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>集中力も短く、すぐに気が散り、
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ということに対するアドバイスをしました^^
*ご覧になっていない方は下記をご確認くださいね。
http://educationalgroup.seesaa.net/article/348551938.html
簡単に言うと、
・本人の集中できる時間を把握すること
がまず先決だということです。
それが3分なのか、5分なのか、10分なのか、を見つけましょ。
そしてそれがわかったら、
今度はその集中できる時間を目安に、
ちょっと無理するくらいの時間を目安に目標設定しましょう。
というのが大事だ、とお話ししました。
たとえば、20分なら、
「25分をワンセットとして課題を出す」
とか、
「30分をワンセットとして課題を出す」
といったような具合ですね。
詳細は、前回の内容をご覧くださいね。
で、もしかしたら・・・
ここで気づいた方がいらっしゃるかもしれません。
「え?でも25分くらいって言われても、
25分でできるくらいの課題量がわからないよ。」
という方です。
こういった発想が出てきた方は素晴らしいです。
きちんと現実的にできるかどうかを考えてますから。
この疑問は、非常に的を得た適切な疑問だと思います。
今日はこの疑問にお答えしたいと思います。
前回の実際の生徒さんの例を挙げてお話ししますね。
集中力が短い子の場合、
ほとんどのケースで過去の学習内容の積み残しがあります。
集中できる時間が短い、ということは
結果として、勉強する時間が短くなっている、
ということが原因で積み残しが出来てしまっていると思われます。
ご相談をいただいたお子さんは13歳ということすが、
きっと小学生内容の積み残しがあるのではないでしょうか。
算数・数学の場合は、
過去の学習内容の積み残しは致命的です。
小さな積み残しがあるままだと、
そこからどんどんわからないことが広がっていきます。
●今、わからないところをきっかけにわからないところが増える
と考えたほうがいいです。
傷口が広がるイメージでしょうか。
ですから、中学生であっても、
小学生内容からやり直す必要があります。
(もちろん、高校生でも大学生でも社会人でも一緒です。)
で、
あくまでも集中する時間を伸ばす、
という目的で指導しているわけですが、
その一方で、小学生内容の積み残しをフォローしなければなりません。
そこで、この2つの目的を同時並行で指導していきます。
小学生内容もあわせて一からおさらいしてしまう、ということです。
前回、ご紹介した生徒さんの事例でしたら、
小学校3年生の内容からの再学習をお勧めしました。
小学校低学年から算数につまづいてしまった子は、
小3からつまづく子が多いから、というのが主な理由です。
(高学年でしたら小5からつまづく子が多いです)
そこで、数学検定試験用の問題集を購入していただいてます。
9級(小3レベル)から5級(中1レベル)まで、計5冊です。
数学検定試験の問題はワンパターンな問題ばかりです。
*検定試験は入試ではないので当たり前です。
その学年で学習すべき学習内容において、
つまづいているところがあるかどうかチェックできます。
そこで、まず9級の問題を1回解いてもらいます。
そうすると、この子の場合はだいたい6分で終わりました。
*1回40分の試験ですが、内容が簡単なので6分で終わります。
さらに、小3レベルで、
つまづいているところがあるかどうかのチェックもできます。
とりあえず1回解いてもらうことで、
・1回分が何分で終わるのか?
・つまづいているところがあるのかどうか
をチェックできます。
1回分で6分で終わることがわかりましたから、
そうしたら今度は9級の別の回の過去問を用いて、
4回分をまとめて一気にやってもらっています。
なぜ4回分か?
理由は簡単ですね。
1回6分×4回=24分だからです。
20分で限界なのでそれをちょっと超える時間にしてます。
そして実際に24分以内にすべて解き終えてもらいます。
まとめると・・・
最初の1回目の段階で内容面のチェックをしています。
ですので、内容的には問題がないことがこれで判明しました。
あとは集中力の問題で、同レベルの問題を続けて解いてもらいます。
そして合計で24分以内に解けるように時間計測をして解いてもらいます。
以後、同じ考え方で進めていきます。
手順をまとめると次の通りです。
1.各級の第1回の問題を時間計測しながら解いてもらう。
2.その上で学習内容につまづきがないかどうかチェックする。
つまづきがあればそのところだけを指導して学習してもらう。
3.各級の第2回目以降の問題を使って
合計20分以上になるようにまとめて課題としてやってもらう。
という流れです。
こうすることで、
・20分以上をワンセットとして課題を出せる
・小学校3年生からつまづいてる学習内容がないかどうかチェックできる
という2つの目的を同時並行的に指導することが可能です。
前回もお伝えしましたが、、、
このレベルで個々の生徒さんにあわせた指導は難しいです。
本物のプロフェッショナルの先生を見つけないと無理だと思います。
もちろん今この子はどんどんできるようになってきています。
「好きな教科は?」
と聞くと、
「数学と体育」
と答えてくれるくらいになりました^^
今までの経験上、いろいろと試された上で、
私のもとにやってくる生徒さんも多いのですが、
お子さんが、
「またかよー」
と思ってしまわない内に早く相談してほしい、
というのが私のかねてからの本音の気持ちです。
いろいろとやりすぎると・・・
どんどん心を閉ざしてしまう子が多いようです。。。
↑これは私の印象です。先生をあしらう?クセがついてる子も・・・
教育は一発勝負の世界です。
やり直しは基本的にできません。
ですので早い時期によい先生を見つけることをお勧めします。
最終的には、
"ご縁"
という言葉に集約されてしまうのですが、
それでもある程度は親御さんの努力でどうにかなるところもあります。
有料ですが1回限りの学習カウンセリングも用意しています。
もしご興味のある方は私、齋藤までご連絡いただけたらと思います。
私のほうで誠心誠意、問題解決のためのご提案をいたしますので。
●お問い合わせはこちらから。
⇒ http://www.lfl.jp/contact/index.html
ひとつずつがんばっていきましょうね!
ではでは!
今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
齋籐裕一
追伸:
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■今日のまとめ!
教育は一発勝負の世界。やり直しはできません。
それが、あなたの Learning For Life になります。
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