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2011年12月06日

これがやる気を引き出すセオリーだ!⇒ARCSモデルをご存じですか?

今日も、前回の続きで・・・

再来年まで予約すら取ることができない、

時給3万円のプロ家庭教師でもある吉永賢一先生による

"やる気を引き出す方法"のコラムに便乗して私が実践していることをお話します。

⇒ http://os7.biz/u/5yEPg


と、その前に、下記のガイドブックから、

http://www.lfl.jp/service/guidebook.html

ご質問をいただきましたのでお返事しますね。

-----------------------------------------------------------------
ガイドブックをありがとうございました。
さっそく読ませていただきました。
孫との付き合い方のもう一つの方法が
おぼろげながらもわかりかけています。

「花火型チェック法」について教えてください。
間違えた問題だけを次周目に再度チャレンジする訳ですね。
何回チャレンジするかは本人の力次第ですね。

それでは、例えば問題集を使うときにはその答えを
問題集に書き込まずに、ノートなど別に用意した紙に答えを
書き込むのでしょうか。
そうしないと、2周目以降その問題集が使えないと思うのですが。
恥ずかしいくらいの初歩的な質問で恐縮ですが、
ご返事をいただければありがたいです。
-----------------------------------------------------------------

ご質問をありがとうございます。

-----------------------------------------------------------------
>例えば問題集を使うときにはその答えを
>問題集に書き込まずに、ノートなど別に用意した紙に答えを
>書き込むのでしょうか。
-----------------------------------------------------------------

はい。おっしゃる通りです。

確かに、この記述はなかったですね・・・^^;

すみませんでした。

当たり前になりすぎていて抜けていました。


"暗黙知"を"形式知"に変えるのって本当に難しいです。

「自分にとっての当たり前は、

他人にとっての当り前ではない。」

ですね。


だからこそ、言語化しなければ伝わらないのですが、

ご質問をいただいて、あらためて気付かされた次第です。

ご質問ありがとうございました!


それと、蛇足ですが、、、

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>何回チャレンジするかは本人の力次第ですね。
-----------------------------------------------------------------

チャレンジする回数は、身につくまで・・・が基本です。


身につけるべきことを身につけるのが勉強です。

1回やっただけで勉強した気になる子をよく見かけます。

それでは、単なる自己満足の世界で終わってしまいます。

1回で身につくのであれば、1回でよいと思いますが、

10回必要なら、10回やってくださいね。


また、さらに言えば・・・

たとえ身についたとしても、

点にならないと周りの大人は評価してくれません。


直接担当している先生はわかるのですが、

それでは周りの大人が納得してくれないので、

試験で点数が取れるレベルで身につくまでやります。

ここまでやれば誰も文句は言いません。


↑細かいことを言うと・・・

この段階でも納得しない人も実はいます。

レベルの高い教育関係者です。

この方々は、実社会で使えることを前提に考えます。

テスト学力を否定している方々なのですが、この方々については、

実社会で使えるレベルまで身に着けば何も言われることはないです。


ということで、前置きが長くなりすぎました。。。

そして、余計な情報を書いてしまいました・・・笑。


今日は、やる気のお話についてでしたね。



今日は、吉永先生の無料レポートの中から、

⇒ http://os7.biz/u/5yEPg

「大勢の人に話してみんなのやる気を出す方法」

というコラムの一部を引用してお話しますね。

----------------------------------------------
人は自分に関係のある話しは注意力が高まって、

関係ない話しは聞き流してします。
----------------------------------------------

このコラムの一番いいたいこと、ではないのですが、

非常に大事な視点なので、ここだけ抜粋させていただきました。


基本的に、子どもたちのやる気を引き出すには、

相手の興味のある話しをするのがセオリーです。


先生や保護者の方が興味のあることを話すのではないです。

子ども自身が興味を持っていることを話すのです。


興味を持っていることは、

「この話は聞かなくてもいい」

「覚えなくてもいい」

と仮に強調しておいても、聞いてしまいます。


それが人間の本質・・・なのかもしれません。


私の大学院の専門は、"教育工学"という学問ですが、

教育工学の世界にも動機付けのための理論があります。


・ARCSモデル

というモデルをご存知でしょうか?


教育工学はそもそも、アメリカ発の学問なのですが、

この学門のスタートは、戦争で敵国に勝つために、

民間人を強い兵士にいかに育て上げるには・・・?

ということを追求するとこからスタートしました。

要は、"普通の人"を教育して"戦える人"に育てたかったワケです。


もちろん今は教育分野に応用されてます。

・ARCSモデル

もその一例です。


このモデルの頭文字は・・・

・A:注意(Attention)

・R:関連性(Relevance)

・C:自信(Confidence)

・R:満足感(Satisfaction)

という4つの視点に基づいて指導しましょう!

ということを示唆しているモデルです。


ただ単に、

「やる気を出させるためにはどうしたらよいか」

「勉強する意欲を持たせるにはどうしたらよいか」

と漠然と考えるよりも、

「なぜやる気がでないのか」

をこの4つの視点で考えて、それに基づいて指導すると、

効果的だとされている、有名な動機付けモデルです。


もちろん、私も実践しています。

家庭教師がイヤで、

半泣きでベランダに逃げてしまった子が、

2時間後に「やりたい」と両親に申し出るように

なったのも、この理論からのアプローチをしてるからでもあります。

だからこそ抜群の効果を出すことができます。


私はこの中でも、特に一番大事なことが、

・R:関連性(Relevance)

だと思っています。


特に、スタート時に一番大事です。


・その子自身とどのように関係しているのか?

をもっとも大事にしています。


また、その子が一番成し遂げたいことと、

関連していることを強調してお話をもっていくようにするのです。

そうすると、人は自然にやる気になるものです。


「何をしても子どものやる気を引き出せない・・・」

という方がいらっしゃったら、一度このARCSモデルを

参考に、考えてみると、変わるキッカケになるかもしれませんよ。


今、この記事を読まれている方の中には、

「もう少し勉強してみたい・・・」

という方もいらっしゃると思います。

そんな方は下記のサイトでさわりだけ勉強できます。


東大の市川教授のサイトです。

教育心理学・認知心理学の専門家です。


大学の先生ですので、小難しいこと言うのかな・・・

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

下記のサイトは一般向けに平易な言葉で説明しています。

安心してください。

http://goo.gl/DNljs


ちなみに、市川先生は、私の大学院の研究室群のOBです。

OBが集まる懇親会の席ではありますが、

一度、同席させていただいたことがあります。

とても気さくな先生です^^



ということで、

今日はARCSモデルのご紹介でした!

「やる気を引き出したい!」

と考えている方は勉強してみてくださいね。


では、今日はこの辺で。

ではでは!

齋藤裕一






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posted by yuichi_saito at 19:24| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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