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2009年02月12日

◆レバレッジ勉強法 本田直之 パートT

このレビューは著書を批判するために書いているものではありません。

批判する"だけ"では何ら意味を持ちません。

読書は「1行でも自分に役立つことがあれば、それを素直取り入れること」という姿勢が大切で、私の根本思想はここにあります。

また、本を読んで「楽しかった」「わかりやすかった」というだけの、塾や予備校に通う子どもたちにもよくあるような今後何ら役立たせることができない感想で終わらせないためにも、以下の思考フローが大事ではないかと思っています。


@まず、違いを認識すること
⇒どこが自分と同じ?どこが自分と違う?

Aその違いの中から選択すること

⇒自分と違うところにおいて、これはっ!と思うところはどれ?

Bそれは、本当に自分に適用できるかどうか疑問を持つこと
⇒自分にも本当に使えそう?自分の状況に適切なの?

Cどうすれば活用できるのかを考え、それを変形し適用すること
⇒使うためにはそのままで大丈夫?どこを変えれば自分にも使えるようになる?

以上の4ステップです。


もっと要約すると…

◎違い→選択→疑問→適用

という4ステップを経てはじめて自分のものになる…というのが私の考える読書活用法です(^^)/




★このレビューは本の紹介を目的とするではなく。自身の勉強のために書いています。一緒に学びたい方はどうぞ…(^^)

↑自分用に書いているので、学びになるかどうかわかりませんが…



・勉強も嫌いですが、無駄なことはもっと嫌い

・勉強が「好きか・嫌いか」という議論は全く意味がない

・人生でいちばん貴重な資産である「時間」を投資するのですから

・やる気を出そうとして精神論に頼ると、「勉強しよう!」と決意したその日は盛り上がっても、数日すれば気持ちがなえてしまい、挫折を繰り返す原因になる
⇒同感。継続する仕組みそのものを用意する

・「受験のときにがんばったし、だいたい仕事が大変で、そんな余裕はとてもないよ」と、やらない理由として忙しさをアピールしたりします。この手の発言をする人は、勉強の定義を完全に間違えています。
⇒同感。そもそも勉強は、受験のためだけではない。人生を豊かにするためもの。人生のための勉強(Learning For Life)が大事。

・勉強には三種類ある。勉強@試験・資格(合格することによって次のステップに進める)、勉強A知識・ノウハウ(合格というゴールはないが、自己成長やキャリアアップに役立つもの)、勉強B情報(合格というゴールはないが、フローとして日々流れており、絶えずキャッチすることで仕事や生活に役立つもの)
⇒この分類法はあいまい。モレ・ダブリがある。ただ、情報の説明部分には同感

・学生時代に勉強しずぎて燃え尽きてしまうのでは本末転倒なのです
⇒同感。この場合の勉強とは、受験のための勉強。狭義の勉強。

・お金や財産は人に取られてしまうが、自分の頭の中に入った知識だけは、誰も奪うことはできない

・日本のビジネスパーソンが平日、勉強にかける時間は平均10分
⇒これは本当??だとしたら相当日本はヤバイ…。正確な数字を忘れましたが、確かに子どもたちの自宅での勉強時間がゼロ時間…というのが、数割程度いるからそれを考慮すれば、そういう現実があっても仕方ないのかもしれない…

・資格勉強とリアル勉強のちがい。
勉強←→ビジネス
学問←→リアル
過去問←→前例、他人の経験
テキスト←→ビジネス書
カード←→レバレッジメモ
復習←→予習
試験←→仕事、人に教える
正解がある←→正解がない
リアル勉強の場合は、完璧主義はNG!
⇒学校の勉強とビジネスの勉強との比較を提示している点がすばらしい。頭の良さは、その評価基準によるので、学校での頭の良い生徒がそのまま社会での頭の良い人として通用するわけではない(逆もそう)。比較対象をどうするのかは検討する必要があるが、時系列的に勉強の概念が変化していくので、それを明確にするためには、この比較が大事になるだろう。

・"「苦しむ」=「努力する」という抜きがたい誤解"がある
⇒同感。勉強することを努力する(苦しむ)必要はない。おそらく、この問題は子どものころからの民間教育業界との関わりが根底にある。勉強嫌いが増えるのは、勉強が苦しいものといった解釈にしてしまうような教え方や大人の接し方に問題がある。である以上は、教える側の人間が最低ラインとして楽しむことを前提にしつつも、数学教師にありがちの独りよがりの楽しさでない楽しさを実感させてあげることが大事。できれば、学習内容そのものの楽しさを実感させてあげることが大事だが、場合によっては、点数取得の楽しさも利用する。ただし、それは手段であって目的でないことを教師自身が認識しているなかで教える必要がある

・だったら思い込みに縛られず、まずは目的をフォーカスしていきましょう。つまり、「経営者になりたいから金融の勉強をする」という目的を、「会社をマネジメントし、数字がどのように動いているのかがわかる」という具体的にフォーカスします。
目的に応じた学習内容を選定することは受験指導では必須。学校教育の場合は、国家単位での目標がある関係で偏りは避けるべきだが、受験教育では必要だろう。資格試験も同様。ある一分野のみでOKであれば、その部分についてのみの学習なので資格必須の仕事でない限りは、取得する必要はない。資格試験取得になると、一分野のみならず他の部分まで手を広げることになり、十分条件となりすぎる。ただし人への指導が必要なレベルまでを要求される場合については、自分だけが関与する一分野では対応ができなくなるため、資格試験を利用した学習は有効と言える。

・何を勉強するのか

・ITは、時間にレバレッジをかけるための最強のツール

・勉強のマトリックス
⇒即効と遅効、資格・学問とリアルの2軸、4領域での勉強分野の発想が素晴らしい。人生を時系列で考えたときに、どの年代層のときにどの勉強が役立つのかを考慮した勉強戦略は一度は考えておいたほうがよいと思われる。

・何を勉強するのかという決断は、これと同じレベルの真剣さがあって然るべき
社会人と学生の最も違う点は、何を勉強するのか?という自由度の違いがある(勉強を学校で学習する教科という意味の狭義の勉強として考える場合)。自由度が大きくなる分、自己判断能力が必要となり、そもそもの選択の時点から過ちを犯す可能性があることを心にとめておく必要がある。

・何を勉強するのかを決めるときは、そのスキルを身につけて仕事をしている人、その資格を取得した人に実際に会って話を聞くのが、あとあとリターンの多いインプットになる
⇒自分の勝手なイメージを排除できる。複数人に会うことで、正確な情報源となる。

・家計のように「自分に近いこと」や「メリット・デメリットが皮膚感覚でわかるもの」ほど身につきやすい
⇒作られた教材ではなく、生きた教材が結局はもっとも学習効果を生む。もともとなぜ教材が存在するのか?を考えると、現実世界で活用できるようになるための懸け橋として教材が存在する。試験のために教材があるわけではない。にもかからわず、現実世界の出来事で経験しようとしないのは、教育の過ちだろうか…

・三か月ほど家庭簿をつけてパターンがわかったら、同じ5項目でバジェットをつくりましょう
⇒過去のパターン分析だけで思考がストップする現象がよくある。分析だけで満足してしまうのはダメで、何のための分析なのか考慮する必要がある。分析するのは、分析した事柄を役立てて、今後に生かすためなので、未来のための過去分析であることを意識して取り組む



ちょっと疲れてきた…(^^;)


何回かに分けて書いていきますね。

自分の頭のなかを整理していきまーす(^^)/



本を読みたい方は以下からどうぞ…




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posted by yuichi_saito at 03:16| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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