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2011年08月14日

「身近なモノで考えてみる。」

今日も勉強方法のお話しです。


今日のワンポイントレッスン!

「身近なモノで考えてみる。」


勉強する際に、新しく学んだことはできる限り身近なモノで考えてみる習慣を身につけることをオススメしています。


たとえば、私の専門分野でもある算数・数学は、現実の世界とはかけはなれていると思われてしまいがちだけど、全然そんなことないです。





先日、小学校に通う生徒さんに、

「人口の増加ってどうやってあらわす?」と考えてもらいました。



「ちょっと増えた」

→ちょっと・・・という言葉では、どの程度を指すのか人によって違いすぎます。さらに、何と比較しているのかどの時点のものと比較しているのか曖昧です。



「昨年度と比較してちょっと増えた」

→これでもダメです。



「0.1%増えた」

→これでもどこと比較してるのかわからないです。



「昨年度と比較して0.1%増えた」

→ここまで言ってやっと相手にしっかり伝わります。



結局、数字を使ってあわらすことになるんだよね。


「言葉って曖昧だから、人に伝えるときに伝わり方に幅がありすぎるよね。」

「だからこその数字であり、その数字を扱うための算数・数学なんだよ。」

とお話しをしました。


たったこの一文だけでも、「割合」「少数」の概念が必要です。

さらには、"昨年度"という言葉が意味している、どこからどこまでの期間をあわらすのかといった「範囲」の考え方も数学的な考え方のひとつです。




新しく習ったことは教科書や問題集のなかだけで考えるのではなくて、現実のリアルの世界で使うようにすることが役立たせるための勉強法のもっとも基礎・基本になります。



そうしないと、

たとえ今回のテストで、点数が取れても、

実生活のなかでも使えるようにならなければ、

何のための勉強なのかがそもそもわからなくなってしまいます。


そういう勉強のしかたをしている生徒さんはいずれ限界がくるでしょう。



よくあるパターンとしては、中学もしくは高校くらいになってから、

「こんな意味ないことなんてやりたくない」

という状態です。


小学生くらいであればまだ比較的素直に勉強する傾向にありますが、中高生くらいからこんな状態になる子が多いようです。

子どもが勉強嫌いになってしまう第一歩がこの勉強方法の間違いからスタートしている、私は考えてます。



本当は先生がしっかりと教えなければならないんだけど、
先生自身もそういった教育を受けてないから教えることが難しい・・・
というのが現状なんだけどね。


特に日本の数学は諸外国に比べて、応用数学(実用面の数学)を軽視していて、純粋数学を重んじている傾向にあるならなおさらで・・・



でも私がそんなことを叫んでも、やっぱり現実は変わらないから、
だからこそ私にできることは読者さんにこういったことをお話しすることなんだ。



「身近なモノで考えてみる。」


ホントに大事です。





テストでなければ使えない知識ほど、
社会に出てから役に立たない知識はありませんから。


ぜひ習ったことは常に身近なモノで考えてみる習慣を身につけてくださいね!


ではでは!


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追伸:
名古屋からご相談ありがとうございます。

また明日ご連絡いたしますね。

お電話でのカウンセリング等はできるので、何かしらのアドバイスをさせていただければと思っています。




posted by yuichi_saito at 00:15| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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