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2011年12月05日

ケアレスミスの心理学 ⇒「入試でもたった1点で合否が決まるんだよ」

ちょうど定期テストのシーズンです。


試験の結果が返却されているご家庭もあると思います。

そこで、今日はケアレスミスのお話についてご紹介しますね。


また、最近はどんどん寒くなってきました。

寒くなると・・・いよいよ受験シーズン本番です!


せっかくですので受験のお話と絡めてお話します。


ケアレスミスについては、

こちらでも強調してお話しています。

http://www.lfl.jp/service/seisekiup2.html


また、受験とケアレスミスとの関係についてもご紹介します。

以下、ご家庭にお送りさせていただいた文章からの引用します。

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そこで、せっかくのチャンスですので、

今回の出来ごとを踏まえて、

「入試でもたった1点で合否が決まるんだよ」

というお話をしました。


点数を横軸に、人数を縦軸にとった場合の

典型的な得点分布図をみせてお話をしています。


結局、合格最低点にほとんどの人が密集している、というお話です。


合否の差は、ほとんどケアレスミスがあるかないかで決まります。


もちろん、合格最低点を大きく上回る人もいれば、大きく下回る人もいます。

しかしながら、、、

合格最低点を大きく上回って合格する人は通常、さらにレベルの高い学校に進学します。

合格しても進学しません。その学校よりも高難易度の高い学校にも合格できるからです。


また合格最低点を大きく下回って不合格になる人は、最初から記念受験のつもりで受けてます。

ですので、その学校にはもともと入れたらいいな、くらいの軽い気持ちで考えています。


結局、その学校に【本気で入学したい】、と考えているいう人たちは、

合格最低点の付近にちらばり、ほとんど差がない状態になります。


では、その差は何かというと、ケアレスミスの有無です。

結局、ケアレスミスをどれほどしていないか、の勝負になります。

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↑中学2年生の生徒さんですが、

志を高く持てるように、受験の話を交えてしてます。

目標校も決まり、今は目標にに向けて邁進中です^^



また、下記のお話もお役に立てるかもしれません。

コピー&ペーストしてお送りしますね。


話の前後の流れがわからないと思いますが、

ポイントだけ抽出してもらえたら幸いです。


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今回の○○ちゃんの点数ですが、

細かい点はおいて全体として言えることは、

・より高い得点を取ろうとしたことによるケアレスミスの増大

ということに集約されると思います。


これは本当によくあることです。


私も中学生の頃に経験していますし、

また他の生徒さんでも同じことが起きています。


より高い得点を取ろうすると、

1問へのプレッシャーが大きくなります。


そのため、わからない問題に時間をかけすぎてしまうことで、

他の問題を解く時間がなくなって焦ることでケアレスミスを連発してしまいます。


また、他にも、ケアレスミスを防ぐための見直しを軽視し、

わからない問題を解くための時間に使ってしまうこともあります。


結局、【自分の実力を高く見積もりすぎていること】が原因です。


「簡単な問題を見直すくらいなら、このわからない問題をやろう!」

「この問題もできるはずだ!だからもう少しやってみよう!」

とテスト中に考えてしまうのです。


前回よかったこともあって、

今回、○○ちゃんは上記のように思っていたようです。

「だから、わからない問題は手が止まったら先に進めるんだよ」

と再度強調してお話をしました。


ちなみに、前回はきちんとそのことを守って実践したそうです。

今回は守らなかったとのことでした。

○○ちゃんが自分からそのように言っていました。



前回は計算ミスはゼロでしたので、

前回はそれが得点にあわられていた、ということが

今回のテストでしっかり伝わったように思います。


しかしながら、向上心が高ければ高いほど、

この葛藤がずっとあり続けますので、次回以降もしっかりと

自分の実力を見つめて冷静に取り組んでもらえればと思います。



今の状態ですと、また

・簡単な問題で計算ミスして失点しているのに解きなおさない
 
⇒そもそも試験中は正解していると思う問題ですので、

 それを見直すのは、向上心がある人にとっては、

 苦痛なのでわからないことはないのですが・・・

 ここは我慢が必要です。


・わからない問題に時間をかけても結局解けず失点する

⇒テスト中にわからない問題は、どれだけ考えてもわからないと考えたほうがいいです。

 普段の勉強不足だと思って、あきらめる習慣をつけなければなりません。

 テスト中に粘るくらいなら、普段の勉強時間を1時間でも伸ばすことを考えます。


という一番よくない状態になってしまいます。


○○ちゃんには、これからも

「テストのときは手が止まったら次の問題にいくんだよ」

ということをお話しつづけていきたいと思います。


もちろん、普段の勉強のときは、手が止まって

「うーん」

と悩むことはいいのですが、

こと試験に関してはやってはいけません。


試験は時間との戦いでもありますので、

手を止めて考えるほどの時間的な余裕はないです。

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テストの点数って、

学習内容だけの問題じゃないですからね。


テスト慣れも必要です。

しかしながら、変に慣れちゃダメですよ。


"正しく慣れる"ことが必要です。


よく、

「テスト慣れは大事だ!」

とは言うけれど、、、

・どう慣れるのか?

って話が出てこないことがあるあんですよね。

それじゃイミがないですから。

変に慣れると逆に修正するのが大変になっちゃいます。。。


だから、きちんとプロから教わったほうがいいです。

私は常々そう思ってます。



ということで、今日は、

ケアレスミスのお話しでした。


では、今日はこの辺で。

ではでは!

齋藤裕一




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posted by yuichi_saito at 17:08| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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