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2012年02月02日

「子どもの計算ミスに悩んでいます。」⇒小1レベルの大学生。

毎日メッセージをいただいてます。

ありがとうございます。


今、ご紹介が追い付かない状態です。


ですのでここでは最大公約数的なお話を心がけていきますね。

↑たくさんの保護者の方に共通する悩みに回答していきますね。


先日は下記のメッセージをいただきました。

--------------------------------------------------------------
子どもの計算ミスに悩んでいます。
本人は慎重にやっているつもりでしょうが、
やはり時間(スピード)が気になって慌てているようです。
先生のご説明をうかがい、
まずは慌てずに正確に計算する練習をさせようと思います。
ありがとうございました。
--------------------------------------------------------------

計算ミスの防止は算数・数学の世界では永遠のテーマです。


私自身はひとえに算数教育・数学教育の間違った方向性によるもの、

だと私は思っています。


端的にどんな問題が起きているかと言うと、

スピードばかりを意識させる練習が行われることで、

間違った癖が身に付いている子がとても多くなっています。



正確さとスピードは、

身につけるべき順番があります。


同時並行ではありません。


◎最初に正確さです。次にスピードです。


また、正確さが損なわれるほどの、

スピードまで上げていくことは許されません。


計算は、正確さが一番大事で

正確さを維持しつつあとはどこまでスピードを

アップさせられるのか・・・と考えていくことが大事です。


この点を意識しないと、

どんなに練習をしたとしても、

間違った計算を身体にしみ込ませるだけになります。


そんなことをするくらいだったら、

むしろやらないほうがいいんじゃないか・・・

と思うくらいです。


間違った癖を身につけてしまい、

その癖を修正するのにかかる労力と手間を考えれば、

全くはじめての状態からしっかり身につけさせるほうがラクです。


スピードと正確さについては、

コラムにもまとめていますのでどうぞ^^


■スピードが先?正確さが先?

http://www.lfl.jp/know/knowhow27.html



ここからは追加情報です。


先日、とある文系大学で講座を行いました。


就職活動に向けた講座のひとつだったのですが、、、


普通に講義をすると寝てしまう、、、

という事前情報をいただいていましたので、

私の講座ではちょっと変わったことをしてきました。


・・・大学生に100マス計算をしてもらったんですよ^^;


私自身は、100マス計算については、

反対論者なのですが(使い方によっては賛成論者です)、

今回はゲーム形式にして、文系大学生の実力を測定する上でも、

実施してきました。



100マス計算についての説明は、

ここでは省きますが、、、


学年によって計算スピードの目安があります。


・小1レベル:できればOK

・小2レベル:3分以内

・小3レベル:2分以内


結果・・・

小2レベルである、

100問3分以内で簡単な四則計算をする

ことができない大学生が約2割ほどいました。

↑3+9、といった類の問題が100問の計算です。


この基準で測定すると、

彼ら・彼女らは小1レベルになります。

さらに、ぼろぼろ計算間違いも多発している状態です。


「就職活動でも算数・数学が必要なんだよ」

というと驚く生徒さんも多いのですが、これは本当です。


文系に進むからといって、

完全に捨ててしまうと痛い目にあいます。

↑私が以前、個人レッスンで担当させていただいた大学生さんは、

最終試験が、社長面接+筆記試験、という組み合わせでした。

 1週間前から対策しても間に合わず、最終で不合格になりました。

 社長に落とされたのか、筆記で落とされたのかわからないような

 試験の作り方ですが、おそらく、筆記で落ちたものと思われます。

 できる限りのサポートはしますが、

 さすがに、小学生から高校生までの内容を1週間では間に合いません。。。


基本的には、筆記試験があります。


大学生になってしまった以上は、

今からでもやらなければいけませんが、

そうなる前に小中高生までの間にしっかりと

やっておけば、対策はそれほどいりません。


これはあくまでも目安ですが、

高校1年生までの算数・数学をやりこんであれば大丈夫です。


高卒の免許を取るには、

数学1は必須になっています。

↑もちろん学校によってどのような選択を許すかが違います。

 ので、文系コースでも数学2・Bまで取らせるところもあれば、

 数学3まで強制的にとらせている学校もあります。


話がそれましたが・・・


企業としては、高卒までの最低限の算数・数学はできてね・・・

ということで、ここまで課しているのかもしれません。

↑私にはそのように見えます。


制限時間が短いですので、

スピードが問われる試験です。


ですが、正確にやれないと元も子もないですので、

今から就活を意識するのは、早ぎるかもしれませんが、

保護者の方が意識する分には全く問題はありませんので、

小中高の間にまずは正確に解けるようにしておくことをお勧めします。



ではでは。

今日はこの辺で。


また次回お会いしましょう^^

齋藤裕一






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posted by yuichi_saito at 18:57| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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