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2012年01月10日

「がんばってもできるようにならない」

今日は特に入試直前期において

大切な視点についてお話したいと思います。


先日、LFLで担当しているご家庭への

学習カウンセリングを実施させたいただいた際に、

実際にアドバイスをさせていただいた内容の一部です。



今、まさに入試直前期ですね。


受験予定校の過去問を

がんがん解いているお家も多いと思います。

過去問を解いて、採点して、点数を出していると思います。


ぜひ、その採点結果済の答案用紙を

引っ張り出して私と同じ視点でみてくださいね。


過去問を使うにあたって、

・点数だけで一喜一憂しないこと

は当たり前なのですが、

・どんな間違え方をしているのか

は最低限としてはっきりさせてくださいね。

最初にやってほしいのは・・・

1.なぜ間違えたのか一つずつ理由をはっきりさせること

2.1回分だけでなく、複数回分で上記と同じことをすること

3.それらの答案から間違えた理由の共通項を導くこと

4.共通した間違いを失くすには何をするべきなのかをはっきりさせること

です。

それによって次にどんなアクションを起こしたらよいのかが見えてきます。


何に気をつけるとよいのかが見えてくるはすですよ。

たったこれだけでも、もすぐに得点になることも多いです。



で、上記はよくここでもご紹介していることですが、

下記のお話しはたぶんはじめてご紹介するかもしれません。



たとえば、、、

滑り止め校で8割の点数が取れていたとします。

その8割はいったいどこから取れた点数なのかを考えてみてください。


8割という得点率ももちろん大事ではあります。

この得点率によって、合格できる、と確信を得ることができますから。


だいたいの子はここで終わってしまうのですが、

これでは貴重な過去問を有効活用しきれているとは言えません。


もっと大事なのは、その結果を見て、

・次にどんな手を打つことでより得点できるようになるのか?

を考えることです。


過去問の結果を基礎資料として、

次の手を考えていくことこそが大事です。


↑念を押すようですが、、、

 次の手を考えることをしない子が多いです。

 何事も、現状を踏まえて、目標を実現させるためには、

 どうしていくことがベストなのかを考えることは大事です。


で、特に注目してほしいのが、

・どこから8割取れているのか?

という視点です。


大きく次の2つの視点で見てみてください。

この例はわざと極端にしていますが、

モデルケースを頭に入れておくことは大事です。



●応用問題だけを間違えるタイプ

 大問1:16点/20点
 大問2:16点/20点
 大問3:16点/20点
 大問4:16点/20点
 大問5:16点/20点

 ⇒合計:80点


●ある分野だけを間違えるタイプ

 大問1:20点/20点
 大問2:20点/20点
 大問3:20点/20点
 大問4:20点/20点
 大問5: 0点/20点

 ⇒合計:80点


この2つのタイプでは、

同じ80点という点数であっても、、

次に何をすべきなのかが全く異なります。


ちなみに、応用問題だけを間違えるタイプの子は、

この教科については対策が非常に取りにくい状態にあります。


応用問題はちょっとやそっと時間をかけただけでは、

すぐに点数に結びつかないことが多いからです。

その場合は、他教科で伸ばすことも検討していきます。



ある分野だけがごっそり抜けているタイプの子は、

比較的簡単に今の時期からでも点数を伸ばしやすいです。


もちろん、もっと具体的な内容を見て、

「ここについて、捨てましょう。」

と判断をすることもあります。


どんなにがんばっても、時間対効果の面から考えて、

残りの時間で得点できるようになるとは考えられないこともあります。


しかしながら、この2つの視点を持って、

子ども達の答案を眺めることは非常に大事です。


入試まで時間が限られています。


貴重な時間を得点にならない分野に割くことは時間の無駄です。



もちろん・・・

合格する、ということを念頭に置いた場合の話ですよ。


「いろいろなことを学びましょう!」

ということを念頭に置くのであれば、

決して無駄ではありません。


その分、合格からは遠くはなりますが・・・


合格したい、というのであれば、

合格するための勉強法があるのは事実です。



ただ闇雲にがんばればいいわけではないです。


がんばるための方向性をしっかり定めてくださいね。


そうでないと、そのがんがりが得点にならずに、無駄になってしまいます。


私が一番気にしているのは、子どもたちが

「がんばってもできるようにならない」

と思いこんでしまうことです。


受験経験はプラスになる要素もありますが、

マイナスに作用する要素もたくさんあります。


がんばってもできるようにならない、という考え方が

身についてしまうことはその子の将来の多大な影響を与えてしまいます。


たいていは、、、

がんばる方向性が間違ってるように見受けられます。

そして、自信を失い、最後はやる気を失っていきます。。。


そんな子どもたちを見ていると、一人でも多くの子どもたちが

そうならないように、どんな方向でがんばることがよいのか、

常に方向修正していくことが私の役目かなと思うことも多いです。


私たちはぜひ子どもたちが自信を持って

入試本番に取り組めるようにサポートしていきましょうね^^





今日もどこか一文でもお役に立てたらうれしいです。


ではでは!

今日はこの辺で。


また次回お会いしましょう^^

齋藤裕一



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posted by yuichi_saito at 14:57| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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