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2009年12月23日

「将来、何したいんだろう?」と思わせながら経験させること

職業病です…完全に(^^;)


職業病のせいか、人に会うとどうしてその職業なのかを、いつも知りたくなってしまいます。


◎どうしてその職業なの???


その筋道を知りたいのです。

だって、それがわかれば、子どもたちにもいっぱいお話できるからね(^^)/


確かに、本当は、子どもたち自身が自分でいろんな職業の方からお話を聞ける機会があればいいとは思うんだ。

でも、それって現実的じゃない。。。

子どもたちは、学校に、部活に、塾に…

これだけでも忙しい毎日を送っている中で、将来的な職業までを自分で絞りこんで、それらを実際に行っている方々とお会いしてお話して聞き出すのって難しいです。

だから、少しでも私自身がその部分の代行ができたらいいなと思ってます。生の声を届けたいから。

だから、いつもその経緯とかを聞いてます。




先日、お話を聞いたのはマッサージの方です。

その方は、マッサージをしたくてしてるわけじゃないみたいで、結局自分が何をしたいのかがわからないようでした。つなぎとしての職業のようです。



大学を卒業はしたものの、自分のやりたいことが見つからない。



その方いわく、
「いろんな経験を積まないとわからないですよね」
とのことでした。



でも私はこう思うのです。

「経験だけを子どもたちにさせてもダメでしょ…」
って。

ただ経験させるだけだと、結局
「楽しかったー」
で終わってしまう確率が高いのではないかと。


もちろん、それはそれで大切なんだけど、それよりも大事なことは、
「将来、何をしたいんだろう?」
という疑問を持たせた上での経験です。



「将来、何をしたいんだろう?」
と疑問に思って、頭の中にそれがあれば、あらゆる経験がその問いへの答えになりえます。


そうすれば、
「あっ、これやりたいかも!」
と思うきっかけが増えるのです。

もしこの問いがないまま経験することになると、当然この問いへの答えだと思えないから、その経験が将来何をしたいのかというヒントにはなりにくいです。


"ただ経験させること"と"「将来、何したいんだろう?」と思わせながら経験させること"とでは、その成果に雲泥の差が生まれます。



だから、まずは子どもたちにそういった疑問を持たせることが大事。


ちなみに、疑問を持たせるためには、周りの大人らが何度も何度も
「将来、どうなりたいの?」
と声をかけ続けるほかありません。


中にはそんなことをしなくても。。。

という方もいますが、自分からそう考えるのを待つ…というのは教育ではありません。教育は意図して行うものなので、きっかけを根気よく与え続けます。

一つの基準としては、暗記させてしまうくらいその問いを発するといいです。理想としては、その子が自分で、特に意識していなくとも、ぼやっと「将来、どうするんだろう?」と口癖のように言えればOKではないかと思ってます。




話を戻しますが、私はこのマッサージの方のように自分が何をしたいのかわからない…という原因は個人に問題があるのではなく、教育に問題があると思ってます。

そういう教育を受けて来なかっただけ。

ただそれだけではないのかと…


で、あまりにもそういう大人が多い実態を見ていると、おそらく現在の日本の教育制度そのものに、そういった視点が少なすぎるのかなって思ってしまう。

だから日本の教育を…

とホントは言いたいけど、そう簡単に変わるわけじゃないし、変わるのを待っていたら目の前の子は大人になってしまうから、今自分ができる範囲内で子どもたちに行ってますよ。

ちなみに、私はLFLで私が行う面談内には必ずこの問いを入れるようにしています(^^)





「将来、どうなりたいの?」
「将来、どうなりたいの?」
「将来、どうなりたいの?」
「将来、どうなりたいの?」
「将来、どうなりたいの?」
「将来、どうなりたいの?」
「将来、どうなりたいの?」
「将来、どうなりたいの?」

この問いをしくこいくらいに子どもたちに与えて、その答えは自分で探させる。

一人ひとりの大人が意識的に行えれば、制度そのものを問題視しなくても、ずいぶんと変わると思うんだけどな。


今の大人たちの現状が、ある種の教育の成果なわけだから、それらをもとに子どもたちへの教育へフィードバックしていくのって視点として大事ですよね(^^)

そんな視点を持ちつつも、日々子どもたちへの接し方を変えていきまーす☆


posted by yuichi_saito at 17:46| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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