えてきて。。。



ある概念を起点に出発して考え始めるときに、
・より抽象世界を考えること
・より具体世界を考えること
の2つの方向性を考えみることって大事だと思うんだけど、

これは、
抽象⇔具体
とは違うんだ。


矢印でイメージするなら・・・

・より抽象世界を考えること
というのは、

抽象←


・より具体世界を考えること
というのは、

→具体


こんな感じ?なのかなって。



そうすると、こんな思考の幅が出来上がる。

抽象←抽象←現状→具体→具体


で、上記と、

抽象⇔具体

との関係を考えると、こんな感じかな??


抽象←抽象←現状→具体→具体

抽象⇔具体―――――――――
―――抽象⇔具体――――――
――――――抽象⇔具体―――
―――――――――抽象⇔具体



上記みたいに考えると、抽象⇔具体という2つの世界だけで二分割して考えていたことは、実は小さな世界であって、実はより広い世界における出来事であることに気が付けるのかなって。



これは東大理三生とお話してるときに気がついたことなんだよね。


彼のなかで考えてる抽象⇔具体の位置づけが随分と私と違うよなって思って、そのなかで上記の関係性になってることに気がついた。


確かに、1ランク上の抽象世界を考えるだけで終りにするのではなく、その上の抽象世界を考えてみることも大事だし、1ランク下の具体世界を考えだけで終りにするのではなく、さらにその下の具体世界を考えてみることも大事だし。。。



抽象←抽象←現状→具体→具体



最近、個人的に流行ってます(笑)



ちなみに、、、数学はひたすらこの道を進みます。

抽象←抽象←抽象←抽象←抽象←抽象←抽象←現状

算数はまだ具体的なほうだけど、ひたすら抽象世界へいくからね・・・(^^;)


だから、数学の先生は具体化するのが苦手だったりする傾向は否めないような気はする。。。




ということで、ではまたー♪



LFLはがんばるよー(^^)/

最近は、ご家庭へのカウンセリングだけじゃなくて、他社でプロ家庭教師として活動されてる方から指導法カウンセリングのご依頼を受けることもしばしばあります。

お役に立てるようにがんばります!


posted by yuichi_saito at 13:17| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月25日

まるで自分自身で気がついたかのように思っていることが、実は過去に誰かから言われていることだった・・・

たまにこんなことがある。

「そうか!○○だ」
「○○って、△△さんの言ってたことだった」

表面上だけを捉えれば、これだけでオシマイなんだけど、ちょっと違うように思えることがあるんですよ。


まるで自分自身で気がついたかのように思っていることが、実は過去に誰かから言われていることだった・・・のではないか、と。




もうちょっと細かく書いてみますね。

まず、最初は言われていたことが頭の中にずっとあるんだと思うんだ。最初はそのことが頭の中にあるから、その人から言われていることとして明確に意識されてると思うのね。

で、それがだんだんと明確に意識されない状態になっていって、いつのまにか忘れ去られたかのような状態になってる。


かなり多くの事柄が忘れ去られたかのような状態の世界へ入り込んでいくと思うんだよね。






で・・・


何かの拍子にまるで自分自身が考えだしたかのようにそれが生み出された際に、こんなことがおきる。

「○○って、△△さんの言ってたことだった」






もともと○○って、△△さんの言ってたことなのです。

その誰かから言われたことそのものが忘れ去られて、まるで自分が考えたかのようになって、あとから△△さんから言われたことだったとまるであと押しされるかのように後付けのようになってる。。。


う〜ん。


うまく伝わるかな(^^;)


最近、自分自身でそんな現象が起きたような気がしてて、自己分析中です。




まだうまく言えなくて、ダメダメなんだけど、もうちょっと明確になったらまた書きますね!



教育にも十分に応用できるはずだから。


今日はちょっと中途半端だな。。。


ではでは(^^)/







posted by yuichi_saito at 13:06| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

これはあくまでも一例ではあるんだけど、言語表現されていることによって入れ替えが容易に可能になっていることが、学習するスピードに影響を与えているのでは・・・とすんごく思えてきて。

