試験の点数のみでの判断は危険すぎるから…
どんなに社会で「結果がすべて」といわれていようが、私はそんなことは思わない。
いつの間にかこんな考え方になってる自分がいる。。。
大学院に来てからずいぶんと教育に対する見方が変わってきたな。これが本当に自分の人生にとって良かったのか、悪かったのかは分からないです。というか、良いとか悪いとか。そういった主観的判断はあとになって、自分で決めるものだと思います。どんな方向にいったとしても、これが正しいと思えば、結局良かったことになるし、ダメだと思えば後悔するだろうな…
良いか悪いか。
私の場合、そんなことは分かっている。
だって、良いから…
そういう思考過程ですからね…
なんで良いと思えるのか?
それは、すべて自分で選んできた道だからですよ。
これはある意味でうちの親の教育のお陰だと思ってます。私は、何かに迷ったとき、いつも親から「判断は自分でしなさい…。」と言われてきました。母親曰く、「あとで私のせいにされても困るから…。」だそうですが。。。
でも、これがある意味で自立型の人間へ少しでも私を促してくれたのかもしれませんね。。。『自分の人生は自分で決めるものなんだ』ということを小学生の頃から教えられてきたのかもしれません…
今、私は
・大学院のための費用
→現在の自分への投資
・一人暮らしのための費用
→生活を維持するための投資
・開塾のための費用
→未来の自分への投資
・カンボジアの学校建設のための費用
→数千、数万名の子供たちへの投資
これらをすべて同時に行ってます。
親からは一銭ももらっていません。
国からの援助ももらってません。
すべで自分の腕、自分の頭を使って遣り繰りしてます。
特に贅沢もしてません。
何かものがほしくてがむしゃらに頑張っているわけでもありません。
靴だって、穴があいても履いてますし…
靴下だって…
バックだって…
他にもたくさん…
(というか、さすがにヤバイですかね。。。)
23歳にして、経済的にやっとこさ独立できました。
大学生や院生のなかには、親から援助をごっそりもらってる人もたくさんいます。でも、私はそんな彼らをみて、一度もうらやましいと思ったことがないんですよね…(これ本当です)
う〜ん。
好きなことを好きなだけやってるお陰かな?
不平とか、不満とかありません。
私は、それぞれの人には、それぞれの生まれてきた意味があると思ってます。お金のある家庭で生まれた子は、それなりの何か意味があって、生まれたと思うし、私のようなお金のない家庭で育った私には、私にしかできない何かがあると思ってます。
私はお金のない家庭で育ちました。
私立は当然いけませんでした。
小→中→高→大→大学院
オール国公立で来ました。
特別、頭が良いわけではありませんよ。
中学生のときに見た自分の偏差値30台ですしね…
私は、もともと頭はよくないし、お金のない家庭だけど、努力さえ続ければ必ず夢は叶うと信じています。どんなに困難な状況であっても、頭を振り絞って工夫に工夫を重ね、新しいアイデアを出し続け、目標に向かって進み続ければ、絶対夢は叶うと思ってます。
ところで、本題に戻りますが…
みんなに聞きたい…
結果とは何ですか?
結果って何でしょうか???
私が思うに、結果ってある意味で区切りなわけですよね?ぷっつり区切ったところで、はじめて結果となるわけですよ。自分でここで切ろうと思ったところで、それが結果になるわけですよ。
私は、ずーっとずーっと結果でないでしょうな…
だって、終わりにしようと思ってないですし…
ここで終わりだって決めないと結果じゃないですもん。たえず過程です。ずーっとずーっと過程です。
一生、過程ですよ。
過程を楽しむと、何でも楽しくなります。
すべての事柄が繋がってみえるようになります。
私は、結果を出すために無理やりがんばるのではなく、過程を楽しみ続けることが大切だと思ってます。結果を出すためだけに頑張ることももちろん人生経験のうえでは必要だとは思いますが、私はそれをして中高生を通して意味のないことを経験してきました。結果を出そうと無理をすることで、あとでその分自分に返ってくる(無力感に苛まれる)ことを経験してきました。
その経験があるからこそ、日々の過程の大切さに気付き、そして過程自身を楽しむことこそが、充実した人生になるのではないか?と思ってます。
だから私にとっては、すべてが過程であり、すべてが楽しみであり、失敗も成功も自分の血となり、肉となると思ってます。
「過程を楽しむ」
色んな人に伝えたいなぁ〜
そんなこんなを思いましたよ。。。
みんなは過程と結果どちらを大切にしていますか??
ちょっと考えてみてね。
p.s.
これはある子のために書きました。
大人たちは結果ばかりを強調したがってごめんね。
勉強は試験の結果を出すために頑張るんじゃないよ。日々、勉強の楽しみを感じながらやることが大切だよ。それだけは忘れないで…