ディスカバーの社長も加わって、3名の対談でした(^^)/
(ディスカバー社長のブログはこちら)
今回の目的は、やっぱり勝間さんをナマで見たい!というものでしたが、念願かなって本当に感動しました。ディスカバー社長!ありがとうございます。
今日、もっとも実感したのは、勝間さんのしゃべる内容は、やっぱり本にある通りだ…ということです。
勝間さんは他の方と何が違うかというと、常に相対比較のなかで物事を考えるということだと私は思っていて、これこそが勝間さんの説得力の根本にあるものだと思っています。
両者の特徴を活かすためにも、きちんと比較を行う思考習慣が当たり前なのかもしれません。
昔、シンガポールでお会いした年商50億円の社長も座標軸を用いた相対比較のお話をされていましたが、
・何がよいのか?
を考えるときには、当然の考え方なのかな?
良さは目的に応じて変わるわけだけど、複数の物事を組み合わせて、何かの目的達成する場合には、相対比較の中で、よりよい達成方法を考えましょう…ということが当たり前なのかもしれません。
(↑抽象的ですみません。たとえば、今回のケースあれば、私の目的はナマの勝間さんにお会いすることで、この目的を達成するためには、講演会参加・セミナー参加・早稲田大学へ行く・事務所へ行く・勝間さんが管理しているムギ畑のオフ会に参加する?など、とにかく沢山の方法があるわけで、この場合、勝間さんにご迷惑をかけず、お金をかけず…という2つの視点で考えれば、講演会参加ということになります。この場合は目的が単純なので組み合わせる必要もありませんが・・・)
今日の講演会で、気になった勝間さんの発言を2つ。
1.「何が変わったのか?」
小宮さんが高校1年生まで本が読めなかった、という事実に対して、勝間さんがつっこんだ発言です。
最近、私はコンサルタントをしている方は、この視点をどうも意識していることが多いように実感してます。
「何が」という言葉で、対象を明確にして、それが「変わる」ことで、行動やら何やらが変化する。
この例でいえば、小宮さんという人間は高校生も50歳も変わっていないわけです。でも高校1年生と50歳とを比較すれば、本に対する認識が変化してる。
そうすると、小宮さんという大きなくくりでは比較することができないわけだから、小宮さんを構成する数十?数百?ある構成要素のなかの「何が」変わったのかを知りたい(もしくは参加者に伝えたい?意図はわかりませんが)のかなと…
これを応用して、私の場合は、生徒指導するときに、たとえば、勉強方法の改善を宿題にしたときにたまにやる発話としては、
「何をどう変えたの?」
と発問することはあります。
この場合は、「何」という対象にさせることと、単に変えた・変えないという2種類のレベルではなくて、「どう」というより変化の具合を明確にさせるための発話をしてみたりしますよ(^^;)
なぜ発問を用いた指導形態にするのかは、前回のメルマガをご参照ください。
2.「文字のウラにある考えを表現している」
言葉の表面上だけをとらえるのではなく、著者の考えが文章になっているのであって、その考えの部分の理解に焦点をあてて…という趣旨の発言だったと思います。
本は、著者の考えが言葉に変換されているが、あくまでも圧縮される形で表現される。だからこそ、その著者の考えになるように拡張して読み手は考えなければ…ということでしょうか。
上記に関連して面白かったのが、本ができる過程についてですが、次の2点での比較が斬新でした。
・著者の考え→ライター→文章
・著者の考え→文章
どっちがいいのか?ということを考えた場合、たぶん私としては一般的には後者のほうが著者の考えが表現されやすいんだから、いいんじゃないのか?と思うのですが、どうもそう単純なわけではないと。
後者の場合は、著者の考えはすばらしいとしても、文章力がないために、読みにくいものになってしまう可能性があります。じゃあ前者はというと、ライターが途中に入るので、ライターの考えも反映されてしまい、著者の考えだけが文章になっているとは限りません。
どちらがよいのか?という問題はホントに難しいです…
↑でも、これがおもしろいわけですが(^^)
私も高校受験用の数学問題集(8月末、発売1ヶ月で4千部突破したようです)でお手伝いしたときに、これについて痛感していて、書きたいと思う内容がデザインやら構成やらのせいでカットされてしまって思うようなものになかなかならいないと…
かといって、このブログのように著者がモロにかくと、ぐだぐだ?になったり、デザイン性がなかったり(泣)するわけで…
まぁ、何はともあれ、とても有意義な講演会をありがとうございました!400名のご参加だそうですが、何名がブログに書くでしょうか?
勝間さんが毎度のように「今日の内容をブログに書きましょう」的なことをおっしゃっていました。
さすが、このあたりはビジネスをされているだけあってすごいなぁ…と。
あなたにとっては、頭の整理になりますよ…とメリットを伝えるわけです。そして勝間さんはたったひと言を言うだけで自らをがんがん広告せずに、名前が売れる。しかも、他人の力で爆発的に(^^;)
まぁ、勝間さんにがんばってほしいですし、私はそんなことを気にせずに宣伝しまくってますが(^^;)
あぁ…でも、とにかく緊張しすぎました。
本にサインしてもらったのですが、握手するの忘れて…
「ブログで人生変わりました!」
「私もブログを勧めてます!」
「google検索「家庭教師」「数学」で1位です」
それを伝えるだけでいっぱいいっぱいになってしまった。
で…
悔しかったから、サイン会の最後の人が終わるまで待って、握手してきましたー!!
まじめに感動しました。
ありがとうございました!!
本で見るよりもお若くてさらにうれしくもなりました!
本当にありがとうございました。
p.s.
慌てすぎてたのが自分でもよくわかるくらいに慌てました…(^^;)
まだまだダメですね…(笑)