昨日、お母様とお話をしていてあることに気がついた。

なんというか、
「そうかっ」
と腑に落ちたんだよね。

どうしてこんなにも学習するスピードが兄弟で違うのかなってお話してて。。。


おそらく自分が何をしているのかを把握してるかを言語でしっかり表現されてるかどうかによって、学習スピードに雲泥の差が生まれるんじゃないのかって。



たとえば・・・

少し極端な例を挙げてみますね。


◎私は明日朝7時に公園でラジオ体操をする


ということが確定していて、突如下記のように連絡が回ってきました。

「明日は朝8時からに変更されました」


そうすると、ここで学習されて

◎私は明日朝8時に公園でラジオ体操をする

ということになります。





◎私は明日朝7時に公園でラジオ体操をする



◎私は明日朝8時に公園でラジオ体操をする


という変化が起きたんだけど、言語にしてあるからすぐにその部分の入れ替えが簡単に可能になってると思うんだ



で、仮にこのこの子が明日の予定のことが頭の中にないとしたら、当然言語で表現されてないわけです。

そうすると、

「明日は朝8時からに変更されました」

という連絡が回ってきても、その新しい情報を付け加える元情報がなくて新しく学習するまでに至らないんじゃないのかって


きっと無意識での行動パターンのようになっているのであれば、この子はそのまま明日も朝7時に公園に行ってしまって、誰もいない…ということになってしまう。。。


ここで指してる意識とは言語表現されてることで、無意識とは言語表現されていないことを指してるんだけど、なんだかものすごく腑に落ちました。。。


これはあくまでも一例ではあるんだけど、言語表現されていることによって入れ替えが容易に可能になっていることが、学習するスピードに影響を与えているのでは・・・とすんごく思えてきて。




まとめると・・・


◎言語表現されてる状態(意識世界)
→外界からの言葉によって与えられたことによる入れ替えが容易で学習スピードが早い


◎言語表現されてない状態(無意識世界)
→外界からの言葉によって与えられたことによる入れ替えが容易ではなく学習スピードが遅い



という2つに分割できるような気がする。


そうすると、人によってはある領域においては詳細に言語表現されてるけど、ある領域においては言語表現されてないことがよくあります。

だから、たとえばこんなケースが起こりうる。

1.数学はいいのに、英語はよくないケース。

数学の勉強においては、細部に渡って言語表現がなされているので、細かい変更や指示もすぐに学習して対応できるんだけど、英語の勉強においては、言語表現されていないものだから、外界からの指示があっても学習しにくい。

2.計算問題はいいのに、文章問題はよくないケース。

計算問題においては、細部に渡ってどう計算していくのか言語表現がなされているので、細かい変更や指示や間違いがあってもすぐに学習して対応できるんだけど、文章問題においては、言語表現されていないものだから、先生からの指導があっても学習しにくく定着しにくい。


3.仕事はいいのに、恋愛はよくないケース。

仕事においては、細部に渡って言語表現がなされているので、細かい変更や指示もすぐに学習して対応できるんだけど、恋愛においては、言語表現されていないものだから、外界からの指示があっても学習しにくい。

4.この仕事はいいのに、あの仕事はよくないケース。

ある特定業務においては、細部に渡って言語表現がなされているので、細かい変更や指示もすぐに学習して対応できるんだけど、別の業務においては、言語表現されていないものだから、外界からの指示があっても学習しにくい。


とか・・・起こりそうだね。。。





繰り返すけど・・・

◎言語表現されてる(意識世界)
→外界からの言葉によって与えられたことによる入れ替えが容易で学習スピードが早い


◎言語表現されてない(無意識世界)
→外界からの言葉によって与えられたことによる入れ替えが容易ではなく学習スピードが遅い


この兄弟を見ていて、この差をとても感じました。


もちろんこの2人だけから抽出した一般論だから、偏りがあるんだろうけど、過去の自分自身のことを想像してみてもその気があるような気がして・・・(^^;)

みんなはどう思いますか???





posted by yuichi_saito at 14:04| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月23日

指導のヒントH 他には?

指導のヒントH 他には?

問題が解けないのは、アプローチ数の少なさに原因がある。その方法で解けないのであれば、別の方法で解けばいいのだが、1つの方法しかアプローチできないとなると、すぐに次のアプローチに行けなくなる。そしてそのまま諦めてしまうケースが目立つ。1つのアプローチのみの子と10のアプローチの子で比較すれば当然後者のほうが粘り強くまた正解まで辿りつく可能性が高い。だから、先生は生徒に常日頃から「他には?」と他の案を求めるように問い続けることが大事。たとえ、その問題を一発で解けたとしても、他のアプローチでも可能かどうかを考えさせるのだ。もちろん時間的な制約がある場合はそこで終了せざるを得ないが、「他には?」と聞き続けることで、そのアプローチで解けるだけで満足させてしまうのでなく新しい広がりを求め続けることで生徒のさらなる成長に繋がる。

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最近はほんと暑いですね。。。

まさしく夏本番!って感じでしょうか。




私も身体が少しだるくて疲れ気味になっているようです。

でも、そんなことも言ってらんないです。。。

コツコツがんばらなきゃ・・・!




下記はお知らせです。

8/1(日)教育関係者向けの勉強会やりますよ(^^)

ここ

ご都合のあう方はぜひいらしてくださいね。
もう少しで定員締切になります。


それと、もうひとつ。

8/1(日)生徒さん向けの個別教室もやります。

ここ

前回は数週間前の時点で定員オーバーになってしまって募集を締め切ってしまいました(^^;)

そのため今回は追加日程を用意しましたよ!

