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2006年12月27日

勉強の目的

あまり詳しい事情が書けませんが、できる限りイメージができるように書きたいと思います。


まず、この子の口癖です…
「自分は馬鹿」
「やってもできない」
「面倒くさい」
「勉強好きな人なんていない」
「勉強が好きなやつは気持ち悪い」


これが大まかな口癖です。
ちまたでいうところの典型的な『やる気のない子』『勉強嫌いな子』だと思います。

私立の中高一貫校ですが、いわゆる進学校ではありません。中学入試で言えば、不合格者はほとんどでない学校です。



私はこの子が今現在のような考え方、思考の仕方になっているのは、すべて周囲の大人のせいだと思ってます。親、学校の先生、塾の先生などなど、中学入試の際に関係した大人たちをみて、素直さゆえに、たまたま周囲にいた大人たちの思考を真似てしまって今現在の状態になってるな・・・とつくづく感じてます。



今日、この子に改めて勉強する目的について聞いてみました。
「試験で点数を取るため」
だそうです。
これが彼の唯一の勉強への動機です。


でも、彼にとっては点数を取ることは、苦労してまでやるほど楽しいことではありません。仮に、他人よりも点数を取ることで、優越感を感じれる子であれば、点数を取ることを目的とした勉強でもモチベーションを保つことができるでしょう。

でも、彼は点数を取れなくたって、別に何も思わないですからね…。
彼の思考はすでに
「どうせ自分は馬鹿」
なのです。点数取れなくて普通と思ってます。
ショックがなければ、改善しようとも思いませんよ。

がんばろうという気持ちはギャップがあってこそ生まれます。まず最初に『できたい』とか『もっと』っていうのが前提としてあって、それに現実とのギャップがあって、はじめてがんばれるものですから…





そんな彼を見て周囲の大人は、今度はこんなことを提案します。
「点数取れたら、ほしいものを買ってあげる」


彼の動機を点数ではなく、今度は物欲で補おうとします。

でもね。。。
たとえば、1000円の物欲を満たすと次は2000円、2000円をみたすと5000円、1万円・・・

限りなく金額が大きくなっていくのが人間というものですよ。そして、いずれはこんなに苦労するくらいなら、自分で買ったほうが良いとか、そんなに苦労してまでほしくない…ということにもなりかねません。


それに、子供だって、物でつろうとしてるなこの人は…ってことくらい見抜けます。そんなに大人対してどんな印象をもちますかね??この子はまたこういった思考を真似るようになるのではないかと思いますよ。





私は今のこの状態を打破すべく、試行錯誤中です。
指導の目的は大きくわけると2点…

@「やる」と「できる」の概念を結びつける
A勉強の目的を「点数」から「好奇心」に変える
以上の2点です。

そして、私はこの2点をこの順番で達成しようとしています。
幸い、高校受験がない中学2年生です。受験には捉われない勉強が可能なのが唯一の救いかもしれません。しかも、まだまだ思考に柔軟性があります。人格形成がなされている今が最終チャンスです。

まず@についてですが、この子に取っての「できる」とは、試験の点数を取ることです。これは周囲の大人の考え方(評価の仕方)がモロに身についてしまっているので仕方ありません。というか、試験の点数でしか評価をしようとしない大人の大雑把さがまず問題なのですが…。

一般には、点数として表れていなくても「できる」ことを実感させることが大切です。これは普段の指導の中でどんどん取り入れていくしかないので、私しかできません。「できる」を実感させるには、細かい変化に注意を払って、紙ベース上での記述の変化だけはなく、思考ベースでの変化にも注意を向けていきます。そのためには、子供の言葉に注意を向け、「できる」と「やる」に関連した言葉はすかさず褒めて評価を繰り返します。もちろん思考が必ずしも言葉で表現されるとは限りませんが、私がわかるのはあくまでも言葉でです。言葉を通してでしか、その子の思考を垣間見ることができないのでこればっかりは仕方ないです…。


過程の段階での評価を繰り返し、軌道修正をしていきます。そうすると、おのずと点数としての結果も出始めます。点数をちょっと取れたりすると、今度は親御さんが喜び、そして子供自身も喜びます。

ここから好循環が生まれて、めでたしめでたし…、だったらいいんですけど…。私としては、やっとスタート地点って感じでしょうか。

ちなみにこの子の最初の状況は、学年ビリから2番&3段階の習熟度別の一番下のクラスでした。4ヶ月の指導で習熟度別の下のクラスで1位を取って、現在は真ん中クラスの中くらいです…。少しずつ「やる」と「できる」のつながりを強化して(関連性を強くして)ます。


問題はここからです。
実は、今の彼の考える「できる」状態が、いわゆる「点数を取る」状態を指していることが問題です。点数を取れる状態とモチベーションとに強い関連性があることがゆくゆく問題点として出てきます。

一般的に、勉強は学年があがるにつれて難しくなっていきます。今はまだ中学2年生です。数学もまだまだ初歩的なものばかり…。比較的努力の結果が即結果として出てきてくれます。

ですが、学年があがるにつれて結果がより出にくくなります。試験の点数として表れにくくなります。そこで点数とモチベーションの関係性が強すぎると、また「やる」と「できる」の関係性が薄れ、やらない方向に進んでしまいます。

だから、「できる」という言葉の概念の捉え方を「点数を取る」という外的な評価によって決定されるものとして考えるのではなくて、内的な自分自身によって評価されるものとして変更していくことが大切と考えてます。

簡単に言ってしまうと、自分自身によって面白さを感じれたり、楽しさを感じれたりすることが「できる」ようにもっていくことが大切です。

勉強の目的を、点数ではなく好奇心に変われるように促します。「難しいからこそ面白い」「わからないからこそ、知りたい。はっきりさせたい。」という方向に持っていければあとはもう自分で意欲的に学習していけるだろうと思ってます。









あぁ〜。


上記に書いたこともまだまだ具体性に欠け、穴がたくさんありますが許して下さい・・・。私自身も思考段階で・・・

現実の世界と理想の世界の架け橋的な役割を担えるようになりたい〜!!



塾ではずっと量的に(他人数相手に)考えてましたが、今は質的に(個人個人相手に)考えてます(^^)

ふ〜。
さてさて。

やることたくさんあるぞ〜。
世の中、わかんないことだらけですよね…。
がんばろ〜





p.s.
メールの返信できてなくてすいません。
明日(今日か)中に返信します。













posted by yuichi_saito at 00:13| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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