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2008年10月26日

数学が現実に役に立たないと言われる理由その1

数学は大多数の方が嫌いです。

もうこれは周知の事実で、数学が好きという人はほんとに珍しい…


数学の先生と言われる方々には、当然数学が好きな方が集まってるわけだけど、そんな中にいるとだんだんと感覚がマヒしていきます。

ちょっと数字があやふやな記憶になってるのですが、たしか必修教科である数学Tか何かの全国的なアンケートで役に立つよりの回答を出してるのは、1割くらいだっけか。

高校への進学率が約97%くらいだから、ほぼこの数字が日本国民から数学への意思表示と思ってもらって構わないと思います…



全体に占める割合なんて、そんなもんです。



「数学は役に立たない。」

「でも受験に必要だから、仕方なくやる。」


子どもたちをそんな思考に育てているのが日本の数学教育です。

もちろんその子どもたちが大人になって子どもたちに接するわけだから、そういう大人が増えれば増えるほど、拡大再生産になっていく構造がすでに出来上がってます。





もちろん原因がいろいろあるんだろうけど、数学が役に立たないといわれてしまう原因の1つをちょっとだけ…(生徒的立場というよりも先生的立場から)


教科としての数学で、さらに日本国民全員が学ぶ数学を想定しますが、みなさんは数学の文章題を見ていて、何か違和感を覚えませんか?


数学の問題って、原則として与えられてる条件全部使うよね(^^;)


普通、そんなのありえないでしょ?


現実社会で考えたらありえないです。



何か成し遂げたいものがあって、それを達成するためには、どんな条件が必要になるのかもそもそも自分で考えなきゃならないのが普通です。

どの条件があるのかすらわからない状況下からスタートして、自分で条件を見つけてこなきゃならないし、どの条件を使ってどれを使わないのかの判断も自分で考えなきゃいけない。



現実社会では、「条件Aと条件Bと条件Cがあります。これらから導いてください…」

なんてご丁寧に誰かが問題を用意してくれることなんてまずないです。神様か誰かが教えてくれたらうれしいですが…(^^;)



むしろ、この条件設定ができた時点で、実はこの問題はほとんど終わったようなものです。

(といっても、条件設定した時点ではこれで結果がでるかどうかもそもそもわからないから、結果が出てからでないと判断できない。しかも、その結果そのものについても、もっともっと結果が出てもいいはずかもしれないから、正しかったのかすらもわからない。真実は全くわかりません…)





だから通常は、数学の文章題レベルに入る前段階として、
@どういう条件がありえるのか、可能性を洗い出す
Aその条件のどれを使うのかを判断する
という2つのステップが必要になる。



この2ステップの練習をすることもなく、現実社会で数学を活用することなんてできるわけがないよ…


じゃあ、この反対として…
現実世界の問題をそのまま子どもたちに提示してちゃおう!というものもあるけど、これまた難しすぎるわけで…(^^;)


うぅ…


先日も、方程式の問題で、
・原価
・定価
・売価
・利益
の4要素の関係を使った有名問題を扱いました。

そこでちょっと議論になったのですが…


○利益=売価−原価

この利益っていったい何なのでしょうか?

たとえば、売価1000円のお花で原価300円だから利益700円だとしても、これには人件費も入ってなければ、包装代も入ってないし、売れるまで置いておくための場所代だって入ってないし、運搬費?もないだろうし…

少なくともここで言ってる利益の700円は、手元に入るお金ではないです。利益でもいろんな意味の利益がありますよね…(^^;)


理論の名称は忘れてしまいましたが、はじめに学習することによって、それが頭に残ってしまって後から学びなおすことが難しくなるという現象があって、ここで「利益」を学ぶことで、ある子にとっては商品のみのお金の流れしか見えないようになってしまう可能性もやっぱりあります…

(自分自身にかかっている人件費すらも考慮できずに儲けがでていると勘違いする現象とかは、いろんなところで実際問題としても起きてるんじゃないかなと個人的には思ってるのですが…)


このあたりの問題はほんとに難しいですよね…


ちなみに、そこでの議論では、

○利益=売価−原価

を中途半端にやるくらいなら、いっそのことやらないほうがいいのではないか?といい結論でおさまってしまった…
(点数を取るためにはもちろんやらなきゃですが、ここら辺がいつも矛盾を感じる点ではあります)



今日はあんまりまとまらないですね…(^^;)



ぼやき程度でお許し下さい。



p.s.
数学が役に立つのか?といった議論をしだすときりがなくなるのですが、基本的に理学部数数学科出身の方は、数学を活用するといっただけでも反発する傾向にあります…(^^;)

数学を道具にするんじゃない…という方が多いので。


日本の学校の数学教員の何割だっけかな…少なくとも理学部数学科卒が半分以上だったはず(^^;)




「だから、ダメなんだ」とは、ある方のご意見です…





posted by yuichi_saito at 00:52| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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