はじめての方も大歓迎です♪

ぜひいらしてください。



ではでは、がんばりましょう!












posted by yuichi_saito at 13:05| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月22日

指導のヒントG 生徒が先生に教える

指導のヒントG 生徒が先生に教える

先生が生徒に教えるのはよくみる光景である。「こうなるんだよ」と。仮にこの形式で生徒が先生の言いたいことを汲み取り、忠実に学習できるのであれば特に何も言うことはない。もしこの形式で学習できないのであれば、別のアプローチが必要。特に個別指導や家庭教師が必要である子には必須である。それが、生徒が先生に教える逆アプローチである。先生が生徒に「ここ教えてくれる?」と尋ね、生徒は先生に「ここはこうだからこうです」と教える。
この場合の先生の役割は、その生徒の説明を注意深く聞き、生徒の認識状況を把握し、不足点のチェックおよび誤解を見つけ出し指導を行うことである。その理解状況でそのままいけば、この先どこでつまづくことになるのか想定できるので、そうならないようにより正しい解釈となるように方向修正をする。個別指導が必要な子は集団授業のみだと自分で勝手な解釈をしているケースが目出つ。だからこそ集団授業では伸びにくい。個別指導ではそれを踏まえた上での個別であることを先生は最大限に利用すべき。でないとまた伸びない可能性が大きくなってしまう。
ちなみに、生徒と生徒とが教えあうケースの場合は、適切なフィードバックにならないことが問題点として挙げられる。上記観点からフィードバックしようとはしないので、その点を踏まえると質の低さは否めない。状況に応じて誰に何を聞くのか適切に考えて、自分のレベルに応じて先生を選ぶか友達を選ぶか考えられる子であればもちろん別である。
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逆アプローチって大切だよね(^^)

なんというか個別指導の良さを一番有効活用できるタイプの指導が逆アプローチだと思うんだけど、全然活かされてないことが多くて。

集団と個別との違いをどれほど認識してるのかな?と思ってしまってさ。。。



集団の先生のほうがエライとか思い込んでる人すらいるから手に負えません。

この話をし出すとまた止まらなくなるから・・・

たぶん1万字とか超えちゃうから、やめとくけど(^^;)




それにしても、昨日の算数教材のトップとの話は面白かったー!!

すんごい気があってさ。


たぶん、LFLのほうでもこのお方をお招きして今後イベントやるよん(^^)


特に、勉強意欲の乏しい子を対象にして遊び要素万歳でみんなでゲームしながら算数の勉強しようかなと(^^)


まぁ、本当に意欲がないと親がいかせようとしても子どもが反対しちゃうから難しいんだけど。。。

↑ここまでいくと、塾じゃなくて家庭教師のほうがいいとは思う。。。



立場の違いはあって、もちろん教育観が完全に同じではないし(むしろ完全に同じな人なんていないんだけど)、アプローチも違うんだけど、基本的な教育観は似てるのかなと思う(^^)


あんまりこの業界で教育観が近いトップの人がいなくてさ・・・(^^;)

だから余計にうれしいよね!



というか、このブログを見てる方は結構近いのかな??


メッセージとかもらえるとうれしいです。



みんなでがんばろーね!











posted by yuichi_saito at 14:23| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

指導のヒントF 共通と相似

指導のヒントF 共通と相似

物事には、共通なところと相似なところがある。どこが共通していて、どこが違うのかを明確にしていくことは、概念関係の理解に役立つ。中学数学の例をひとつあげる。新しく2次方程式を習うときに、「前に習った1次方程式と新しく習う2次方程式はどこが同じでどこが違うと思う?」と生徒に問うて考えさせるだけでもその後の理解に差がつく。他にも1次方程式と連立方程式を比較させたり、連立方程式と2次方程式とを考えさせたり・・・。先生は「同じところは?違うところは?」と生徒に考えさせるきっかけを与え続けることで、生涯に渡って役に立つ各概念間の共通・相似の関係を考える思考癖が身につく。

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えっと・・・

今日は、これから算数教材を制作してる会社のトップとお話してきますね(^^)/

ゲームで遊びながら算数を学んじゃう教材です!


すごいよね。



そのうちコンビニで、トランプの横においてあったりして・・・


今後一緒に何かしらできたらいいなー(^^)/





posted by yuichi_saito at 17:48| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月20日

「もし言わなかったらこの子どうなるんだろう・・・」 「何度も言っても聞かなくて」

昨日の個別教室はすんごい楽しかったー!

小学校2年生の女の子がほんとにかわいくて(^^)


ゲームで一緒に遊びながらも、数学的な考え方を教えちゃったさ。

たぶん小2で帰納的な考え方を用いて世の中をみれるようになったら、これから先の世界観が一変すると思うんだよね。




で・・・


お母様にどうやって教えていくのかを目の前で見て頂きながら、あとでそれがどういうことであるのか解説を加えていく形式を取りましたよ。

なかなかこういう機会ないと思うからね!


