☆プロフェッショナルを身近に感じてみませんか?☆
■読者数5万名超!家庭教師業界No.1のメルマガになりました。■

●ツイッターはこちら。●フェイスブックはこちら。●ミクシィはこちら

☆東工大院卒の数学教育を専門とする実績重視プロ家庭教師☆
私の人生目標は、人の役に立って死ぬことです。
どんな困難な状態であっても必ず結果を残す
学習コンサルタントを目指します。→こちら(過去記事です)

☆今はここでがんばってます!☆
お陰様で、累計100,000文字以上のありがとうをいただきました↓ ブログ用枠あり.png


新着記事

2007年01月15日

質問の使い分け

質問には2種類の意図がある。

@自分の知らないことを知りたいがための質問
A考えさせるための質問
この2つは全く別物だと思ってます。

私は面談や指導の際などに多くの質問を子供たちに投げかけてます。その質問項目の中には、

「将来、どういう職業につきたいのか?」

というものがありますが、これは典型的なAの質問意図によって行われるものです。私自身の興味もあるにはありますが、それよりも大切なことは子供たち自身に将来を意識させ、どういった方向を目指したいのかを考えさせることが大切です。


ほとんどの場合、子供たちは自分で答えることができません。でも、それでいいんですよ。一番重要なのは、そうやって周囲の大人が将来に目を向けさせることに意味があるのですから。そういう機会を頻繁に用意して、考えるためのきっかけ作りをしているのですから。最初っから、完璧な返答を期待して質問をしているわけではありませんよ。


今問題になっているフリーター、ニート、就職して3年で3割が辞めてしまう現状…、これらに共通するひとつの問題点として『考える機会の喪失』が挙げられると思ってます。これは学校だけの問題ではなく、親や周囲の大人、社会などで将来について考える機会が極端に少なくなっていることが一つの原因として考えられるのではないか?と思ってます。



あなたも以下の質問を考えてみてください。

・本当に心からやりたいことは何ですか?
・一瞬の疑いもなくやりたいと思うことは何ですか?



自分自身に絶えずこの質問を投げかけ、自分なりの解答を探すことにこそ意味があります。答えはすでに存在しているわけではなく、自分自身で創り出す必要があります。そのためにも、この質問に自分で投げかけることができるようになるまでは、周囲の大人たちが代わりに質問してあげることが大切です。もちろん受験を通して考えることもいいことです。就職活動を通して考えることもいいこです。でもそれだけでは期間や時間が短すぎます。

小さいころから日々考えさせ、自分だけの解答を探す機会を与えてあげてほしい。私が心から願っていることです。


答えは大人が与えるものではありません。自分で探し出すものです。そして、その解答がより具体化されていくことで、目の前の勉強の目的が明確化されていきます。より早く自分の将来像をつかめればそれだけ行動も早くなり、実現する方向へ向かうことができるでしょう。(だからと言って、親の答えを子供の答えとして押し付けちゃダメです)



これからも、考えるきっかけを日々意識して作っていきます。
































posted by yuichi_saito at 12:59| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 教育ブログへ