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2010年02月17日

「褒め方」と「褒め基準」

褒めて伸ばしなさい…ということがよく言われます。

褒めて伸ばす、ということに異論はないんだけど、褒める際に大事なのは次の2つの視点です。

「褒め方」と「褒め基準」


「褒め方」については、よくいろんな本にも掲載されていて、どちらかというと世間一般でも大事にされているような印象を持つのですが、「褒め基準」については、おざなりにされている傾向があるように見受けられます。


「褒め方」の例として、たとえば「今日は、大きな声で本を読むことができたね。上手だね。」などがあります。ここでは、具体的なしゃべる内容を指しています。

「褒め基準」とは、どのレベルに達した時点でその言葉を発するのか?ということを指しています。



ある事柄が、たとえばレベル別に分解したとして1から10段階まであったとして、親としては8であれば、「褒め基準」に達して言葉が発動されるのですが、それではよくありません。

なぜなら、これでは子どものレベルが、8に達するまでには時間がかかり、それまでは褒めない…ということになりかねないからです。


だから、子どもが1から2に上がったときに褒める。2から4に上がったときに褒める。という形をとって、「褒め基準」を子どもにあわせていくことが求められます。


親の基準で「褒め基準」を設定するのではなく、子どもの成長過程にあわせて「褒め基準」を設定していくことで、褒める回数が劇的に増えるのは言うまでもありません。

そうすると、
「こんなにがんばってるのに!」
といった子どもの不満もなくなっていきます。

もちろん、その子の性格に応じて、あえて大人基準で「褒め基準」を設定することもありますが、一般的には子ども基準で「褒め基準」をスライドさせていく多段階制を用いるとよいです。


褒め方ばかりに注目されていて、褒め方が発動される条件についてはあまり考慮されていないように思うのですが、みなさんはいかがですか?



特に、教育熱心な保護者の方ほど、その傾向が強いように感じてます。










posted by yuichi_saito at 09:44| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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