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2012年04月21日

塾独自のカリキュラムで失敗!?

先日、塾と家庭教師の相乗効果のお話をしました。


保護者の方にとっては、

メリットを狙っての相乗効果・・・のはずが、

逆にデメリットにすらなっているという現実についてでした。

↑もちろん、やりようによっては絶大な効果を発揮します。

 ただコラボ方法が間違っているように思うのです。

 結局、先生の力がないからです。

 コラボ方法のノウハウが出回っていないからでしょう。



今日はこの点について補足しますね。


そもそもなぜこのようなことが起きるのか・・・

というと、その理由のひとつに、

「カリキュラム体系の複数化」

が挙げられます。


◎もともとカリキュラム体系は1本でよいです。


そのカリキュラムに沿って学習することで、

効率よく想定しているレベルに到達することができます。


だからこそ私たちはそのカリキュラムで学習するわけです。


それが体系立ったカリキュラムの存在意義でしょう。




でも、、、問題になっているのは、

↑というか問題視をしてない人が多すぎですが。

このカリキュラムを複数持っている子が多いのなんのって。


そこが問題になっています。


一番の典型例が、、、

・学校+塾

です。


当然、学校でのカリキュラムがあります。


文科省が学習指導要領を作成しています。

それに沿った学習を子どもたちはしています。


しかしながら、プラス塾を考える場合にこの問題が起きます。

↑というか起こしているご家庭が沢山あります。



もともとカリキュラムというのは、

膨大な学習量を前提に作られているものです。

継続的な学習がなければカリキュラムに乗り遅れるわけです。

それを1本だけなく2本になったらどうなるでしょうか。




「学校の成績がよくない・・・」

「よし。塾に通おう!」

というケースを想像してみてください。


特に、塾独自のカリキュラムを採用している

ところを選ぶと失敗するケースが多くなります。

消化不良なります。



成績がよくない、、、

ということは、その子は、ただでさえ、

そのカリキュラムで学習することができない状態になってるわけです。


要は、カリキュラム作成者の意図通りに学習が進んでいない状態です。


そのような状態にも関わらず、

塾での新しいカリキュラムが

のしかかってきたらどうなるでしょうか。


簡単に想像できますね。。。



ちょっと考えれば当たり前のことではないかと思うのです。


でもそのような失敗をしているご家庭が本当にたくさんあります。



塾の営業や家庭教師の営業の方には申し訳ないですが、

そのような子たちにとって新しいカリキュラムは必要ありません。


今の学校カリキュラムで学習できるように、

後押しして戻してあげるようなサポートが必要です。



常日頃から、いつも思うことがあります。


「それぞれが部分最適を求めすぎだ」

というものです。


「うちはこのようなことをします。」

というのを誇るのは全然いいとは思います。


この業界は、規制のない自由競争ですから。


でも、本当にその子の身になった場合には、

そのカリキュラムが必要かどうかは考えモノです。


そもそも現状でいっぱいいっぱいの状態なのです。

にも関わらず新しいカリキュラムを学習できるわけがないです。


カリキュラム体系1本よりも2本のほうが難易度が高いです。

カリキュラム体系2本よりも3本のほうがもっと難易度が高いです。


お子さんの全体最適を考えることができるのは

基本的には保護者の方しかいません。

↑だから私は学習戦略立案をよくやっています。

 その子のおかれた状況を事細かにヒアリングしています。



◎部分最適が全体最適になるわけではない、、、です。



さらに最悪なのが、、、


学校での独自カリキュラムに、

塾での独自カリキュラムがプラスされ、

さらに家庭教師の独自カリキュラムがあるケースです。


「いったい何をしたいんだろうか?」

と正直疑問に思うこともあります。


だから私のほうで面談させていただく場合に、

そのような事実があればはっきりと指摘しています。


失敗してるのは当たり前ですから。


もちろん、、、

目的・目標・現状を考慮した場合に、

カリキュラム体系が2本必要なケースもあります。

ただそうではない子が多すぎるように思えるのです。。。



・・・このつづきはまた今後お送りしますね。


ではではー!

今日はこの辺で。

また次回お会いしましょう^^

齋藤裕一



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posted by yuichi_saito at 02:38| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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