というか、なぜ学ぶ必要があるのでしょうか?
何のために学ぶのか?
ということを強調することは、何度言っても強調しすぎることはないかもしれませんね(^^;)
学びの先には、必ずその学びを生かす場面があるはずです。というか、そもそも、その生かしたい場面があるからこそ、学びがあると考えるのが妥当ではないと思ってます。
だから、目的のない学びはホントに学びなのか?と感じるのですが、みなさんはどう思いますか?
学ぶことと目的を持つこととは、セットで考えるのが自然なように思ってます。
では、どんな目的のために学ぶのでしょうか?
塾などでよくある論理は、受験のための学びです。点数を取るための学び。それはそれでいいのですが、では、それ以外の学びの目的をいくつ答えることができますか?
どうもテストのための学びが強調されすぎているように思えてなりません。テストのための学びも必要なのですが、それしかみてないと、色々と問題が起きてきます。
たとえば、ずーっとある子は、テストで点数を取るためだけに学び続けてきたとします。その子にとっての学びは、テストの点数を取ることです。それを目的としていつも学んでます。
ここで問題です。
では、テストが実施されなくなるとどうなるでしょうか?
一般的には、テストを実施してくれるのは高校くらいまでと考えるのが妥当でしょう。大学もレポートやテストが若干ありますが、高校までと比べると激減します。
社会人となると、「テスト」という名目で行われることはもっと減っていきます。
そうすると、この子はテストがなくなるから学ぶための動機がなくなってしまうのかな…
もちろん賢い子は環境の変化に対して、柔軟に対応できるかもしれません。しかし、一般的には人間はそうコロコロ変われるものじゃないから、小さい頃からの習慣がそのまま大人になっても続いていくことを考えると…
ちょっと怖いです。
学びの目的をいくつ書けますか?
それはどんな内容になっていますか?
おそらくその書き出したものがあたなにとっての学びの概念構築の一端を担っているものですよ。
p.s.
来週の25日(水)19時〜、読書活用実践会のミーティングします。
私は、本をうまく活用できない理由のひとつの可能性として考えられることに、以下の理由があるのではないかと感じています。
問題点:小・中・高と問題集に慣れ過ぎた
要点だけ言うと、「問題」としてテキストなりが考えさせてくれるような発問を用意しないと、考えることができないように育ってしまっている、ということです。
言い換えると、問題設定することを自分で行うことができないということです。
小・中・高で学習する場合は、基本的には問題ありきで学習が進みますが、社会人になるとそもそもその問題そのものを自分で設定して、問題を解いていく姿勢が必要になります。
その問題を設定する力を身につけないと、うまく本を活用することだってできないんじゃないでしょうか。本をただ読むだけじゃ読まないよりはマシだけど、やっぱり全然身につかない。
自分がいったい今なにを問題として捉えているのか?ということがまず前提としてあって、それに対して本がどこかのタイミングでアドバイスしてくれるわけだから、それを自分で見つけて、取り入れないと…と思ってます。
【問題設定を自分で行って本から学べないとなると、コンサルとかにお願いして、そもそも何が問題となっているのかを見つけてもらうところからスタートさせる必要があります。
「どうも結果が出せない」という事実だけはあるはずだから、それを人に見てもらって、問題発見&問題解決してもらうわけです。しかしながら一般的には、問題となることを発見したり解決できるという能力は、ものすごい価値なわけで膨大な費用がかかるのは言うまでもありません。
たとえば、病気であれば、「何か変だ」という患者さんのしゃべる事実だったり様子から原因を突き止め(問題を発見し)、治すための薬だったり治療をします(問題解決を行います)。これはものすごい価値なわけです。
家庭教師も同じです。
「点数が取れない」「英語や数学が嫌い」という事実だけはある。だから塾通ったんだけどダメで、予備校もダメ。原因が何だかわからないし、たとえわかったとしても自力解決ができない。だから、腕の立つ敏腕家庭教師がいて、その人にお願いして、プロの目線から問題の根本を発見してもらって、そこをきっちりと指導をしてもらって、問題解決を行う。そして当然のごとく点数が取れるし、教科も好きになる。】
これまでの思考習慣を変革していくことになるから、ほんとに大変なことではあるんだけど、これができれば夢や希望に絶対近付けるようになると思うんだよね(^^)
そして私にとってはこれらの指導や仕組みづくりの成功がゆくゆくは子どもたちへの指導に還元されることになるし、自分自身の勉強にもなるから(^^)
そんなこんなを思ってます。
ご興味ある方はぜひご連絡くださいね!
関連記事は以下にあります。
参照1、参照2