指導のヒントI 褒めるための基準を多段階制にする
よく褒めて伸ばす…ということが言われる。実際に褒めて伸ばす場面を想定すると、次の2要素が必要。一つは「褒め方」。そしてもう一つは「褒める基準」である。褒め方は実際にどういう言葉を使って褒めるのかをあらわし、褒める基準はどういう状態になったときに褒めるのかをあらわす。前者についてはたびたび言われているが、後者についてはあまり目にすることがない。どんなに素晴らしい褒め方を考えたとしても、どういうったときにそれを使うのかを考えておかないと意味のないものになってしまう。そしてこの褒めるための基準設定こそ褒めて伸ばす際の大事なことである。基本的な考え方は親や先生目線で基準設定するのではなく、子ども目線で設定する。よくこの基準設定が親や先生基準になっている場合がある。10段階のレベルがあったとして、8くらいであれば褒める基準を満たすので、褒める…という親や先生である。これではその子がそのレベルまで到達するまでに挫折したり成功体験を感じることが難しくなってしまう。そのため、2から4になったときに褒める。4から6になった際に褒める。6から7になったときに褒める、などの多段階制を用いて褒める基準を設定する。そうすることで、より達成感を感じさせながら、親や先生の目指しているところへ子どもを伸ばすことが可能となる。
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褒める基準の多段階制は、ほんとに大事だと思うんだ。
多段階制を基本軸に考えてない保護者の方がいっぱいいるような気がしてしょうがないんだけど、2段階じゃダメだと思って。
だって、10段階評価だとして、8で褒める基準を満たすとすると、2段階の人ってこんな感じです。
1・2・3・4・5・6・7 ⇒褒めない
8・9・10 ⇒褒める
そうじゃないでしょって思って…
そういう絶対的な評価基準を用いてどうするのさ。
子ども目線で、大人の持つ観察力でもって、小さな変化を感じ取っていくなかで、
1から3に変わった ⇒褒める
3から5に変わった ⇒褒める
5から8に変わった ⇒褒める
って多段階制を採用しなきゃだよ。
その子自身の前後比較の中で相対的な評価基準を用いていきます。
つまり褒めるための基準をスライドさせていきます。
褒めるところがないのではなく、褒めるところを探して褒めるようにすることが大事なのにって思うことがほんと多いです。
どうにかならないものでしょうか。。。
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