●トレードオフ思考で合格戦略立案を。
http://www.lfl.jp/know/colum307.html
そこで今日も受験関係のお話をしますね。
先日、大学受験国語の指導のご相談をいただいてます。
LFL( http://www.lfl.jp/ )には、各分野のスペシャリストがいます^^
どの教科もお任せ下さいね。
みなさん伝説を持ってる先生ばかりです。
私自身がそういう方を好む傾向にあるのかもしれません。笑。
一番大事なカウンセリングは私がメインで行っています。
基本的なアプローチ手法としては、
「学校」「塾・予備校」「個人」
の3つをどう組み合わせることで、
合格に一番近づいていくかを考えていきます。
塾・予備校はマス向けです。
集団としてみた場合に講座内容が最適化されてますが、
個々の生徒さん単位でみたときにはかなり無駄が多いです。
まれに予備校信者になってる子もいますが、
信者になりすぎるのは禁物なのは言うまでもありません。
ここで先日、あるお母様にお送りしたメール(一部抜粋)を紹介しますね。
子どもが楽しんで予備校に通ってはいるけれど、
楽しいことが合格に繋がるとは限らないとわかってらっしゃいましたので^^
--------------------------( こ こ か ら )------------------------------
予備校講師の方は楽しませるプロでもあります。
講師の方々は各予備校と年単位で契約を結んでいます(野球選手と一緒です)。
生徒からのその年の人気投票で次年度の講座数が決まります。
そのため、生徒の学力向上は二の次として考えていて、
生徒たちを楽しませることを第一に考えている先生も多数いらっしゃいます。
なかにはアンケート調査のときに生徒によい評価を付けるように
お願いする講師の方もいらっしゃるそうです。。。
このあたりが予備校の先生が学校の先生から批判される理由でもあります。
--------------------------( こ こ ま で )------------------------------
誤解のないように。。。
予備校の先生方すべてを批判してるわけじゃないです。
上記はあくまでも学校の先生が予備校の先生を批判する理由のひとつを言ってるだけです。
そもそも私も予備校のデータ収集能力には大変お世話になっていますし^^
過去問集、模擬試験、センターリサーチ系の情報などよく使ってます。
それぞれ得手不得手があるのは当然で、
予備校の受験データ収集能力はピカイチだと思います。
だからそれらを利用させていただいてます。
だけど、対個人になったときには本当に弱いです。
マス向け授業なのでこればっかりはしかたないと思います。
教育の基本はマンツーマン。
個別対応が原則です。(映像授業は個別対応じゃないです)
だから、私は予備校のデータ収集能力を活用しながらも、
学校集団授業でのマス向け+プロ家庭教師による個別対応
こそが最強の組合せだと思ってます^^
↑話がそれました。すみません。。。
で、一番最初に必要なことは現状把握です。
現状把握なしに対策なんて考えることはできません。
じゃあ、どのように現状把握するのか?ですが。
○学校の成績 → この数字はアテになりません
○模擬試験 → この数字はアテになりません。
一番正確な指標を提示してくれるのは過去問です。
志望校の過去問です。
物差しが違えば違った現状が見えてしまいます。
違った現状が見えれば対策がズレたものになってしまいます。
学校と模擬試験はアテにしないでください。
一番精度が高いのは過去問です。
学校ごとに出題のクセがあります。
そのクセにあわせた学力を持ち合わせているかどうかです。
合格するかどうかはこれだけで決まります。
↑これは問題作成する人間がその学校の先生だからです。
私の友人は某私立中学の入試問題作成をしてるようですが…。
あまり言えないのでやめときます^^;
私は「志望校学力」と言ってます。
これは通常の学力と区別するためです。
受験はすべての学校に合格する必要はありません。
本来は行きたい学校に合格すればそれでいいわけです。
昨日、ご紹介した事例ですが、
日本大に不合格でも慶応大に合格することもあります。
「志望校学力」を身につけたから合格しています。
まだ過去問を解いてない子はすぐに解いてください。
予備校はマス向け授業のため過去問演習がとても遅いです。
