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2011年10月20日

●「僕にはできません」⇒自分の限界を勝手に決めるな!

昨日、本文の最後の「追伸」のところで、

勉強においても考え方がとても大事です、とお話しました。

これは実際に生徒さんへの指導をしていても常々実感することです。


たとえば・・・

「これ、やってみようよ!」

とお話しをしても、

「それは無理です」

「僕にはできません」

という言葉でもって最初から否定する生徒さんが結構います。


まだ、何もしていないにもかかわらず・・・です。

↑実行する前段階でこういう言葉で返す、ということは

 考え方がそのようになってしまっているということでもあります。

私は何度も何度もそういう言葉を耳にしてきました。


自分の限界を勝手に決めてしまっているんですよね。。。


「人間はその気になればいくらだって変われるのに・・・」

そう感じることが非常に多いんですよ。



もちろんこの子たちも、

最初からこのように考えていたわけではないです。


色々な挫折や失敗などを経験したからこそ、

このような考え方に至っているのはわかります。



でも・・・


基本的にこのような考え方に至っているのは、

親御さんをはじめ、周りの大人がうまくフィードバックを行うことが

できなかったのが一番の原因であることがほとんどのように思います。


だって、同じ出来事であっても、いかようにも解釈することができますから。


周りの大人らが、子どもの様子をみて、

プラスの方向に向くようにフィードバックすることができるはずです。


それができなかったからこそ

"最初からあきらめるクセ"