自分で言うのも変だけど、社会貢献してるな・・・うん(笑)




昨日、お母様にお話したことをブログでも少しだけ公開しておきますね。


◎答えを言うのではなく、それが答えとなるような質問をする

勉強そのものだけじゃなくて、あらゆることでもそうなんだけど、ストレートにこうしなさい・・・といっても伝わらない場合が多々あります。

「何度も言っても聞かなくて」
というケースはよくあるのですが、そういう場合はストレートに教えても効果は期待できません。

↑当たり前です。


失礼かもしれないけど、バカの一つ覚えのように同じことを100回繰り返すよりも他のアプローチを考えたほうが賢明です。

数学と一緒である一つのアプローチがダメでならそれを繰り返してもダメです。もうそれではダメなのですから。だから他のアプローチを考えていきます。


でお母様にお話させていただいたのが、
・答えを言うのではなく、それが答えとなるような質問をする
ということです。

こちら側が教えたいと思っている内容があって、それを本人の口から言ってもらえるように質問を考えます。

そうすると、親の考えではなく、子どもの考えで表現されることになり、より達成しやすくなります。

また自分で考えたことなので、忘れにくく納得できるものになりやすいです。



◎どんな情報をどこまで提示するのか
教えすぎも問題です。教えなさすぎも問題です。
通常、その子にとっての最適な情報の質と量が異なるので、それらの見極めを行いながら指導します。

教えなさすぎると、自己解決できずに本人の意欲が低下するし、教えすぎると本人が頭を使わないことになり、単に与えられているだけになってしまいます。

だから、どんな情報をどこまで提示するのか・・・という視点が大事です。

その子にとっても最適な情報の質と量のギリギリラインをいかに見つけ出せるかがプロとしての腕の見せ所なんですよね。

そうすると、
「あっ!」
と思うきっかけをたくさん作れるようになります。

茂木健一郎さんの言うところの"アハ体験"です。

勉強が楽しくなるように促すには、大事な視点です。


ただ、こればっかりはなかなか形式知に落とし込みにくくて。。。

↑ブログ上ではなんとも表現しがたいです。私にはまだ難しいようです。。。




◎何も言わずに見守ること
これは多くの保護者の方にも共通するのですが、たとえ遅刻しようとも何も言わないことも大事なことです。

「もし言わなかったらこの子どうなるんだろう・・・」

という悩みを持つ保護者の方とこれまでたくさん接してきましたが、私が思うに逆に言い過ぎてるケースのほうが多いように思えます。

常に先手先手で指示をし続けると、その子は指示通りに動くだけの人になってしまいます。自分で先のことを考えて行動できなくなってしまう。。。

だから、たとえ遅刻しようとも何も言わないという選択をすることも大事なことです。

それで怒られたほうがその子にとってよっぽど価値のある時間になるのではないでしょうか。




◎意識させる回数を増やすこと

時間を見て自分で前もって行動ができないということでした。

であれば、まずは意識させることが必要です。
言葉で意識させること、視覚的に意識させることによって、意識下に置く回数と時間を増やしていきます。

言葉的→「明日、何時から始めるんだっけ?」
視覚的→「ほら。時計見てごらん」

*視覚的な場合は、その子の頭の動きや目線の動きを見てどこを見ているのか見極めを行う必要があります。これは近くにいないとわからず、またかなり高度な技術が必要ですが、個別指導であれば可能です。


1日24時間を生きていく中で、
・接する時間を増やすこと
・接する回数を増やすこと
を行うことで意識下に置かれやすくなっていきます。

そのうち、自分で時間を気にすることができるようになるはずです。





・・・とまぁ、とりあえず4つだけ公開しておきますね。

また別の機会にちょこちょこ書いていきます。



う〜ん・・・


教育は奥が深い!


まじで楽しいです。



あっ、ちなみに頂いたアンケートを少しご紹介します。
小2の子とお母様のものです。


保護者様向けアンケート
Q.指導に関して、何かお気付きの点や参考になった点などがありましたらお書き下さい。

実際に見てみると結構細かい配慮があってプロ意識を感じました。楽しい雰囲気で子供目線で見てくれて、私も色々お話聞けたのが参考になりました。

→ありがとうございます!さらなる領域をめざしてがんばります。


子供向けアンケート
Q.今日、新しく知ったこと、覚えたこと、学んだことはなんですか?
ACTIONSがわけて、じゅんばんになってることをまなびました。

Q.今日先生と一緒に勉強してみて、今後やっていこうと思ったことがあれば教えてください。

じぶんでなにか、べんきょうしたいです。

→自分からやろうとしないとお母様が悩まれたいたので、この子が自分からこう書いてくれたことがうれしいです(^^)
ただ数字を見るのではなく、"じゅんばん"という概念を通して数字を見れるようになってよかったー!


LFLはがんばるぞー!


あっ、ちなみに次回は8/1です。

興味のある方はご連絡くださいね。


こちら

ではでは!
posted by yuichi_saito at 13:07| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

座談会!個別教室!

ということで、三連休でない今日この頃です(^^;)

↑当たり前か!?

今日はこれから先生らと座談会を行って、そのあと個別教室も行ってきます。

ではでは楽しみましょう!



