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2005年05月29日

できるから教えるのではない。教えたいからできるようになるのだ。

毎週土曜日は高卒生医学部コースの演習授業の補助教員をしてます。いわゆるチューターのような存在で、質問受付みたいなものです。

私は中学・高校時代から、漠然とですが自分の将来の夢は「教師」か「医者」になることかな、という思いがありました。しかしながら、いざ高校生になると、医学部を受験できるほどの学力はありませんでした。本格的に受験勉強をはじめる時期になってしまうと、医者になろう…なんて発想は一瞬たりとも考えることはなくなってしまっていました。

「医学部に受かるわけがない」
「医者なんて俺には無理だ」

やる前から、あきらめてしまってたんです。
逃げてしまってたんです。
自分じゃ、できっこないって…。

しかしながら、こんな過去をもった人間の視界に、医学部を目指そうとする高卒生が毎週100名ほど入ってきます。少し年配の方、大学・専門を出てからさらに医学部を目指している方、同い年の方、1浪・2浪・3浪…の方。その受験層はとても幅広いです。この方たちを見ていると、やる前から逃げだした自分が恥ずかしくてたまりません。自分で自分のことを情けなく感じてしかたありません。

そんな感情を抱きつつも、現実の世界には、私の目の前に志高き人がたくさんいます。自分ができなかったことをやろうと頑張っている人がいます。挑戦している人がいます。不安と孤独にさらされながら耐えている人がいます。

それならば、せめて『今』自分ができること…それは、挑戦している人にできる限りの手伝いをしてあげることです。今の私を動かしている原動力は

『この方たちの役に立ちたい!』

という思い、これだけです。これを実行するためだけに、私は毎週の数学勉強に励みます。もしかすると、数学力がスゴイから、医学部受験生を教えることができると思う人もいるかもしれません。しかしそれは違います。むしろ逆です。教えたいがために、役に立ちたいがために、医学部受験レベルまで、またはそれ以上に自分の数学力を高めようとしてます。

私は、数学の知識が特別に優れているわけではありません。医学部の数学ができるから、医学部受験生を教えているわけではありません。


実力は後からついてくるものです。まず先に「思いがある」。これに尽きると思ってます。何か成し遂げたいことがあるからこそ、頑張れるのでないでしょうか。

人間が自分の『使命』を感じたとき、とてつもないパワーを発揮します。もしかすると、今私はその『使命』を感じているのかもしれません。
posted by yuichi_saito at 02:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 予備校指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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