が出来あがっているようにしか私には思えません。


失敗の話はその典型例です。


たとえば、そもそも・・・

失敗したということは本質的にはないですよね。


失敗そのものは存在しません。

というか、そのように解釈できるはずです。



失敗をどう定義づけるのかによってももちろん異なりますが、

今のその失敗は、次の成功のためにあるのかもしれないじゃないですか。


次の機会に生かされるようにすればそれは成功への1ステップにすぎないです。


どんなにダメだったとしても、それを活用すればいいだけの話しです。


「今回はこうしたらダメだった」

「じゃあ、今回はこうしてみよう!」

という発想になれば、失敗なんてないわけです。

そもそも本質的な失敗・・・ということそのものがなくなります。


本人が失敗した・・・、と思わなければ、

次に生かそう、とさえ考えることができれば、

何度だって挑戦しつづけることができるはずです。


失敗した・・・と思って挑戦できない状態よりは、

何度でも挑戦し続ける人のほうが単純にカッコイイですよね。


私は子どもたちにそのようになってほしいと思ってます。。



だから私たちが大切にしなけれならないのは、

本人が落ち込んでいるとき・・・それをバネにできるように、

きちんとフィードバックしてあげることです。


そのためには、子どもたちの様子を敏感に察知できるかどうかが大切です。


私たちには観察力が求められています。


ちょっとしたほんの一瞬の変化を見逃さない力です。



ちょっと蛇足ですが、実は私は実は、

一時期学校の先生が大嫌なときがありました。

理由はここにあります。

http://educationalgroup.seesaa.net/article/26734364.html


小学生のとき、私はイジメの対象だったのですが、

学校の先生は誰ひとりとして助けてくれなかったことが主な理由です。

小学校1年生の4月からイジメを受けてました。上級生から・・・

だから私の学校人生の生活は、

イジメからスタートしたと言っても過言ではありませんでした。。。


でも先生たちは誰ひとりとして気付きませんでした。


もしそうでなければ、

私の学校の先生嫌いは、

大学まで続かなかったかもしれません。。。

↑でも、母親にはだいぶ助けれました。それだけが私の救いでした。

詳細を知りたい方は下記をご覧くださいね。

http://educationalgroup.seesaa.net/article/26734364.html


ちなみに、今は学校の先生も大好きです。

ひとえに大学院でお世話になりました教授の影響です^^


小さな変化を見逃さず、そしてプラスに考えることができるように、

また次の一歩を踏み出すことができるようにフィードバックすることは、

小手先の勉強テクニックよりも価値のある大切なことだと思っています。



成績が優秀な生徒さん、勉強のできる生徒さんは

自然と、そうようになるような考え方を身につけているケースが多いです。

↑自然と、というのは意識してないことが多いからです。

実は、そういう環境がそうさせているだけなのですが、

本人にとってはそれ以外を知らないので、自然になっています。



もちろん一番大きな理由としてあげられるのは、

成績がよいのは子どもがそうなるような考え方をしているからなのですが、

これはひとえに保護者の方がそのような考え方になっているのは言う前でもありません。


本来は教育は意識的にフィードバックを行うことで、

こちらの意図したように学習を促進していく行為ではありますが、

たとえ意識的にフィードバックをしていないとしても、

コミュニケーションを通じて、自然と子どもにそのように考えている・・・

ということがそこらじゅうで起きています。

↑意図的な教育よりも無意図的な教育のほうが、はるかに大きな影響を与えています。



先日も、あるご家庭での面談の席でこんなお話しがありました。


お姉さんが一橋大学現役合格をしていて、

さらには大学4年時に国家1種試験(外務省)にストレート合格している、

というご家庭だったのですが、お母様は周りのお友だちから

「どんな教育をしてるの?」

と度々聞かれることがとても多いのだそうです。


でも、お母様自身はこんなことをおっしゃっていました。

「何か特別なことをしたわけじゃないのですが・・・」

「小さい頃から勝手に勉強していました」

「一度も勉強しなさい、と言ったことないんです」

と。

私は、そのお話しを聞けば聞くほどに、

無意図的教育による効果が出てる、と私は感じざるをえませんでした。


もともとお母様がそのような考え方をしているからこそ、

自然と子どももそのように考えて行動しているにすぎないだけ、です。


だから、常々思うことは、結局のところ・・・

一番大切なことは私たち自身が常に学び続けることなんです。


遠回りのようで、実はそれが一番の近道であったりもします。


だから、私は学ぶことをずっとやめません。

↑辞めるときは、人間を辞めるときです。

 勉強することを禁止されたら、きっと耐えられないと思います。

 それこそ生きていけないです・・・^^;


と同時にそれを胸に刻むためにも、

LFLという組織名を採用しています。

↑Learning For Life / Life For Learning の略称です。


一人でも多くの人にこのLFLの考え方を身につけてほしい、

と思って活動していますよ。


そうすればほとんどの教育問題は解決される、とさえ考えてますから。


もともと子どもたち以上に学ぶべきは私たち大人ですもん。


・・・何を学ぶのかはもちろん人それぞれで全然いいと思います。

私の場合は、中学生のときからとても興味があって、

子どもたちにもたくさん成功してほしいと思っていることもあって、

「成功者の考え方」を今もなお学び続けています。


その一例として、昨日は

世界中の「成功者の考え方」を収集して、

研究し続けているジェームス・スキナーさんをご紹介いたしまた。

⇒ http://os7.biz/u/807L1


来月11月2日(水)に文京シビックホールで行われる

ジェームス・スキナーさんの講演会に行っても実際に足を運んで、

自分の目で、耳で、肌で体感してこようと思っています。


彼のオーディオセミナーは非常に有名なものなので、

成功者の考え方に、興味がある方にはお勧めしています。

⇒ http://os7.biz/u/807L1


また、本日から22日まで、

ハロウィンキャンペーン第1弾として、

5880円の有料セミナーが無料配布されてますので、

はじめての方にもお勧めしています。

http://goo.gl/9yi29


大人でもある私たち自身も学び続けているんだよ・・・

ということを子どもたちに背中で語れるような大人でありたいです^^

そう思って、日々実践しています。



何だか抽象的な話になってしまったのですが、

今日もどこか一文でもお役に立てていたらうれしいです。

お役に立てている = あなたの学習を促進できた・・・かな?

と思えるからです。


自分の人生のミッションを遂行できていると思えるからです。


やっぱりそういう活動に自分の限りある短い人生の時間を使いたいですから^^


これからもみんなでがんばっていきましょうね!





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posted by yuichi_saito at 00:00| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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