大きく言えば、情報リテラシーの話になりますが、
これはほんの一部の出来事であってすべてではない、ということです。
テレビのニュースに対する見方もそうですが、あくまでも
一部のことを報道しているだけであってそれが社会全体というわけでは
ないので、その点だけはご了承くださいね。
これはある大学で目にした実際の出来事です。
以前、私たちは大学で講座を行うために、
とある大学に出向いて講義の時間になるまで、
ちょっと校内を勝手に?見学させていただいていました。
その目に映った光景があまりにも、、、で、
正直言って、親御さん、大学、学生さん、教授の4者は
このように思う(思っている)のでは、と思わざるを得ませんでした。。。
この光景を見たら、親御さんは、
「こんなことのために高い塾代を払ってきたわけではない!」
「こんなことのために高いお金を払って大学に行かせてるわけではない!」
と思うはずです。
大学側にとっては、
「そんなことさせるために入学させたわけではない!」
と思うはずです。
学生さんにとっては、
「こんなことを学ぶために学生になったわけではない!」
と思っていると思います。
教授にとっては、
「こんなことをするためにここにいるわけではない!」
と思うと思います。
とにかく・・・ちぐはぐだらけの現実世界の話です。
何が一番最初に目についたかというと、、、
とある歴史の講義だったのですが、
一番後ろにいる学生さんたちの授業中の様子です。
できる限り詳細に書きたいと思います。
一番後ろの列に座っている学生さんら男女数人が
次のようなことをしていました。授業中です、、、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自分の持ち物である大きなバックを机の上にドカッと置いて、
耳がすっぽり入るような大きなヘッドホンを両耳にしていて、
山積みにされたマンガ本を1冊ずつぺらぺら読みながら、
ホテトチップをパーティ開きにして、お菓子をみんなで食べている・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
↑これ授業中ですからね。
それも一人や二人ではないです。
これなら幼稚園生のほうが授業中の態度がよいです。
まだ、出席しない学生さんや寝ている学生さんのほうがマシかもしれません。
授業中にまるで自宅の自分の部屋でくつろいでいるかのように振舞われては、
他の学生さんたちが影響が出ますし、教授も真剣に話しができなくなります。
私は彼らに直接インタビューできたわけではないので、
なぜ彼らがそのような態度を取っているのかは彼らにしかわかりません。
きっと形だけ出席しているのは、
出席そのものが成績に反映されるからなのかもしれません。
大学の担当者の方も、以前こんなことをお話していました。
「"お土産"を渡さないとやらないんですよ」
ここで言う、"お土産"とは、"単位"のことです。
単位がなければ、勉強しないのだそうです。。。
それで担当者の方が大変に困っていました。
私たちが担当する就職活動講座は"単位なし"講座です。
そのため、学ぼうと思って来る学生さんが基本的に参加します。
だから、まだやりやすいのですが、、、
この講座の担当者の方の考えとしては、
せめて意欲のある学生さんだけは助けたいのだそうです。
だから、あえて単位を出さない講座にしているとのことでした。
仮に、講座そのものを必須科目にできたとしても(教授会の審査が降りるかどうかは別)、
必須科目にしてしまうと、先ほど言ったような学生さんも授業に参加することになります。
そうすると、真面目に就職活動をやろうとしている
学生さんたちまでに被害がいってしまうのでそれは避けたいとのことでした。
きっと彼ら・彼女らの親御さんらが見たら泣くと思います。
小さい頃から塾通いで、やっと大学生に、、、と思ったらこの状態。
冗談抜きで、何かがおかしいわけです。
普通の状態でなくなっている現状があります。
何がおかしくてこの状態になっているのか、、、
と言われれば私はそれなりに答えを持っているつもりです。
その一番のカギになるのが、
・____________
という思考が抜けている点だと思っています。
このブログでも、、、
ちょこちょこ解決策を
絶えず提案しつづけていきたいと思っています。
大学側だけでどうにかしようとするのはやっぱり無理があります。
小中高の間に、しっかりと学ぶことそのものが
楽しくおもしろく、そして知的好奇心旺盛になってないと、、、
大きなことを変えようと思ったら、、、
ひとりひとりの意識が変わらなければ、何も変わりませんから。
お伝えしたいことが山のようにありすぎて、パンク気味ですが、
今日も長くなりすぎていてすみません。
できる限り短くそして簡潔に、
1日1メッセージを皆さんにお届けできるよう
がんばってお送りしていきますね!
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