追伸:
夏休みは他にも色々やりますよー

こっちとかこっちも。

ではではお待ちしてます♪
posted by yuichi_saito at 10:35| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月18日

高校3年生向け講座 社長と夢

昨日、都立高校に通う高校3年生向けの講座を学校で行ってきました(^^)

就職希望の子たちに、SPI試験(数学)とか私自身の経験とかお話してきましたよ。


なんというか…

高校生くらいだと、
「社長」
というだけでビックリするのでしょうか。。。


一瞬ビックリするんですよね、みんな。

教室でやってるから近い位置にいるせいなのか、社長に見えず?にすっごく子どもたちと近い立場で接するようにしてるせいなのか、わからないけど。。。


「社長と話しちゃったよ」

って言ってたけど、社長なんてそんな偉くもなんともないよ。。。


最近は、
「若いのにエラいですね」
とか、
「社長は憧れの職業なんだからもっと家とかクルマとかにこだわらないと」
とか、そんなことも言われたりすることも多いのですが、私が思う"社長観"とは全然違くて。。。

*あっ、ちなみにクルマは持ってません!


たぶん、それはメディアにがんがん出てくるような一部の社長を一般的な社長として認識してるんじゃないのかな??

だから誤解してるんだと思う。


そのたった一部分の社長らによって、他の社長らもそうなんだ…みたいに思いこんでるんですよね。

もしくは、メディアに出ていない社長らもメディアに出てくるような社長を目指すべき"社長観"として学習しちゃってることもあるかもだけど。



あるたった一部の先生が嫌いになったために、先生という集合そのものが嫌いになる子どもたちのケースと一緒です。。。

あるたった一部の社長が作りだすイメージによって、社長という集合そのものがそうであると思い込んでしまうという。。。



社長なんて全然偉くもなんともない。


ただ組織を引っ張る上で、そういう形を取っているだけであって、肩書きがあるからどうのこうのなんて結局ないと思うんだけどな。。。


もし社長になりたいのであれば、みんななれます。

ちょー簡単です。

コツなんてものもありません。。。


紙を役所に出せば、社長です。


以上終了。

ホリエモンも何日間か勉強して社長になったみたいだけど、私も法律の知識ゼロからスタートして21日間勉強して社長になりました(うち、2週間は国の電子申告システムで足止め食らって…。電子定款を採用しなければ私の場合は7日くらいで大丈夫でした)。


特に資格試験とかありません。


過去に大きな事件とか起こして、捕まったことある人だと別なんだけど、普通の人はそういうのないから大丈夫。


みな社長になれる。




じゃあ、それにもかかわらず、社長に憧れるのはなぜでしょうか??

中学受験のように、高校受験のように、大学受験のように、大学院受験のように、試験もないのに、みんなすぐになれるのに、憧れるのはなぜでしょうか??


それはやっぱり社長さんらの多くはずっと夢を追いかけ続けてるからだと思うんですよ。



特に、サラリーマン社長じゃなくて、創業社長さんらは必ずそういう想いを持ってる。



その夢とか目標そのものの善し悪しとか、動機とかは別にしても、かならず成し遂げたい夢を持ってる。


だからこそ会社を立ち上げてがんばってるんだと思うんだよね。


だからどちらかというと、社長という肩書に憧れるのは間違いで、そういう社長らが持っている夢とか目標を持ち続けてがんばれることに憧れるのが本来の姿なんじゃないのかな・・・

と私は思ってます。



今回の講座で、最後にとったアンケートの中に、こんなことが書いてありました。2人のものを少し紹介しますね。

-----------------------------------------------------------------
○今の仕事にたどりつくまでの経緯を聞けてよかった。すごいがんばったことがわかったし伝わってきて印象に残った。

○たとえどんなにつらい仕事でも頑張っていってほうがいいと改めて思い知らされました。簡単な仕事じゃなく苦労してお金を稼いだほうがいいと思いました。
-----------------------------------------------------------------

すっごくうれしくなっちゃって(^^)


真意が伝わってくれたようです。



あの子たちは18歳で社会に出ます。
ちょうど私がこの業界に入り始めた年齢です。。。



自分の夢とか目標は10年くらいの長期スパンで考えたほうがいいよ、といったお話もしました。



それでも28歳でもし自己実現できていたのなら、相当珍しいタイプです。

たぶん、38歳でもかなり大変。48歳くらいでなんとかやってるくらいのイメージでしょうか。

それこそあきらめる人が大半で、ほとんどの人ができないわけだから、それこそ強烈なまでの熱意がないと無理なんですよ。


じゃないと普通続かないもん。



それが少しでもみんなに伝わってくれていたら本当にうれしいです。



私もまだまだ本当の自己実現がなされていません。


社長は偉いとかそんな低いレベルじゃなくて、それは単に本当にやりたいと思うことがやれるようになる権利を手に入れただけだと思ってるから。

当然、大変なことだってたくさんある。


でもね。


「大変だからこの仕事はやめよう…」
じゃないんだよ。

「これをやるためにはどんなことだって頑張るんだ」
っていう姿勢が大事。


何をしてもつらい壁にぶち当たることには変わらないよ。

好きな仕事したって、好きじゃない仕事したって、壁にぶち当たり続けるんだ。

であれば、本当に一瞬の疑いもなくやりたいと思える仕事やりたいじゃない。




私の最初の目標は家庭教師業界のモデル企業を創りだすことです。

最近はLFLを真似し始めてる企業も登場してきていて、うれしく見守ってます。


でも、まだまだ。

満足するなんてことは一生涯ないと思うけど、私もがんばります。

みんなもがんばろうーね!




















