メモ書きです。
今回は4〜9を…(^^)/
○読書活用法メモ4…感情的な部分は読み飛ばす
感情的な事柄が書いてる文章は読み飛ばします。目的はあくまでも著者がそこまで成功するにいたった考え方やノウハウを学ぶことなので、共感を誘うような文脈などはカットして読み飛ばしていきます。
感情的な部分を書いたほうが読みやすくなるだろうし、文章そのものに入りやすいことがあるんだろうけど、そういうのはどちらかというと意欲の低い人向けに書いてます。(意欲の高い人はガチガチの学術論文のようなものでも読みこなします)
そうすると、著者によっては、ほとんど中身のないペラペラなものになってしまうことがあるんだけど、それはやっぱりその人の実力ということで…心に留めておけばよいでしょう。
もしくは、そういう共感を得られるような文章の書き方をすることで、そういう人たちに対してアプローチしたいんだなと思っておけばよいでしょう。
○読書活用法メモ5…著者の言語体系がどうなっているのか?を見る
普段から使っている言語体系はそれぞれの人によって異なります。同じ日本語を「国語」として全員が小学校・中学校と学んでいるはずなんだけど、やっぱりその人が使う言語が異なってきます。
私は、普段使っている単語の意味は、その人の言語体系のなかにおいてはじめて意味が規定されるものだと思っていて、言語体系が異なれば、同じ単語でもその意味が異なるんじゃないのかな?って思ってます。
単語の意味は、辞書的に言えばすべての人と共有されているんだけど、すべての人が辞書的な意味合いでその単語を使っているわけではありません。
そうすると、その人にとってはこの単語はこういう意味なんだ…という現象が起きます。
そのため、著者が使っている単語がどういった意味づけで用いられているのかを判断しながら読まなくてはいけません。
単語と単語との相関関係から、意味を規定していきます。
同じ単語なのに意味が違うのってやっぱり厄介です…(^^;)
ちなみに…
たぶん私の場合は、このブログに長期間にわたって書き続けているので、その中で出てきた単語を拾っていけば、言語の体系の全体像が見えてくるのかもしれません。。。
○読書活用法メモ6…例示は必要の場合だけ読む
例示はわかりやすくするために用いるので、それが必要ないと判断した場合はどんどん読み飛ばします。要点のみを拾い読みする中で、「???」となった場合のみ例を活用して、理解の手助けをしてあげます。
○読書活用法メモ7…同じ分野を本を難易度を変えて連続で読む
受験でもよくやる方法です。簡単な読みやすいものから入って、一度全体像を掴んでから、詳細な本に入っていきます。この選択を誤るとその分野に対して苦手意識が芽生えてしまう可能性があるので、結構大事です。
ちなみに「入門書」は、本当に入門であるかどうかを見極めることが大事です。見極められない場合は、他者にアドバイスを求めるほうがいいでしょう。
大人の場合は大丈夫かもしれませんが、子どもたちの場合は、下手に難しいもの(有名なものも含めて)に手を出すとすぐにやる気を失って、その教科を嫌いになります!
○読書活用法メモ8…複数の本(著者違い)を比較して、共通点・相似点を見つける
私はよくやります。この本にはこう書いてるけど、本当のところはどうなのさ?という疑問を持つときに…です。
複数の著者がそれぞれ書いた本を見比べることによって、複数比較を行い、真実に迫っていきます。
もちろん本を読むことは、その著者の信者になるわけではありません。新しいことを学ぶために本を読みます。その学んだことが特殊なものなのか一般にも通用することなのかどうかの判断も大事です。
そのため、個人的な主張が多いようなものについてはこの視点は特に大事です。
○読書活用法メモ9…限界ラインを見つける
その方法論ですべてがOKなわけではありません。必ず限界ラインが存在します。どこまでならOKなのかを判断することが大事です。
数学の世界では、"端点"や"範囲"を考えることは大事なことですが、それと同様に、その方法論そのものも活用範囲を考えていきます。
この限界ラインが明確になれば、適切な場でより活用できるようになります。すごい!で終わらずに、これはどういう状態だと使えるんだろう?使えないんだろう?と考えてみて下さいね。
くれぐれも注意したいのは、どういう状態のときに使えるんだろう?だけで終わってしまわないことです。使えないんだろう?という視点からも考えて限界ラインを見つけるんですよ。
「これも使える。あれも使える。うん。うん。」だけではダメです。実際に自分が適用する場面を想定しながら「あとのきはダメか。こういときもダメか」と、考えてみて下さいね。
ツラツラと書いてたら、いつのまにか9個目になっていた…(^^;)
とりあえず100個くらいはさっさと書いてしまおー!!
また気が向いたら書きますね。