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2007年04月13日

論理って何ですか?

個人的な興味で「プロの論理力」という本を読んでいます。28歳にして年収1億円という弁護士の方が書いた本です。この方は、青色発光ダイオードの裁判にも関わっていたそうです。


まだ全てを読んではいませんが、「論理」に関して個人的な意見を書いてみたいと思います。


まず、私のスタンスですが…
私は基本的に「論理」という言葉がよくわかりません。
「論理」って何を指しているのでしょうか。







よく…

論理的思考力が大切だ!!


とか。


論理的思考力を鍛える。



とか。




そんな言葉を目にしますが、そもそも論理的思考力って何のことなのかさっぱりわかりません。




同じ文章を読んだとときに、論理的だと思う人と論理的でないと思う人、それぞれがいるかと思いますが、人によって解釈の異なるようなものを論理的って言っていいのかどうかもよくわかりません。何か変な違和感を感じてしまうんですよ…



私のグループの評価研修でも、「論理的に書かれていますね」といったコメントを言う方がいますが、この人にとっての論理って何を指してるんだろう??っていつも感じてしまいます。どこをみて論理的だって判断してるんだろう??って思ってしまいます。



論理って、私としては、どんな人が見ても常に変わらず解釈されるようなものに思えてしまうのです…

違いますかね…



中学生が読んでも、高校生が読んでも、大学生が読んでも、大学院生が読んでも、教授が読んでも、大人が読んでも、専門家が読んでも…

どんな人がどんな立場で読んでも同じ解釈になるようなものが論理のように感じてます…

でも、相手がどう解釈してるかなんて当然分からない…。しゃべってもらえばどう解釈してるかも分かるかもしれませんが、その人が解釈したことを100%言葉として表現できるかどうかなんてのもわからない…







数学の教科書を読んで、「なんて論理的なんだ」と思う人もいれば、「意味わかなんなーい」と思う人もいます。


ある人には論理的でも、ある人には論理的でない。

論理ってなんだかわからない…





うぅ〜…











ちょっとここで、この本に書かれている「論理的交渉」について書いてみたいと思います。

この方は「論理的交渉」をする上で、以下3つのポイントを大切しているそうです。

@情報を収集して全体の状況をできるだけ正確かつ広範に把握すること
A把握した状況を踏まえて、交渉の「ゴール」を設定すること
B自分でコントロールできることとコントロールできないこととをきちんと峻別し、自分でコントロールできる要素があったら、そこに全力を注ぐこと。



なるほど…






家庭教師も上記の流れを意識することは大切ですね。
ちょっと書き換えてみますか…


生徒が「成績向上」をする上で、家庭教師が大切にすべき3点…

@情報を収集して全体の状況をできるだけ正確かつ広範に把握すること
A把握した状況を踏まえて、成績向上の「ゴール」を設定すること
B家庭教師がコントロールできることとコントロールできないこととをきちんと峻別し、家庭教師がコントロールできる要素があったら、そこに全力を注ぐこと。



@については、当然必要なことです。
私の場合は、数学ですが、数学という教科における前提知識どの程度あるのかは当然のこととして、その子の属する学校情報、通っている塾or通っていた塾情報、家庭環境、普段の生活リズム、教師に対する印象、人生における経験や希望、親の教育観などなど。

指導をする上で情報量が多ければ多いほど判断材料が増えるので、より良い指導に結びつけることが可能になります。


Aについても、必要です。
成績向上といっても単なる定期テストにおける向上なのか、入試における合格なのか、模擬試験における偏差値向上を指すのか、などなど。
目的がはっきりしないと、そこまでのプロセスを考えることができませんから…。定期テストの点数と入試のための点数だと、結果を出すまでの期間や難易度も異なるので当然プロセスも変わりますので…。ゴール設定は大切です。


Bについても、必要ですね。
ご家庭に入る上で、家庭教師にとってどこが「変数」で、どこが「定数」なのかを見極めないといけません。(「定数」の例としては、通学時間が往復3時間で、勉強時間が不足。引越しできれば勉強時間を確保できるが、そこまでは踏み込めない。「変数」の例としては、指導回数を増やすなど。)
当然、「変数」と「定数」は家庭によって違うので、それの見極めを各家庭ごとにする必要もあります。また「変数」と言っても複数個の「変数」があるのが普通でしょうから、各「変数」をどの程度の値に決めておけば、目的に沿った最大効果をあげることができるのかも変わります。





弁護士における「論理的交渉」と家庭教師における「成績向上」は似てるかな?


私もこの方と同様に、「普通」とか「他の方がやっても同じ」といったことを嫌う性質を持っているので、誰もできないくらいの成績向上を目指してます。


他の人ができるのであれば、その人がやればいいって思ってしまうんですよね…


誰かができるんだったら、私がやる必要ないじゃん…



基本精神が似てます(笑)






話がそれましたが…
もう少し読んだらまた書きます。

posted by yuichi_saito at 01:02| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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