posted by yuichi_saito at 18:36| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月16日

指導のヒントE 新しい視点を求める

指導のヒントE 新しい視点を求める
同じことを生徒にさせても、同じような結果しか出ない。であれば、結果を出すために、違うことをさせるように促すのが先生の役割である。たとえば、学習計画をひとつとってもそう。同じ計画方法で計画を立てさせてはいけない。前回の反省を生かし、よいところは継続し、よくないところは改善を求める。もちろん計画表を作るたびに計画表のテンプレートが変わることになる。新しい視点を入れ続けていくことは、成果を出すための基本的な考え方。絶えず変化しつづける状況に対応し続けるためにも、新しい視点を入れ続けよう。もし仮に現状のみの視点で満足し、またそれを継続していくことになるのであれば、限界が来るのも時間の問題だろう。
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コツコツがんばるよん。
posted by yuichi_saito at 18:02| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月15日

指導のヒントD 丸つけの正しさ

指導のヒントD 丸つけの正しさ

よくマルつけまでを宿題にすることがある。しかし、先生は注意しなければならない。そもそもそのマルは本当のマルなのだろうか。正しく評価できない子の場合、マルでないものをマルにしている可能性があるので、その見極めを先生が行わなくてはならない。生徒がマルにしているからといって、それが本当にマルとは限らないので、注意をしてよく見ることが必要。もちろん先生の負荷がさらにさらに大きくなるが、それが先生の仕事である。バツであることがマルに変わることは少ないが、マルであるものがバツに変わることはよくある。正しく評価する力はこれから先生きていくうえで大事な力である。その力を育成することは、指導における大事な視点である。
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ということで、シリーズもDになりました(^^)/

100くらい書き続けていこうかと思ってます。

LFLはコツコツがんばりま〜す☆








posted by yuichi_saito at 11:04| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月14日

就職の家庭教師

今、就職の家庭教師っていうのがあるんだね…(^^;)

ちょっとびっくりした。。。


就職の家庭教師と似たようなご相談をLFLでも頂いています。

SPI対策とか小論文対策とか面接対策とかエントリーシートのアドバイスかと、総合的なコンサルティングとかもそう。

先日も、高校で就職支援対策講座をSHINと行ってきたしね!



本当は、テストのための学びなのではなくて、人生のための学びであることを小さいときから学んでいれば・・・

って常々思う。。。

そうしたら対策はそれほどいらないような気がするんだけど・・・



まぁ、だからこそのLFLではあるんだけどさ。


Learning For Life / Life For Learning

という考え方をもっと世に広めたいと思う今日この頃です。


謙虚に学び続ける姿勢さえあれば、どんどん伸びていくわけだから、企業からも引く手あまただと思うんだけどな。


自分で考えて自分で実行して自分で結果を出せる人なら、みんなほしがると思うぞ。


少なくとも私はそうです(^^)













posted by yuichi_saito at 10:11| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月13日

指導のヒントC まず思わせること

指導のヒントC まず思わせること

思うことはとても大事なこと。何かを思わないと、決して前には進まない。これは問題演習においても同じことが言える。生徒が問題を解けたとしても、実は解けただけであってそれに対して何も思っていないことがある。ただ解けた…ということだけ。その問題を解く過程で、何を思い、何を考えたのかということは、問題を解き正解に辿りつくこと以上に大事なこと。なぜなら、その考えたことこそこれからの人生に役立つことになるのだから。ひとつの問題を解く上で、よりたくさんのことを思うように指導する。そのためには先生は生徒に何かを思わせるきっかけを何度も何度も何度も与え続けることが必要。決して答えを与えて覚えさせるのではない。「これってどう思う?」たったこの一言の言葉をかけ続けるだけで、子どもの将来が変わる。

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コツコツがんばりまーす(^^)/

あっ、そうそう。


先日、まぐまぐのメルマガが殿堂入りしました。

ここ


たくさんの方々に応援を頂けて私は幸せです。

ありがとうございます♪




まだまだこれからですが、あせらずにLFLのペースで着実に進めていきたいと思います。


これからもよろしくお願いします(^^)/


追伸:
座談会への参加ありがとうございます!

