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2010年09月29日

LFLはそんな戦略立案もしてます

指導報告を一部抜粋。

@今後の方針についてT
面談および○○ちゃんの様子を見聞きしながら、
当面の方針としては下記が適当だと思われます。

・予習形式を取って、学校の授業が復習になるようにする

○○ちゃんは、数学の知識が穴だらけの状態です。
特に、「数学用語」がほとんど頭に入っていないようで、
スラスラと言えることができない状態でした。

そのため、おそらく学校の授業で先生が説明しているのを
聞いたときに何のことを言っているのかわからない状態が
続いている可能性があります。

そこで、私との授業では予習形式を取ることにします。
そうすれば、過去に習ったはずの数学用語の確認をしたり、
数学的知識の確認をあらかじあめ丁寧に行うことができ、
さらには、学校の授業を十分に活用できるようになるからです。

学校の授業が先行してしまうと、
結局その時間が
「よくわからなかった・・・」
で終わってしまいます。

この点は学校の授業を復習時間として位置付けることで解消できるので、
このような形を取りたいと思っています。

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家庭教師の良さのひとつは完全オーダーメイドで指導立案することが可能であることです。

この子の場合は、予習型を取ることにしました。

それも、1〜2週間先くらいに扱う内容を予測しながら、該当範囲を進める「近的予習型」です。予習型にも2通りあります。かなり先の内容を扱う予習型と学校との進度を合わせながら行う予習型の2つです。進学塾で学校を無視している塾などは、前者タイプですね。優秀な生徒さんを対象とした塾でまかり通るタイプの進め方です。

でも、それは一部のエリート層を対象にしているので一般的には難しいです。さらには、個々の学校の事情に合わせられないのがデメリットであるため、落ちこぼれてやめていく傾向にああります。

「近的予習型」は、学校の授業に追い付けなくなった生徒さんに最適のタイプで、基本的に学校の内容が壊滅的であれば、復習型の指導を行うことはお勧めしません。

そういう状態の子に、復習型を採用しても、学校の授業の時間のほとんどをムダに過ごしてしまう可能性があるからです。


週に5時間や6時間ある数学の授業が無駄になってしまうのは、学習の機会損失が起きている証拠です。もったいない!

そのため、1週間分で扱うであろう内容を直前ギリギリのタイミングで、こちらで教えることで事前知識を生徒の頭の中に入れておいてもらいます。
(もちろん自分で予習できるのが一番いいのですが、それができるなら家庭教師に依頼しなくとも自分できているはずで。。。)

そうすれば、今まで以上に学校の授業が聞きやすくなって、5〜6時間を無駄にしなくなります。

学力の乏しい子に家庭教師の2時間だけで、学校の5〜6時間分をフォローするのは大変ですが、もし現実的に厳しいようであれば、最初はすべてを扱わず内容を削ることも検討します。削除する際の視点は色々あるのですが、たとえば高校1年生であれば、数学Tと数学Aの2科目あるので、数学Tだけをフォローする等です。

この子の場合は、
「自信をつけさせたい」
と保護者の方からご要望を頂いているので、まずは大嫌いな数学でもやればできると実感してもらうために、数学Tだけに絞り込みました。数学Aまでは手が回るレベルの学力を現時点で有していないためです。

本当は、両方ともにできないところまで戻って教えてあげたいですが、一個人のために学校は待ってはくれません。そのため、学校の進度に合わせながらも、適宜過去に置き去りにされてきた内容を復習しながら取り組む必要があるので、内容を削るのはある程度はしかたないかもしれません。

ちなみに、私立の中高一貫校で落ちこぼれると普通の公立校で落ちこぼれるよりも早く落ちこぼれます。それは、進度が早い分取り残された際になかなか追いつけなくなるからです。。。だから短絡的に進度の早い私立がいいというわけではないのは普通に考えればわかります。よく私立校がウリにしていますが、ウリところかある生徒さんにとってはデメリットになってます。


学力を飛躍的に伸ばす工夫のひとつに、学校との連携があります。

いかに学校の授業を組み込んだカリキュラム編成をこちらで組めるかが勝負です。


爆発的な成績向上をさせるなら、自分の担当している時間だけの中で考えるのではなく、その生徒さんが置かれている状況を冷静に分析し、その中で自分の持つ時間をどう位置付けることがその子にとって最適であるのかを考えてくださいね!

ちなみに…

以下が、3つの最大要因です。

@学校要因
A塾要因
B家庭要因

生徒さんにとってはこれに部活要因が入ってきます。

LFLは生徒さん一人ひとりのために代表・副代表がすべての子に対して丁寧に戦略立案してまーす(^^)/

ではでは♪









posted by yuichi_saito at 19:43| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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