アドバイスさせていただいたことをシェアしたいと思います。
もしかしたら同じように悩まれてる方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方のためにご紹介したいと思います。
まずは下記を読んでくださいね。
生徒さんの悩みです。
「簡単な問題を見極めることができないんです」
「難しい問題にばかり時間をかけてしまって」
「簡単な問題を見極める練習がしたいです・・・」
こちらは大学受験の話です。
オール完全記述式の数学の問題なのですが、、、
某大手予備校の先生には、
「そろそろ問題の難易度を見極めるように」
と言われているようなのですが、、、
難易度を見極められない状態が続いています。
東大をはじめ東工大もそうなのですが、
難問と言われる入試問題はみんなできません。
でもそれでいいんです。
それでも合格します。
結局、入試は相対評価です。
だから順位が大事です。
当日の試験で上位から数えて合格人数以内に入れば合格です。
だから・・・
みんなができない難問は基本的に捨てます。
そこに試験時間を割くのではなく、他の問題に時間を投入します。
だからこそ、
「問題難易度を見極めるように」
と予備校の先生はおっしゃっているわけです。
でも、これは実は矛盾しています。
・難易度を見極めることができる
↓↓↓
・それ相応の実力がある
ということです。
そもそも見極める力があれば合格できるわけです。。。
本人の持っている力が足りないのであれば、
その問題が簡単か難しいかすら判断できません。
・難易度を判断する
というのは自分の持っている力の範囲内であれば容易に出来ます。
例をあげると・・・
普通の大学受験生であれば、
中学校で学習する内容が簡単であると判断できます。
でも幼稚園生には簡単なのは難しいのかの判断はできません。
それはそれだけの能力がまだ身についていないからです。
だから判断できるように・・・というのは、
その内容が求めている能力以上の能力があってはじめてできることです。
この生徒さんは、次のように悩まれていました。
「難しい問題にばかり時間をかけてしまうんです」
「できそうだと思ってしまって・・・」
先日返却された模擬試験においてもその傾向がありました。
東大模試なのですが、、、
"大問1つ20点のところ、全国平均点0.5点・・・"
という難問に時間を費やしてしまったようなのです。
そこでで数学の力がなくとも
違った角度からアドバイスしました。
この話は他の教科でも使えるかと思います。
ちなみにこれはどの書籍にも載っていません!
↑私が考えたものなので・・・^^;
これはすごく単純です。
小学生でもできます。
一言であわらすと・・・
●解答欄の大きさから難易度を推測する
というものです。
オール記述式の試験です。
基本的に解答用紙には、
大問番号しか振ってありません。
真っ白な用紙に数式を書いていくわけですが、
当然問題ごとに求められている記述量は異なります。
解答欄・・・というのはその記述量をもとにして空白を作るわけです。
あくまでも一般論ですが、
記述が多くなる問題は難易度の高い問題です。
「○○だから××で」
「△△により、□□となるわけだから」
・・・・
という論理展開が記述量の分だけ多くなりますし、
その分、難易度が高い可能性があります。
この問題作成者の意図をくみ取るわけです。
解答欄の大きな大問を避けるようにします。
そうすることによって難易度の低い問題に時間を割ける可能性が高まります。
こんなこと言ってると数学教育関係の方には怒られそうですが・・・
もちろんこれは解答欄がすべて同じ大きさだと使えません。笑。
でも、これもひとつのテクニックかな、とは思います。
入試は教科力だけではなく試験テクニックも試されます。
だからそういう視点で入試問題を見ても当然いいと思います^^
↑問題って問題用紙のことだけじゃないですから。
解答用紙だっていろんなヒントが隠されてるんですよ。
そういう視点のない方は結構たくさんいます。
難易度の判断精度がよろしくない・・・
という子がいたら、こんなアドバイスもありかなと思います^^
どなたかのお役に立てたらうれしいです。
ではではー!
今日はこの辺で。
また次回お会いしましょう^^
齋藤裕一
追伸:
お問い合わせありがとうございます!
・お母様からのお問い合わせ1件。
・お子さんご本人からのお問い合わせ2件。
・LFL先生希望の方からのお問い合わせ2件。
いただきましたー。
がんばりましょー^^
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