いろいろな方々と意見交換できたらうれしいです。

よろしくお願いします(^^)/











posted by yuichi_saito at 09:59| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月12日

指導のヒントB ここから何を学ぶのか

指導のヒントB ここから何を学ぶのか

例題、練習問題、演習問題、発展問題、問、章末問題、巻末問題、プリント、小テスト、定期テスト、模擬試験、入試問題・・・。なぜこれらの"問い"を解き続けるのか。子どもたちは解き方だけを学ぶのではない。先生は解き方だけを教えるのではない。一番大事なことは、そこから何を学ぶのかということだ。ある子は解き方を学ぶ。またある子は発想法を学ぶ。またある子は図の描き方を学ぶ。また別の子は質問のしかたを学ぶ。また他の子は自己管理を学ぶ・・・。先生が「何を学んだの?」と常に聞き続ければ、生徒は「ここから何を学ぶのか?」と常に自問自答するようになる。この習慣を身につけさせることこそ、将来に渡って役に立つ思考習慣を獲得することに繋がる。
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先日、都立高校で講演?がありましたよー(^^)/

実は、今日も他の都立高校で講演です!



SHINががんばります!

みんな応援してね♪


私もサポートに入ってきまーす(^^)


LFLもついに、高校へ進出!


まだまだこれからだぞー!





posted by yuichi_saito at 03:07| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月11日

指導のヒントA あえて「うん」と言わない

指導のヒントA あえて「うん」と言わない

個別指導のひとつの良さは、生徒一人ひとりの様子を詳細に観察できることにある。その分、丁寧な指導ができるが、生徒のためにあえて丁寧にしないという選択をすることも大事なこと。たとえば、生徒が解き進めているときにそのまま進めてもいいのかどうかを先生に確認したがることがある。先生としてはそんなときこそ自分で進められる力があるかどうかのチェックをすることも必要。「うん」とは言わなくてもそのままいけるか?いけないか?それが自分で進める力の育成に繋がるかどうかの分かれ目となる。

丁寧にしない、というと語弊があるが、逆に、丁寧にしすぎているからこそ、一見周りからみて丁寧でないと思われてしまうことがある。これ、本気で教育を考える先生のジレンマ。
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ちょこちょこ書いていきますね。

LFLはがんばります〜!




posted by yuichi_saito at 15:44| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

指導のヒント@ 見直して気付けば、頭の中にある

指導のヒント@ 見直して気付けば、頭の中にある

生徒の計算間違いが減らないと嘆いている先生がいる。そんな先生が生徒に言う言葉。それが「気をつけなさい」。仮に、気をつけなさい…というだけで計算ミスがなくなるのであれば、それでよいがそれでもなおらないのであれば、別のアプローチからの指導が必要。

計算ミスがあったときに、どこがどのように間違えているのかを指摘するのではなく、間違いがあった事実だけを伝えて、それを生徒が自分で見つけることができるのであれば、それは頭の中にその視点でチェックをしているということになる。仮に見つからないのであれば、その視点でチェックがなされてないということになる。

計算ミスを減らす指導はまずここからはじめる。

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新しい企画でもスタートしようかなと…。

名付けて指導のヒント シリーズ!



参考になれば!

どんどん書きためていきますね(^^)/


ではでは、今日もLFLはがんばります。




posted by yuichi_saito at 13:10| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月08日

◎質問!「わからない問題への取り組み方がわからないです」

ご質問を頂いたので、ブログ上でも簡単に書いておきますね。

これは日本全国の方々が悩まれていることだと思うので…(^^;)



わからない問題への取り組み方として、大きく分けると2つがあります。


1、人に聞く
人に聞くことでわからない問題に対応していきます。

学校の先生、塾の先生、友達、兄弟、親、など、周りにいるこの問題を教えてもらえるであろう人に聞いて解決まで導きます。

兄弟や親はケンカの原因?になったりすることもあるので、私の経験上はあまりお勧めはしません。学校の先生なり、塾の先生なりに聞くのが一番いいと思います。


この場合、このときにポイントになるのが、
◎誰に聞くか?
ということです。


学校の先生でも、塾の先生でも、色々なタイプの方がいます。"先生"という一つの集合で見ればひとつなのです、個々を別々に認識すれば当然違います。

で、教育工学的にいうと、そもそも【わかる】には6段階あるのですが、子どもだけじゃなくて先生によっても、当然ながらこのレベルに差があるんですよね。。。


知識→解釈→適用→…

とレベルがあがっていくのですが、どの先生に聞いても、知識レベルは当然あります。でも、その上の解釈レベルになると人によって違ってきます。

先生によっては、
「こういうものだから覚えておけばいいよ」
という説明をする方がいて、そういう方は知識レベルでストップしている場合かもしくは子どもへの教育を真剣に考えていないかのどちらかです。

これでは子どもたちが納得いきませんし(というか納得しちゃダメですし)、逆にこれで納得してしまう子であるならば、それは逆に将来的に心配です。

解釈の仕方が先生によって違うので、厳密に言うと間違っていることも多々あったりするのですが、現状としては、その子にとってしっくりくる説明をしてくれる先生がよい先生として思っておけばよいと思います(それが正しいとは限らないが)。

