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2007年06月08日

メールありがとうございます2

ブログを読みました。斉藤さんの情熱に賛同します。

私が見ている世界は斉藤さんの世界とは、かけ離れているかもしれません。



しかし、私の受け持つクラス(高3)でも最近

「親が言うから受験する。私は勉強したくない。」

「将来の目標は特にない。」

「勉強しようとしても集中力が続かない。」

という子が続出しており、対応に追われています。



おそらく私の受け持つ層は大学受験においては、中位層から上位層ですが、

数年前と少し変化を感じている次第です。



・目の前の目標を与えること

・怠けたい気持ちは不自然なものではなく、それに対する対処が重要であると伝えること

・怠け癖を改善することが将来に与えるメリットを伝えること

・出来たら褒めること



等の具体策を講じていますが、人数の多さ(50人弱)、何よりも授業の準備がありますので

対応が十分でなく、改善が遅い生徒も多くいます。



そもそも、私の考えは斉藤さんがブログに書かれたことに近いと思っています。

数学という科目以上に、本人の能力・意識を改善することが大切だと思っています。

数学はそのための道具に過ぎません。



問題を共有できる部分がありましたら、是非したいです。

6月中お時間がありましたら、是非。








ご連絡ありがとうございます。
レスポンスを頂けてとてもうれしいです(^^)

上記のメールの中にあるいくつかの項目について、私なりの意見を書いてみます。




>「親が言うから受験する。私は勉強したくない。」

そもそも何のための受験をするのか考えさせるべきのように思います。人は目的を持たないと心から真剣に物事に取り組むことができない…というのが私の考えです。

でもよくよく考えると、上記の発言をした子は、実はこの子なりに意味を考えて発言したのかもしれません。受験するのは親が言うから…と自分なりに意味づけし、勉強にいやいやながら立ち向かおうとしているのかもしれません。

う〜ん。
意味づけしたところまでは良かったと思いますが、その矛先が他者に向いていることが問題なように思います。これでは結局、壁にぶち当たったときに「親が言ったから…」「親のせいだ…」と簡単に他人のせいにして責任回避することができてしまうのではないでしょうか。

受験を通して、せっかく成長できるチャンスなのに他人のせいにして逃げてしまうのは本当に勿体ないです。

受験は何のためにするのか。
本当に親のための受験なのか。

考え直してほしいです。







>「将来の目標は特にない。」

目標はもともとあるものではなく、自分で作り出すものです。目標は天から降ってくるものでもなければ、人から与えられるものでもありません。目標は良い悪いがあるわけでもなければ、他人と比較するものでもありません。(目標そのものについて…です。具体的な行動目標には良い悪いがあります。行動目標は評価できる形で記さないと意味をなしませんから)

この子が目標がない人生を送りたいと思っていて、上記のような発言をしているのであればそれはそれで一つの生き方なのでツベコベ言う必要はないかと思います。ですが、もし目標を持ちたいと思っていて悩んでいる状態での発言であれば、目標に対する考え方を変えたほうが良いかもしれません。



参考になるかどうがわかりませんが…
以前、目標に対して書いた記事をいくつかご紹介しておきます。

こちら


こちら


短期的目標と長期的目標を組み合わせて考えるのがポイントです(^^)どんな些細なことでもいいんですよ。別に自分の目標なんですから。誰かに採点してもらうわけでもないんですから…







>「勉強しようとしても集中力が続かない。」

上記の情報だけで考えると、勉強しようとしても…ってことだから、勉強する前段階で諦めちゃってるってことですかね。

やる前から集中力が続かないからいいやって投げちゃうってことかしら…

私の個人的な意見としては、集中してるかしてないかなんて主観的な事柄に気を取られるよりは、まずは1問やってみるべきなんじゃないかなって思いますよ。

やらないで悩んでるよりは1問だけでもやったほうがマシじゃないですか…

真面目な子ほど最初から気を張りすぎちゃう傾向にあるから、「今日は8時間頑張るんだ!」じゃなくて、「とりあえず1問やってみるかぁ〜」くらいの軽い気持ちで勉強をスタートさせられればいいんじゃないかな?


言い訳を考えるのはいくらでもできるでしょ?
言い訳する時間があればまず1問やろ〜(^^)









何かの参考になれば幸いです。



p.s.
さっき書いた文がすべて消えて書き直しました。
また違ったものになってしまった(^^;)

はぁー



posted by yuichi_saito at 03:09| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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