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2010年07月20日

「もし言わなかったらこの子どうなるんだろう・・・」 「何度も言っても聞かなくて」

昨日の個別教室はすんごい楽しかったー!

小学校2年生の女の子がほんとにかわいくて(^^)


ゲームで一緒に遊びながらも、数学的な考え方を教えちゃったさ。

たぶん小2で帰納的な考え方を用いて世の中をみれるようになったら、これから先の世界観が一変すると思うんだよね。




で・・・


お母様にどうやって教えていくのかを目の前で見て頂きながら、あとでそれがどういうことであるのか解説を加えていく形式を取りましたよ。

なかなかこういう機会ないと思うからね!


自分で言うのも変だけど、社会貢献してるな・・・うん(笑)




昨日、お母様にお話したことをブログでも少しだけ公開しておきますね。


◎答えを言うのではなく、それが答えとなるような質問をする

勉強そのものだけじゃなくて、あらゆることでもそうなんだけど、ストレートにこうしなさい・・・といっても伝わらない場合が多々あります。

「何度も言っても聞かなくて」
というケースはよくあるのですが、そういう場合はストレートに教えても効果は期待できません。

↑当たり前です。


失礼かもしれないけど、バカの一つ覚えのように同じことを100回繰り返すよりも他のアプローチを考えたほうが賢明です。

数学と一緒である一つのアプローチがダメでならそれを繰り返してもダメです。もうそれではダメなのですから。だから他のアプローチを考えていきます。


でお母様にお話させていただいたのが、
・答えを言うのではなく、それが答えとなるような質問をする
ということです。

こちら側が教えたいと思っている内容があって、それを本人の口から言ってもらえるように質問を考えます。

そうすると、親の考えではなく、子どもの考えで表現されることになり、より達成しやすくなります。

また自分で考えたことなので、忘れにくく納得できるものになりやすいです。



◎どんな情報をどこまで提示するのか
教えすぎも問題です。教えなさすぎも問題です。
通常、その子にとっての最適な情報の質と量が異なるので、それらの見極めを行いながら指導します。

教えなさすぎると、自己解決できずに本人の意欲が低下するし、教えすぎると本人が頭を使わないことになり、単に与えられているだけになってしまいます。

だから、どんな情報をどこまで提示するのか・・・という視点が大事です。

その子にとっても最適な情報の質と量のギリギリラインをいかに見つけ出せるかがプロとしての腕の見せ所なんですよね。

そうすると、
「あっ!」
と思うきっかけをたくさん作れるようになります。

茂木健一郎さんの言うところの"アハ体験"です。

勉強が楽しくなるように促すには、大事な視点です。


ただ、こればっかりはなかなか形式知に落とし込みにくくて。。。

↑ブログ上ではなんとも表現しがたいです。私にはまだ難しいようです。。。




◎何も言わずに見守ること
これは多くの保護者の方にも共通するのですが、たとえ遅刻しようとも何も言わないことも大事なことです。

「もし言わなかったらこの子どうなるんだろう・・・」

という悩みを持つ保護者の方とこれまでたくさん接してきましたが、私が思うに逆に言い過ぎてるケースのほうが多いように思えます。

常に先手先手で指示をし続けると、その子は指示通りに動くだけの人になってしまいます。自分で先のことを考えて行動できなくなってしまう。。。

だから、たとえ遅刻しようとも何も言わないという選択をすることも大事なことです。

それで怒られたほうがその子にとってよっぽど価値のある時間になるのではないでしょうか。




◎意識させる回数を増やすこと

時間を見て自分で前もって行動ができないということでした。

であれば、まずは意識させることが必要です。
言葉で意識させること、視覚的に意識させることによって、意識下に置く回数と時間を増やしていきます。

言葉的→「明日、何時から始めるんだっけ?」
視覚的→「ほら。時計見てごらん」

*視覚的な場合は、その子の頭の動きや目線の動きを見てどこを見ているのか見極めを行う必要があります。これは近くにいないとわからず、またかなり高度な技術が必要ですが、個別指導であれば可能です。


1日24時間を生きていく中で、
・接する時間を増やすこと
・接する回数を増やすこと
を行うことで意識下に置かれやすくなっていきます。

そのうち、自分で時間を気にすることができるようになるはずです。





・・・とまぁ、とりあえず4つだけ公開しておきますね。

また別の機会にちょこちょこ書いていきます。



う〜ん・・・


教育は奥が深い!


まじで楽しいです。



あっ、ちなみに頂いたアンケートを少しご紹介します。
小2の子とお母様のものです。


保護者様向けアンケート
Q.指導に関して、何かお気付きの点や参考になった点などがありましたらお書き下さい。

実際に見てみると結構細かい配慮があってプロ意識を感じました。楽しい雰囲気で子供目線で見てくれて、私も色々お話聞けたのが参考になりました。

→ありがとうございます!さらなる領域をめざしてがんばります。


子供向けアンケート
Q.今日、新しく知ったこと、覚えたこと、学んだことはなんですか?
ACTIONSがわけて、じゅんばんになってることをまなびました。

Q.今日先生と一緒に勉強してみて、今後やっていこうと思ったことがあれば教えてください。

じぶんでなにか、べんきょうしたいです。

→自分からやろうとしないとお母様が悩まれたいたので、この子が自分からこう書いてくれたことがうれしいです(^^)
ただ数字を見るのではなく、"じゅんばん"という概念を通して数字を見れるようになってよかったー!


LFLはがんばるぞー!


あっ、ちなみに次回は8/1です。

興味のある方はご連絡くださいね。


こちら

ではでは!
posted by yuichi_saito at 13:07| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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