だから、そういった先生を見つけるために、一人の先生に聞いて終りにするのではなく、複数の先生に同じことを質問してみることをお勧めしています。

同じことを学校の先生にも質問し、塾の先生にも質問をするように後押しするのです。


だいたいそれらを繰り返しているうちに、自分にとってわかりやすい説明をしてくれる先生が見つかってくるので、そしたらその先生に頻繁に質問にいけばよいです。

こういうことを言うのはあまり好きではありませんが、先生は生徒の成績を評価する立場です。だからこそ逆に生徒は先生の説明を評価していいのです。

自分にとってしっくりくる説明してくれる先生をよい先生として、まずは手当たり次第探すのがいいでしょう。そんな先生が見つかれば、100人力です。



あっ。

でも、自分がしっくりこない先生が一般的によくない先生と決めつけちゃダメですよ。

たまたま自分とはあわなかっただけで、それは自分の力がないだけかもしれませんので。。。(^^;)




2、本で調べる
本で調べてわからない問題を解決していきます。
理想は人に聞いて解決するよりも本で調べて解決する力を養うことです。
将来的に、人に聞くことでしか学べなくなるようだと、社会に出てから相当コスト高で使いにくい使われにくい人材になりかねませんし…(^^;)
↑仕事の内容にもよるとは思いますが。。。


で、本で調べるときも、上記と同じ考え方を使います。

大事なことは、

◎どの本で調べるのか?

ということです。


厳密性に欠けていておおざっぱだけど全体像が見えやすい本とか、厳密で正確なんだけど全体像が見えにくい本とか、種類は多様ですので(^^;)

最終的には目的に応じて、小学生向きのマンガが入ったような本でざっと調べることも大事ですし、ガチガチの論文形式の専門書で調べられるようになることも大事ですよね。

自分で調べて解決できる本の種類が少なくなればなるほどに、問題解決能力が低い状態になってしまいますので、守備範囲を広く取っておくことが大事です。マンガだけでしかわかりません…という人はそれだけ不利になっています。


と理想を書いてみましたが。。。

なかなか子どもの頃からこの習慣を身につけるのは難しいのは現場でたくさん見ています。


ご相談頂いた内容には、
「解説を読んで自分で理解する努力をしない」
とありました。

そもそもの意欲面で乏しい状態があるということは、本で調べて自力解決した際の達成感を感じる機会が少ないのが影響しているかもしれません。

これはあらかた先生の教え方に問題があります。

というよりも指導目標を本で調べて自力解決させる、という目標を念頭においた指導がなされていないからです。

具体的な指導方法はこっちでも触れているので割愛しますが、おおざっぱに言うと、わからないところは人によって当然違っていて、まずわからないところがどこにあるのかを特定するところからはじめなければいけません。


ちなみに本だけで最初から学ばせることは難しいですので、指導する際には、目の前で解説を読ませて、
「何がわからないの?」
というところからスタートしていきます。

その後、
「ここは?」
「こっちは?」
「なぜこうなるの?」
「ここはこうだけど、なぜこうしたの?」
「逆に、こうしちゃいけない理由は?」
「この条件がこう変わったときはどうなる?」
「確かに今はこうだけど、ここは本当にこれでいいの?」
「これは他の方法では解けない?」
「こことここの関係は?」
などなど、いろんな角度からの質問を織り交ぜて、立体的に読めるようにしていきます。

そういった訓練を積んでいくうちに、解説の読み方が身についてきて、自分ひとりでも本で学べるようになるでしょう。





あっ、ちなみに…

わからない問題への対応をする際に、先生が答え過ぎているのが問題になってるケースがあとを絶ちません。また、解説書を読み過ぎていることが問題になっているケースがあとを絶ちません。


先生からも解説書からも、最初から答えをしろうとするのではなく、まずはヒントをもらう程度に考えておくことが大事です。

先生の場合は、そういうことを考えている熱心な先生であればある程度の制御をして生徒指導の際にヒント程度でとどめておいて、それを使って自分で考えてみるように促してくれますが、本の場合は、本は意志があるわけではないので、自分自身で制御しなければいけません。

だから、子ども自身に
「この解説からヒントを得よう!」
と思ってもらえるように、子どもたちに指導します。


だから、私の場合は、生徒と一緒に次のようなことをします。

「う〜ん。わからないね」
「ちょっとだけヒントみようか?」
「なるほど〜。そういう発想なんだね」
「じゃあ、おしまい」

といって、すべてを読まずに、本閉じてしまうことをよくやります。



その後、

「今の発想を使って再度やってみよう!」

と促します。


答えを知るのではなく、ヒントやアイデアを知るためだけに解説を使っていることを子どもに見せるわけです。

これも立派な解説書の使い方の指導です。




と…


あんまりまとまってなくて書きなぐっただけなのですが、もし参考になる点があればどうぞ!



LFLはそんなこんなで子どもたちに教育してますよ(^^)



追伸:

う〜ん。

いい加減、本を書いて出版でもしたほうがよさそうな気がしてきた。。。

早くこの現状をとめないとやばいような気がする…





posted by yuichi_saito at 12:22| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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