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2013年07月01日

「1日1分勉強しましょう」VS「勉強漬けになりましょう」 ⇒ ちょっと心配です。

先日、ある小学校PTAの役員の方からメールをいただきました。


私が執筆した、

「問題集活用法ガイドブック」

をPTA会員の方に配りたいとのことでした。

これです↓

http://www.lfl.jp/service/guidebook.html


以前も、塾の研修で使いたい、と相談いただいたことがあります。


他にも組織で使いたい方がいるかもですので、

念のためにLFLの基本ポリシーをご案内しますね。


これは基本的には資料請求いただいた方限定で無料公開してます。

ですので、下記のページをご紹介いただく分には構いません。

http://www.lfl.jp/service/guidebook.html


それ以外の方法につきましては、

一度、ご相談いただければと思います。

私の考えとは違った使われ方をしてもショックですので^^;




さてさて。

本題に入りますね。



先日、ちょっと心配になったことがあります。

「齋藤さん、言ってること違うでしょ!!」

と思われかねないと思ったので再度書きたいと思います。



勉強時間の話です。


下記のコラムでは、

「1日1分勉強しましょう」

とお子さんに話すようにオススメしてます。


●学習習慣のない子へのアドバイス。
http://www.lfl.jp/know/colum309.html



また、下記の記事では、

「勉強漬けになりましょう」

とオススメしています。

勉強漬けとは、1日24時間-生活に必要な時間のことです。


●受験生の勉強時間の目安は?
http://educationalgroup.seesaa.net/article/367647270.html



この2つの言葉だけなら

相反することを言ってるように見えます。。。


だから、この言葉だけを鵜呑みにしてほしくないのですが、


これらに共通しているのは、

●お子さんに現状にあわせたアドバイスが重要だ

ということです。


授業設計の基本原理でも、

・状況⇒意図⇒伝達内容・伝達方法⇒結果の予測

という思考順序を経て授業の組み立てを行います。


最初に考えるのは、状況、です。


状況にあわせて意図を持って伝達内容をどう伝えるのかを

その結果までを予測した上で授業を行います。


状況次第でその後がいろいろ変わるわけです。


伝達内容が決まっていて、

それにあわせた状況ではありません。


もっと簡単に言うと、

あなたがお子さんに言う言葉が先に決まっていて、

それにあわせたお子さんの現状があるわけではないです。


お子さんの現状があってそれにあわせた言葉が大事です。



「1日1分勉強しましょう」

という伝達内容も、

「勉強漬けになりましょう」

という伝達内容も、

当然にその前提条件があります。


それらの前提条件をすっ飛ばさないでくださいね。


自宅での勉強習慣のない子には、

1日1分勉強しましょう・・・と言うことが多いです。


受験生には、

勉強漬けになりましょう・・・ということが多いです。



じゃあ・・・

「自宅での勉強習慣のない受験生には何を言うの?」

という質問がありそうですが、、、

それはケースバイケースです。


それこそお子さんの現状次第で言うことが変わります。


ネット上だと難しいですが、

あなたのお子さんの細かな状況を考慮した上での

具体的なアドバイスではないことを再度ご認識くださいね。


具体的であればあるほど、状況に依存します。

どんな状況なのか次第で具体的な言葉が変わります。


抽象的であればあるほど、状況には依存しません。

だけど、当たり前すぎてお子さんの心には響かないでしょう。


たとえば、

「復習しましょう」

という抽象的な勉強法は当たり前すぎます。

状況に依存することなくすべての子に当てはまる勉強法ですが、

きっと復習できないままでしょう。


復習しましょう、と言われてやれる子ならすでにやってるはずです。

きっと周りの大人の誰かしらがすでにお子さんに言ってるはずですから。

それでもやらないわけです。

だからこの抽象的なアドバイスにはそれほど価値があるとは思えません。


具体的なアドバイスほど状況に依存します。


ですから、

「1日1分勉強しましょう」

「勉強漬けになりましょう」

という具体的な言葉を丸暗記してお子さんに言わないでくださいね。

こういう類のアドバイスは適切な状況下で言うからこそ効果を発揮します。


ちょっと心配だったので・・・。





ではでは!

今日はこの辺で。

またお会いしましょう。

齋籐裕一


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■今日のまとめ!

お子さんの状況にあわせたアドバイスを心がけよう。

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posted by yuichi_saito at 18:40| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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