なぜ読書を本気で勧めようとしているのかと思ったかというと、ラジオやテレビなどのメディアを使って読書を広めようとしていることを勝間さんがしゃべっていて、そのことから私はピンときました。
現状の勝間さんの状態は、おそらく本のなかで読書を勧めていることがメインになってる?かと思うんだけど、これだと根本的な問題解決にはならないんですよ…
だって、もともと本を読む人にしかアプローチできてないでしょ?
本を読んでいる人に、読書を勧めたって、もともと読書に興味があるわけだから、読者の方々からは、
「だよな〜」
って、単に共感を得るだけになってしまいます。
もともと読書に意欲的な(か少なくともちょっと興味ある)方々に対してのアプローチだから、その人たちが、
「もっとがんばるぞー」
って後押しするだけになってしまうから…
だから、本気で読書を日本全国に勧めることを考えるのであれば、読書に興味のない人へのアプローチ、つまり本以外を使って勧めることが必要になってきます。
おそらく、勝間さんもそのことをわかっていて、ラジオやテレビといったメディアを使って、読書を広めようとしてるんじゃないかと思いました。
そして、そのことを聞いて、本気で読書を拡大させようとしていると実感した次第です(^^)/
たしか、日本の一人当たりの本への投資って、本1冊分?くらいなんだっけか…。マンガとか雑誌も入れて(^^;)
きっと勝間さんのことだから、この数字も意識してるんだろうな。勝間さんは量的にものごとを見ることがいたって普通の方だから…(^^;)
全国規模で拡大を狙っていくとすると、たぶん1人あたりの平均投資額をいくらにする!みないな目標値とかもあるに違いない…と勝手に思ってみたりしてます。
仮に、この平均の数字が倍になったとしても、すんごいことが起きるよね(^^;)
えっと・・・
でも、この「平均」という概念はちょっと注意が必要です。
平均という言葉自体は数学(算数)でも、小学生から扱うわけだけど、ちょっとややこしい…(^^;)
たとえば…
単純に100人がいて、1人あたりの平均が1個だとしても、100人の中のある1人が100個持ってて残りの99人が0個であれば、1人あたりの平均が1個になるから…
つまり、ある集団のなかのごく少数がケタ外れの数字を持っている場合は、平均を出しても大した意味を持たず、平均を出した目的がよくわかりません。
今回の本場合でも、単純化して考えてみると…
日本人の人口が1億人で、一人あたり本1冊分の1000円(平均1000円)を毎月投資している、としてみます。つまり、日本全国で本に総額1000億円が使われていると仮定します(実際は知りませんよ…(泣))
確かに平均を計算すると、1人あたり1000円なわけだけど、もちろん全員が読んでいるわけではない。
じゃあ実際に本を読んでいる人をカウントした場合どのくらいの人数になるのでしょうか?
この数字はたぶん統計的な数字はないんだろうけど、何も基準がないと困るので、たとえば、ここでパレートの法則を用いて考えみることにすると…
パレートの法則により2:8の比率で、前者が本を読む意欲的な人の人数で後者が読まない人の人数となり、前者の人たちが総額800億円、後者の人たちが200億円を本に投資していることになります。
(人数比率が2:8に対して、投資額比率が8:2になっているということです)
であるとすれば、2000万人が、日本全国で費やされている800億円分を本に投資しているんだから、本を読む意欲的な人は1人あたり4000円となる。本を読まない8000万人は200億円となって、1人あたり250円という計算になります。
もちろん1冊250円というのは、一般的にはあまり考えられない安い数字になるだから、8000万人のなかには、読んでない人たちがわんさかいることになる。
結局、何が言いたいのかというと…
私が思うのは、日本の1人あたりの本への投資額が1冊くらいと言っても、たぶんごく少数の一部の人たちがかなりの数字を出していて、その他多くの人がが月に1冊も読んでないことになるのではないかと。
それで、平均1冊分くらいになる…
そうするとやっぱり本以外からのアプローチで、読書を勧めていくことが必要になってくるのかな(^^;)
そんなこんなで、勝間さんには私はとても応援していて、がんばってほしいと思ってます(^^)/
私はブログで人生が変わりました。ブログがなければ、たくさんの方々と出会うこともなければ、会社を作ることだって当然できなかったですもん(^^)
そして、本を活用することで人生が変わりました。
高校時代、本が大嫌いで大嫌いで仕方なかった人間が大学へ進学して、子どもたちへの指導で悩み苦しんだ末にいきつたのが教育系の本であり、勉強本でした。そこから本の虫になって、もっともっともっともっと子供たちを伸ばせるように…って一生懸命本を読みました。
そして、それを突破口にして、本の種類が増えていって…
今に至ります。
勝間さんほどではないけど、私は今は月に3万〜4万くらいを本に投資してます。本に囲まれる生活をしてます。
そして今度は…
「本を読むのはいいけど、うまく活用できない」という問題が出てきました。
つまり、本を読んでいる量に対して、活用できている量が少ないといことです。私は勝手に「変換率」といってます。
どうしたらもっともっと本を活かせるのようになるのか?
どうしたらもっと変換率を高めることができるのか?
これが今の私の興味です。
ということで…
「読書を活かして、実践するぞ会」
を作ろうではないかと。
既存の読書会はどうも本を紹介しあうだけにとどまってるようで…
私はもういっぽ先をやりたいなと思ってます。
たぶん、勝間さんらが本をメディアを使って勧めはじめると、本を読む人が増えてはいくんだけど、きっとその次に問題になるのが、どう活かすのか?って話にもなってくると思うんだよね。
そういう人が増えてきたときに波に乗れたりもするのかしら…(^^;)と淡い期待もしてないわけではないけど…
(根本にある思想は、本を活用できれば、夢や希望を叶えることができる方がもっともっと増えていくと思ってます)
現在は、Mixiコミュからの小さなスタートだけど、トライ&エラーを繰り返しながらも、読書を活かして、自己実現できる人を増やしていければなって思ってます。
興味ある方は、とりあえずMixiコミュだけでも入ってくださいね!!
以下、1枚プレゼン(概要)です。
もちろん、これも本を活用して作りましたよ(笑)
あっ、でもMixiコミュのほうがより細かな説明がありますので、あしからず…(^^;)

p.s.
ちなみに…
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本を読んでいる人に、読書を勧めたって、もともと読書に興味があるわけだから、読者の方々からは、
「だよな〜」
って、単に共感を得るだけになる。
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という構造は、塾・家庭教師・予備校の世界でも同じことが言えてたりするのですが…
ちょっと今日は疲れたので、またいつか気が向いたら書きます…