私たち大人ももっと基準を上げていく必要がありますよね。
「もっともっと高い目標を掲げることができるように、、、」
でも、、、これってなかなかできるものではないです。
人は、結局、想像できる範囲でしか目標を設定しませんから。
イギリスの有名なトレーナーである
ピーター・セージも、目標設定について次のように述べています。
「目標設定したときに、達成方法がわかっていたらあなたの目標は小さすぎる」
私はこの考えに非常に同感しています。
目標設定をした時点で、
どのように達成するのかがわかっているなら、
その人にはすでにそれは小さすぎる目標なんです。
でも、人は達成できるかどうかわからない目標を立てたがりません。
これは自分のわからないことは怖い、という恐怖心があるからなのだと思います。
もしくは、高い目標を立ててそれを達成する経験が不足しているからなのだと思います。
誰かに、何かに依存して目標達成しつづけた人はその傾向があるかもしれません。
しかしながら、たとえそうであったとしても、その恐怖心を抑え、
その人の器にあった高い目標を設定することはやっぱり大事ですよ。
"背伸び"することは、成長するためには必要ですもん。
"背伸び"しようとするから、背が本当に伸びるわけで、
"背伸び"しようとさえ思わなければ、やっぱり伸びないですから。
私は、ジェームス・スキナー氏は
⇒ http://os7.biz/u/807L1
そんな背伸びをするための、
より高い目標を設定できるようにするための方法として、
「一流のものに触れるようにすること。」
ということを提案しているなるのだと思います。
そうすれば、想像を絶するほどに高い次元があることを知れますから^^
でも、難しいのは・・・
これを子どもたちへの教育に応用しようとすることですね。。。
子どもたちの話まで落とし込むと・・・
よくこんな声も聞こえてきます。
「ぼくは関係ないから」
と子どもたちが思ってしまう可能性があります。
"すごい人"や"すごい事"を目の当たりにすると、
ただ圧倒されるだけで終わる、という状態です。
最悪の場合は、劣等感を抱いてしまうことさえあります。
そうすると、結局、本人の基準値が上がらないです。。。
だから、そうならないように接していくことが求められます。
そのための簡単な方法といったら、、、
それは、やっぱり普段から
・自己肯定感を持たせること
が大事かなと。
自己肯定感を持たせることは色々なアプローチからできますが、
その中のひとつとしてあるのは、テスト類です。
↑これだけじゃないですからね。
テストは学習した結果をフィードバックしてくれる機会になります。
・どこがマルで、どこがバツで・・・
・今回は何点で、前回は何点で・・・
・順位がどうで、偏差値がどうで・・・
人は、フィードバックされた瞬間に多くのことを学びますので、
そのフィードバック内容によって自己肯定感を持てるようにもなります。
だから、そうなるようにサポートすればよい、ということになります。
しかしかなら、テストと言っても・・・
学校のテストだとすでに本人のレベルと学校のレベルの差が大きくなりすぎている
ケースもあります。
↑そういった状態でのご相談をいただくことがよくあります。
そういう場合は、学校のテストでは難しいので、
本人のレベルまでテストの難易度を下げるのがお勧めです。
今の本人の実力で、90点や100点を取れるような
問題を選んでテストを実施していくようにするんです。
テストは学校だけじゃないです。
どこでもできます。
もし、ご家庭内でできないようであれば、
塾でそういったことをしてもらうのでもアリですし、
家庭教師の先生にお願いするのでもよいと思います。
そうすれば、すぐに高得点を獲得できるようになります。
↑当たり前です。そういうふうにテストを作るのですから。
本人のレベルを見極めて、問題の選定をこちらで行って
難易度の低い問題を出題して意図的に満点を取れるようにしてしまいます。
そうすれば、自己肯定感も持ちやすくなるはずですよ。
*学校のテストをそういった趣旨で使いたい場合は、
テストの点数の見方を変えれば大丈夫です。詳細は下記からどうぞ。
⇒ http://www.lfl.jp/know/knowhow18.html
私はよくこの考え方を用いることが多いです。
もちろん本人の性格ややる気に応じて、
臨機応変に変えますが、大抵の場合はうまくいきます。
そして、その波に乗せて本人の限界を突破させていきます。
今まで30点しか取れなかったけど、
90点ばかり取れるようになります。
・テスト=学校のテスト
になっていた構造が、
・テスト=学校のテスト+家庭教師の先生とのテスト
という形になっていって、
・学校テスト回数:家庭教師テスト回数=1:9
という比率くらいになれば、
テストで90点取れるのが"普通"という状態にだってなれるわけですから。
そして、徐々にテスト問題をレベルアップさせながら、
学校のレベルまで持ち上げてしまえばよいだけです。
そうすれば、学校のテストでも高得点を取れるようになります。
私のほうで自分はできる、と思ってもらえるきっかけを作るわけですね^^
でも、これもあまり急激にやりすぎると、
意外な問題も起きるんですけどね^^;
たとえば、学校のテストで高得点を取れるようになるのですが、
今まで30点しか取れなかったのに、いきなり80点とか90点になると・・・
「たまたま、です」
と言いだす子がいるんですよ。
こちらは相当な分析力と神経を使って、
点数を取れるようにしているのに、マイナス思考の強さがゆえに、
あっさりと切られてしまうというかなんというか。。。
でも、めげちゃダメです。
それが教育ですから。
ギャップがありすぎると、
現場ではそういった問題も起きるのですが、
でも、テストの点数による自己肯定感を持たせる方法は、
何度も実際に私自身も経験していることでうまくいくことは多いです。
興味のある方はぜひやってみてくださいね。
あっ、それと・・・もしかしたら、
違和感を感じる方がいらっしゃる方もしれないので。。。
基本的に、私は学校のテストを道具として使っています。
よく、点数を取るために勉強する、という方がいらっしゃいますが、ちょっと違います。
今ご紹介をした一例のように、点数を取ってもらって、
その子に自己肯定感を持たせたり、
モチベーションを上げてもらったりすることのほうが多いです。
先ほど、ご紹介をした
ピーター・セージの言葉を借りるなら、
私にとっては点数を上げるのは簡単すぎるので、
今の私は小さすぎる目標になっているからです。
学生の頃ならそのレベルでよかったのですが、
今は簡単すぎるので、もっと高難易度のことに挑戦してます。
点数が取れるようになるのは当たり前ですから。。。
プロから引き継いでいることも何度もありますが、
ほぼ確実に伸ばせますので、もし困っている方がいらっしゃったら、
お気軽に声をかけてくださいね。
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