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2007年11月15日

英語は3年、数学は9年

う〜ん…

個人的な意見を書いてみます。

中学の時点で、英語と数学の難易度比較をしたら絶対的に数学のほうが難しく、点数向上も至難の業だと感じてます。


根拠を簡単に述べると…

英語や数学は積み上げ教科…とはよく言われますが、数学はその積み上げ方が英語とは比較にならないくらい量と時間がかかってます。

数学は、そもそも小学校の時点で算数としての積み上げが前提としてあって、算数の続きである側面があります。

つまり算数と数学をひと括りとして捉えれば、単純に学校で教科として学習を始めてから9年間の時間をかけてます。

それに対して英語は中学から本格的に学び始めます(一部の学校によっては小学校からですが、教科としてのレベルではないでしょう)


そう考えると、教科として学びはじめてから中学生の時点では、英語は3年間分の積み上げであり、数学は9年間分の積み上げとなります。


当然積み上げている時間が多い以上、単純に"できない"という子は、英語に比べて数学のほうが放置してきた時間が長くなる可能性を存分に秘めてます。

放置している時間が長ければ長いほど、それだけ取り戻すのに時間がかかるのは誰もが納得していただけるかと思います…



中学の時点では、英語と数学を同じように比較しないでほしい…というのが私の気持ちです。

仮に、同じように扱われてしまうとそれこそ教えるほうはプレッシャーになって(特に塾の場合)しまい、

・数学は暗記だ

という如く、詰め込み的指導が蔓延してしまう…
(一時的な点数は取れるから)


・パターンを暗記
・公式暗記して、ひたすら適用して、答えを出す


といったことを善とする指導になってしまうから…



そんなパターン暗記レベルや公式暗記レベルじゃ将来何の役にも立たないのに…

上記のように数学を捉えてしまうと、学年が上がるにつれて、徐々に高度な難しい問題になって、なんでこんな難しい意味のないものを暗記しなきゃいけなんだってなって、数学離れが起きていきますよ…

数学嫌いになるのは時間の問題です。



もともと数学離れが起きているの原因は、子供たちにあるのではなくて、教える側の問題ですから。



はぁ…
どうにか負の連鎖を止められないものだろうか…



p.s.
そのために研究があるんですよね…
ダメダメすぎて毎度凹んでます…
posted by yuichi_saito at 21:41| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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