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2012年10月05日

"学校 対 塾" ⇒ 一番かわいそうなのは子どもたちですよ。

皆様から沢山のメッセージをいただいています。

すべて拝読させていただいていますよー^^


ありがとうございます。


前回は保護者の方からのメッセージをご紹介しました。

今回は立場を変えて学校の先生からのメッセージをご紹介しますね!



●学校教員の先生から。
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いつもLFLメルマガを楽しみにしております。

高校教員として、いかに生徒の学力をつけてあげられるか、日々悩んでいます。

同業異種の方から学べることは多いです。今後もアドバイスをお願いします。

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ありがとうございます^^

学校の先生に参考にしていただけて私は幸せモノですね。


私の卒業した大学院は"教師教育"を研究対象にしています。

そのためか研究室OBには学校教員の方も多数いらっしゃいます。


最初はビックリしたのですが、、、

今までも、LFL( http://www.lfl.jp/ )にお問い合わせ下さった方に、

私の研究室OBの先生に教わっていた(いる)生徒さんが何名もいらっしゃいました・・・

中には・・・担任の先生がOBだったこともあります。



お母様:「○○校に通っているのですが・・・」

私:「○○先生はご存知ですか??」

私:「OBなんですよー」

ということが今もよくあります。



ものすごいご縁ですが、

これが1度や2度ではなく、

何度も何度もそういうことがおきてるんですよね^^;


"世間は狭い!"

と本当にそう思います。



また私自身がそのようなバックグラウンドを持つためか、

LFL( http://www.lfl.jp/ )へいらっしゃる先生希望の方の中には、

"元学校の先生"

の方もいらっしゃいます。


先日も、某私立校にて教員を務められていた・・・

という方と、LFL先生採用の面談をさせていただきました。



たぶん?ですが、私は民間の先生としては、

学校の先生を評価している部類に入ると思います。

学校教員志望の方や元学校教員の方を私は評価してます。


もちろん私自身も教員免許を持っています。

それも大学院卒でしか取れない"専修免許状"まで取りました。

↑2種免許状、1種免許状、専修免許状と3ランクに分かれてます。


でも、学校教員にはならずに、

今の立場を選んでいるのはちゃんと理由があるからです。



そんなこともあって、、、

私は学校の先生&志望される方を尊重してます。



ただ一般的には、

"学校の先生"と"民間の先生"って

仲があまりよろしくないことが多いです。


学校の先生は、民間の先生を批判することが多いです。

民間の先生は、学校の先生を批判することが多いです。


詳細はここでは書きませんが、

それぞれの言い分があるんですよね。


だから中間的な存在ってあまりありません。


お互いにお互いを非難しあっていることをよく目にします。



私の最終結論は・・・

学校と民間はそれぞれの目的や目標が違うわけだから、

そもそもの存在意義が異なっていて当たり前。


だからそれらを同じ土俵で、

比較しようとすること自体に無理がある、と思っています。


というよりも、、、

一番かわいそうなのは子どもたちですよ。


だってそれら大人の考え方に挟まれてるんですから。


だから、私的に言うと、、、

批判してる時点でダメな先生だと思うことが多いです。

どっちがダメだとかそういう問題ではないというこです。



とある学校の先生はこう言います。

「塾の先生なんてしょせん人気取りしてるだけだ」

「塾の先生なんて金儲けしてるだけだ」


一方で、塾の先生はこう言います。

「なんでこんな状態になるまでほっといたんだ」

「学校の授業が崩壊してるからこんなことになってるんだろ」


こんな現状があると、、、

「子どもたちはどっちを信じればいいの?」

という話になりかねませんから。


先日も、某私立校の先生と某大手予備校の先生とで、

意見対立して大変な問題になった…とお母様からお聞きしました。


一人の子を取り囲んで進路で周りの大人らが対立するケースですね。。。


学校側は予備校側に「辞めてくれ!」と。

予備校側は学校側に「だったら自分たちでやる」と。

・・・難しい問題です。



ここで私の基本的なスタンスを明確にしますと、、、

"学校がすべての基本"

というのが私の基本的な考え方です。


その上で民間企業である私たちが不足部分を補えばいいと考えます。


だから学校の先生を批判するなんてことはまずないです。


子どもたちに学習カウンセリングをさせていただくときには、

大前提として学校の授業をフルに活用する方向性から考えていきます。



その上で、その子の現状や目標に応じて、

足りないところ、プラスαをどうしていくのか???

を考えていきます。


学校は公的機関です。

だから

"公平性"

という概念が非常に大事です。

みんな平等ですから特別扱いはご法度です。



でも

"公平性"

を尊重するがゆえに、

個に応じた対応が不足するケースがあります。

そういった不足部分に私たちが入ればいいと思っています。



"学校 対 塾"

とかそういう構図じゃないですよ。

そういう構図を作りたがるのはどっちかというと塾側だと思いますが…

(↑理由は簡単です。。。書きませんが。)


"学校をベースとして民間企業がサポートする"

という流れのほうが私には正直しっくりきます。


みなさんはこのあたりどう思いますか。



ではではー!

今日はこの辺で。

また次回お会いしましょう^^

齋藤裕一



追伸;

学校を否定する塾関係者の方には申し訳ないですが、

私とは真っ向から考え方が異なる、ということになります。


何かしらの立場を取れば、そういう状態になるのは仕方のないことです。

立場を明確にしない、あいまいな教育関係者よりは全然いいとは思っています。





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posted by yuichi_saito at 16:15| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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