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2011年06月10日

「コンサルティングとは何か」

アマゾンの書評をみてると、結構厳しい書き込みされる方が多いけど・・・(^^;)

こういう本ってもともとそういうものだと思うけどな。


むしろ、なんで批判して終るんだろう?と思ってしまう。

そんなことよりも大事なことは、その本のなかからたった1つだけでも
「コレは役に立つ!」
と思えることを探すことだと思うんだ。

荒さがしのために本を読むなんて本当時間がもったいない。


数時間だけでも、著者の考えとともに人生の時間をすごすわけだし、ひとつでも学べたと思えればそれだけですごい価値になるのに。


たとえば、私はこんな一節が参考になりました。


「ハーバードの教授は、学生からアポイントを依頼されたら、その学生のために一週間以内に15分以上の時間を作らなければならないという決まりがある」

とか。

へぇ〜って。



あとは、

「何が問題なのか、を探ることが最も重要」

とか。

家庭教師と変らないな、と純粋にそう思ったり。生徒さんによって何がボトルネックになってるか異なるから、そこを見つけるのが本当に難しいんだけど、それさえ見つけられれば一気に成績伸びるからね^^


他にも、ヤマハとホンダのHY戦争とかもおもしろかったです。

「一、ヤマハを赤字で無配の会社に転落させる
 二、子会社の一社か二社を倒産させる
 三、向こう十年間はホンダの尾尻を踏むのも怖くて何もできない会社にする
 四、そのために多少の無茶も厭わないし、金に糸目はつけない」

これはホンダの二代目社長・河島氏からの命令だそうです。


他には・・・

「一番重要なのは、何をx軸にして、何をy軸にするのかということ。そして、xを変じるとyの値がどう変化するのかといった、xとyの因果関係を突き止めること」

これなんて、中学生からさんざんやってる数学の関数そのもの(というかほとんど関数の定義そのものだから)

関数的な見方・考え方をどれだけできるかどうかって話です。

でも社会に出ると要因を見つけるのは本当に難しいよね^^;


中学生・高校生の数学の問題なら、問題作成者が問題設定を丁寧にしてくれます。

しかもわざわざ、必要な情報だけを書きだしてくれて使わない余計な情報を入れないから簡単なんだけど、社会に出るとそうじゃなくて、余計な情報が山ほどあるなかで、どれが本当に関係する重要な情報なのかを見極めるところからスタートさせなきゃだから。

↑こういったギャップがあるから、数学が使えないといわれる理由のひとつになっちゃうわけだけど。。。でも逆に中高生に余計な情報を入れた問題を出すと、飛躍的に問題の難易度があがってもっと苦手意識を持ってしまう子が増える可能性もあるから、そのあたりのバランスがやっぱり難しい。。。

そこまでできてはじめて、
「じゃあどう解くのか?」
って発想にいたれるからね。。。




まだまだたくさんあるんだけど・・・

大事なことはひとつでも参考になる点があれば、それだけで数時間使う価値もあれば、書籍代を払う価値もあるわけだから、そういう見方で本を読んだほうがいいじゃないかなと私は思ってます^^






ということで。

ではでは!



あぁ、もっと時間があれば本を読み続けたい。。。


本に埋もれたいくらいです。


posted by yuichi_saito at 17:50| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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