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2016年05月02日

【相談】息子が勉強せず、パソコンやゲームばかりなので、強制的に撤収しようと思うのですが・・・

今日は、先日いただいた高1生のお母様からの

ご相談メッセージにお返事させていただければと思います。


この相談は、よくある相談のひとつですので、

ご参考にしていただける方もいらっしゃるのではないかと思います。


以下、ご相談メッセージです。

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毎日学校と自宅の往復のみ、帰宅後はパソコンで動画を観る、
テレビ、漫画、ゲームをして過ごす毎日で、休日も家からほとんど出ません。
見ていて何か他にないのかとイライラしてしまいます。

勉強も本人はやる事はやっていると言いますが、成績も中の下、
まずいと思うところまで落ちると次回は少し挽回するの繰り返し、
小テストも真面目にやっていないとわかる点数で、時間がなかった等言い訳ばかりです。

もう高校生なので、将来どんな仕事をして生活するのか、
どんな自分になっていたいのか、そのために今からどうしていくのか
自分でよく考えるよう伝えていますが、なかなか難しいようで、
大学受験の文系理系も決められず、考えている、わかっていると言いながら、
何も変わらない日が過ぎていきます。

パソコンやゲームばかりでは思考停止のままなので一旦撤収しようかとも思いますが、
強制したところで意味は無いでしょうか。
時期が来れば自分で進んでいくのでしょうか。

宜しくお願い致します。

-------------------------------------------------------------------------

以上です。


なるほど。。。

高校1年生の男の子で、勉強せず、将来について考えず、

毎日、パソコン、テレビ、漫画、ゲームばかりの状況なのですね。。。


それでは、以下の点についてアドバイスさせていただきますね。

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>パソコンやゲームばかりでは思考停止のままなので一旦撤収しようかとも思いますが
>強制したところで意味は無いでしょうか。
>時期が来れば自分で進んでいくのでしょうか。
-------------------------------------------------------------------------

パソコンやゲームばかりだから取り上げようか・・・とのことですが、

基本的に取り上げても効果に乏しいことのほうが多いです。


仮に、無理やり取り上げることに成功したとしても、

あなたが思っているような勉強をしたりや将来のことを考えるようになるわけではなく、
別の"何か"を始めることが多いです。



勉強以外の、別の何かはまっていることをできないようにしても、

勉強するようになるわけではなく、それ以外の別のことに時間を費やすようになります。
決して、勉強するようになるわけではありません。


また、時期が来れば自分で勉強するようになる・・・

というのも、必ずしもそうなるわけではないです。

お子さんの性格によるところも大きいですが、やはり希望的観測にすぎません。


・そのまま成績が悪化し赤点になるお子さんもいます

・本当に単位を落としてしまい留年になるお子さんもいます

・退学になり別高校に行くことになるお子さんもいます


お子さんに勉強させる目的でパソコンやゲームを取り上げても

うまくいかないことのほうが多いと思います。



一番大切なことは、

●お子さん本人ときちんと話し合い納得してもらうこと

です。


同意の上で、パソコンやゲームを封印するならうまくいくと思います。

無理やり取り上げても反発されてしまうだけです。


また、話し合う際も、あなたの考えをぶつけるだけでは納得してもらえません。

お子さんにはお子さんなりの考えがあるはずです。

まずは、きちんとその考えを受け止めることが大事です。

お子さんの言い分を否定することなくまずはお話を聞いてみてください。



また、お母様が話し合いしようと思っても話し合いにならないなら、

お父様も交えてお話し合いの場を設けたほうがよろしいかと思いますし、

お母様やお父様とも話し合いにならないようであれば、

第3者(学校の先生や私のようなプロ家庭教師など)に入ってもらい、

本人を説得していくことも考えたほうがよろしいかと思います。


ご両親から言われるのと、先生から言われるのは

同じ内容であってもお子さんの受け止め方が全然違います。


この手の話は、ご家庭ごとのケースバイケースであることも多いのですが、

ケースバイケースであるとしても、一番大切なことは、繰り返しになりますが、

●お子さん本人ときちんと話し合い納得してもらうこと

です。


根気勝負になることもありますが、

手間ひま惜しまず何度でも話し合っていくことが大事です。


ただ、決してお母様ひとりで抱え込もうとしないでくださいね。


ひたすら反発されたり、スルーされ続けるだけ・・・

になっているお母様をお見受けすることも本当に多いです。

周囲のサポートも受けながら、

根気よく少しずつ説得していくことをお勧めします。


以下のコラムは関連した内容のものです。

もしよかったらご参考にしていただけたら幸いです。

http://lfl.jp/know/colum319.html





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posted by yuichi_saito at 16:28| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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