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2013年05月18日

勉強は役に立つ?役に立たない? ⇒ 私の教え子がキャリア官僚になりました。

前回、前々回と新作コラムをご紹介しました。


●「期限」の力を勉強にも!
http://www.lfl.jp/know/knowhow201.html

●今すぐ使える簡単集中法
http://www.lfl.jp/know/knowhow200.html


今日もこれ関連のお話しをしますね。


この話はディスカッションのときにケンカになりました。。。




まぁ、ケンカ・・・

というと大げさかもしれませんが、

実際にケンカになりそうな状況でした。


極論ですが、

「勉強は役に立たない」

という先生や親御さんがいます。



「将来、役に立つから勉強する。」

「将来、役に立たないから勉強しない。」

という考えがある一方で、

「将来、役に立たないけど勉強しなければならない」

という考えがあるのです。



あなたはどちら派ですか。



私はもともと数学科の出身です。

学部時代は数学科でした(院からは数学教育です)。


たとえば、数学科の人たちは、

「数学は役に立たないから勉強しない」

と言われるとムカつく人が多いです。


工学部の人に、

「数学は道具だ」

と言われるとムカつく人が多いです。。。


役に立つとか役に立たないとか、

そういう発想自体がもうダメなのです。


純粋な知的好奇心の対象として数学を愛してますから。



だけど、大半の人たちはそうじゃないです。

「役に立たないものをなんで勉強しなきゃいけないの?」

「なんでこんな公式を覚えなきゃいけないの?」

という考えの方が主流です。


入試があるから無理やり勉強している子も多いです。


普通に考えてほしいのですが、

子どもたちの貴重な時間を使って、

役に立たないことを学ばせるなんておかしいですよね。


だから役に立つ、もしくは役立たせることが大前提だと思います。



私の経験上の話ですが、勉強が無味乾燥で、

意味もなくつまらないものだと考えている子は、

そもそも親御さんがそのように考えている節があります。


「勉強なんてできたって仕方ない」

と親御さんが思えば、子どももそう思いやすいです。

きっと勉強しない逃げ道にするでしょう。


「勉強はツライけど、受験のためにやらなきゃいけない」

と親御さんが思えば、子どももそう思いやすいです。

きっとツライけど我慢しながら嫌々受験勉強するでしょう。




このあたりの話は正直難しいんですよね。。。

それぞれの方の価値観が大きく反映されるとこなので^^;



で、今回のこのコラムは、私の意向で、

あえて意見がわかれるところを避けて書いてます。


意見の分かれるところを書くのってとても難しいのです。

だからほとんどの方が同じように思えるような展開にしてます。

↑無難な道を選んだ、ということです。


ただし、勉強が役に立つのは大前提です。


もしここを否定するのなら、

私は教育者をやめなければいません。

子どもたちと接する資格はないと思ってます。


ただ役に立つは役に立つでも、

「勉強は受験に役に立つ」

という説明もダメだと思ってます。

これでは受験が終わったら勉強しない子に育ちます。



だから、実際にどのように役に立つのか、から考えます。

今までもそうやって子どもたちに勉強の動機付けをしてきました。

そして実際にずーっと勉強し続けている子もいます。


私はよく

「将来、どんな人になりたいの?」

と問いかけて考えさせることが多いです。


たとえば、

高校3年生の秋のときに、

「国を動かす人間になりたい」

と急に言い出した子がいました。


そうすると、東大に行かなきゃだよ、という話になりますが、

時期的に、学力的に考えて、今からじゃ無理だ、という話になりました。



結局、志望校を変更せずに、国公立に現役合格してます。

↑もともと担任にはマーチも無理と言われてました。


ただ合格したのはいいけど、いろいろ調べると、

その大学から国家1種試験合格者は年間でたった1人だけ。


合格して絶望感を味わってしまったわけです。。。



そこで、

「その1人に自分がなればいいんだよ」

「大学1年のときから国家1種試験の勉強したらいいじゃない」

とアドバイスしてます。


そして彼は本当にこのアドバイスを実行しました。

4年後・・・

「東大院に合格しました」

「それと国家1種試験も合格しました」

という報告をもらいました。


そして、今年の4月からは、

「東京大学大学院で修士2年に在籍しながら、キャリア官僚として勤める」

という、大学院生+社会人をやってます。


さらには、最初の集合研修でリーダーになったそうです。

最初から、他のキャリア官僚たちをまとめる役に徹してるわけです。

↑当然、彼は、将来、国を動かすことを視野に入れてるからでしょう。

 目先だけのこと考えて判断・行動していないことがよくわかります。



そのための勉強です。

「国を動かす人間になりたい」

という大きな視野を持って日々勉強してるわけです。


指導事例が長くなりすぎましたが、

勉強が役に立つのは大前提として考えます。

その上で、その子にとってどう役に立つのかを考えることは大事です。

そうしなければ、長期間にわたっての勉強への動機づけができません。



ただ、このコラムは、執筆された先生の考えもあり、

内容にはあえて踏み込まずに、経験に着目をしてます。


学習経験がめぐりめぐって役に立つこともありますから^^

参考にされたい方はどうぞ!

http://www.lfl.jp/know/colum301.html


*読み始める前に、最初に「いいね!」をお願いします。

 「いいね!」があると新しいコラムを書く勇気が湧きます!





ではでは!

今日はこの辺で。

またお会いしましょう。

齋籐裕一



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■今日のまとめ!

将来役に立つから勉強するのが大前提。

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posted by yuichi_saito at 14:22| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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