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2009年12月27日

何者になるのか?・認識のショートカット現象・「わかった!」という危険

職業を決めるとは、何者になるのか?を決めることです。

社会での共同生活をする上では、それぞれの人が役割分担することが必要です。

その上で、職業選択が必要になります。


だから、職業を選ぶということは、何者になるのかを選択するのと同義だと考えています。


逆に、だからこそ新しく知り合ったばかりの人には、職業を聞くのかもしれません。職業を聞くことで、社会での立ち位置がどこにあるのかを把握することが容易になるからです。





10000人をそれぞれを個別で認識すれば、どの人がどう社会と関わっているのかを認識することはできます。

しかし、そのレベルまで認識することが必要になると時間もかかり、効率的であるとは言えません。

だから、先に職業を聞くことで、あらかじめ10000人が100の業種に割り振られてるので、その職業から類推して、社会との関わりを把握することができます。


だから職業を聞くのかな?なんて最近思ってます。



ちょっと話がそれ気味?になるけど、上記の職業だけじゃないんだけど、最近特に気になっているのは、認識のショートカット現象です。

人間は、頭に負荷のかからないように細かく認識することを嫌がり、ショートカットする傾向にあるように思えてきました。

ディテール部分を無視して、おおざっぱに認識することで、大枠だけを認識して終わり…というケースが結構多いのではないかと。。。

もちろん大枠を認識することも必要なんだけど、問題なのはそれで満足してしまって終わっている点です。おそらくそれで「わかった!」と思いこんでしまう傾向にあるのかもしれません。

ディテールまで踏み込もうとしない人が意外に多いように思っています。

でも、差がつくのは結局、ディテールにこだわった認識ができるかどうかです。そこで人と差がつくし、素人とプロフェッショナルの違いはそこです。

野球を知らない人がピッチャーの投げる球が同じように見えるのに対して、プロの野球選手は1球ごとにすべて違って見えるのと一緒です。



簡単な例ではあるけど、たとえば勉強法とかも同じです。

「復習することは大事!」
と認識している人と
「復習はその日のうちにすることが大事!」
と認識している人と
「復習はその日のうちにして、翌日再度することが大事!」
と認識している人と
「復習はその日のうちにして、翌日再度して、怪しい問題は1週間後に再度やることが大事!」
と認識している人と…

これら4つの認識の違いで、その成果に差が出ると思いませんか?


だから、結局、
・どれほど細かく認識できるか?
というのが本質なのではないかと。。。

そんなことをツラツラと思うことがあるのです。


思考のショートカット現象については、また他の題材で書きますね。
このあたりはもっと考えをまとめておきたいです。

ではでは(^^)/



p.s.
「わかった!」と思いこんでしまうことがどれほど危険なことであるのかをもっといろんな人にわかってほしいなぁ…と思うんですよ。。。

わからないことがいけないことであるかのように思わないでほしい…というかなんというか。。。

私が受け持っている生徒でも。。。


とすみません。

また長くなるので今日はやめておきます。


どちらにしても、これが教育の成果ですね。。。





posted by yuichi_saito at 09:53| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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