学校も全体向けになるため過去問演習が遅くなります。
「志望校学力」を身に付けさせるためには、
過去問を中心とした苦手分野の発見と克服がセオリーです。
●過去問 → 問題集 → 過去問 → 問題集 → ・・・
と過去問を挟んだ学習スタイルがもっとも効率的です。
予備校も似てるようなことを言うかもしれません。
実は似てるようで全然似てないのですが、
きっと予備校だと、こう言うでしょう。
「模擬試験で苦手分野発見を!」
そして、次のような流れで学習を勧めています。
●模擬試験 → 問題集 → 模擬試験 → 問題集 → ・・・
模擬試験は全体向けのものです。
全部の大学に合格したいのならそれでいいと思いますが、
それではいくら時間があっても時間が足りません。
浪人することになるでしょう。
極端なことを言えば、
・全部合格 or 全部落ちる
というような学力を身に付けたいならそうすればいいです。
だけど、行ける学校は1校だけ。
2校同時入学は二重学籍といって禁止されてます。
わざわざ模擬試験を使って苦手分野を発見する
なんて遠回りなことをする必要なんて全然ないわけです。
↑模擬試験はその問題における志望校順位のチェックで使います。
あとは見知らぬ環境での試験慣れとか、そういう意味で模擬試験は使います。
基本軸は、
●過去問 → 問題集 → 過去問 → 問題集 → ・・・
という流れで考えます。
昨年度、赤点1から現役理系国公立大学合格してる子には、
今の6月の時期に1〜2年分の過去問を試しに解いてもらってます。
現状の学力でどのくらいの得点率になるのかを出してます。
その上で夏休みに向けた受験勉強の戦略立案を行っているわけです。
夏休みには、頻出分野を中心として、
過去56年分の5割近くを解き終わっています。
最終的には7割近くまで解き切りました。
↑まんべんなく7割ではないです。頻出分野は100%解いてます。
過去56年分って・・・。よく考えてみるとおもしろいんですよ。
56年前の18歳だから、今74歳くらいの方が解いた問題です。
平均寿命が80歳ですが、ざっくり言ってしまうと、
その学校を出た今生きてる人たちが解いた入試問題をほとんど解いてる計算になります。
この子とは一緒に「昭和40年代ってこの学校簡単だったんだねー」
とかそういう会話をしていました。
その学校の時代の変遷もわかって余計に愛着が湧いてきます。笑。
どういう方向性で勉強していくことで合格するのか。
その方向性を考えるためにもとにかく過去問を解いてください。
ある浪人生の女の子の話ですが、
「現役生のときは過去問を一度も解かなかった」
そうです。
それと、
「センター試験も受験しなかった」
そうです。
理由は簡単です。
「準備不足だったから。」
これは不合格になる子のよくある言い訳のひとつです。
「準備が整ったから過去問を解く」
という考え方は間違っています。
この考え方のままだと一生準備し続けることになります。
いつも、準備・準備・準備、なわけです。
最後やむを得ず過去問を解くことになりかねません。
準備と言いたいのは、結局のところ、
できない自分を認めなくないのかもしれません。。。
変なプライドがあるなら捨てた方がいいです。
合格することとプライドを保つことと、
どっちがいいの?という話になりかねません。。。
今の時点で過去問にチャレンジして合格点を取れないのはわかってます。
だけど、どれだけ届かないのかをチェックすることが大事なわけです。
分野によっては今までの学習だけで合格ラインに到達してるところもあるはずです。
そこはもう学習しなくてもよいかもしれません。
↑こう考えることが大事です。
そこがいったいどこなのか?を把握する必要もあります。
ということで、、、、
キーボードを打つ手が疲れてきました。^^;
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ではでは!
今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
齋籐裕一
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■今日のまとめ!
予備校通いではなく、過去問を軸とした勉強スタイルにしよう。
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