☆プロフェッショナルを身近に感じてみませんか?☆
■読者数5万名超!家庭教師業界No.1のメルマガになりました。■

●ツイッターはこちら。●フェイスブックはこちら。●ミクシィはこちら

☆東工大院卒の数学教育を専門とする実績重視プロ家庭教師☆
私の人生目標は、人の役に立って死ぬことです。
どんな困難な状態であっても必ず結果を残す
学習コンサルタントを目指します。→こちら(過去記事です)

☆今はここでがんばってます!☆
お陰様で、累計100,000文字以上のありがとうをいただきました↓ ブログ用枠あり.png


新着記事

2008年01月16日

「行動モデル」と「ここまでよくきたね」

大学院に入学したのはいくつかの理由があります。

いろんな人に色々としゃべってはいるけど、それらの理由はみな部分集合でしかありません。


ウソをついているわけではないですよ。自分の言っていることはウソではなくて本当です。

だけど、それだけですべて…というわけではない、というだけです。


みんなに言っているのはあくまでも必要条件なだけです。必要十分条件にはなっていません…(^^;)



私はひとつの行動に対しての理由付けが、複数あるのが常だと思っています。

たとえば、モチベーションが続かないという人ってよくいますよね。原因はいくつかあるかと思いますが、そのうちの1つが行動とその行動を行う上での理由付けとの関係にあるのではないでしょうか。


ちょいと例を挙げてみます。

@行動1つに対して理由1つ
このパターンが最もモチベーションが続かない崩れやすいタイプではないでしょうか。1つの行動に対して1つの理由しかないと、この理由が崩れた瞬間にその行動には意味がなくなります。つまり、その行動をすることができなくなります。


A行動1つに対して理由2つ
先ほどよりは少しはよくなりました。1つの行動に対して2つの理由があれば、たとえ1つの理由が崩壊したとしても、もう1つの理由によってその行動が支えられます。つまり@よりはより強固な行動力になる、ということです。


B行動1つに対して理由3つ
さらに強固な行動力になります。1つの理由がダメになっても、他の2つで支えられているので、行動を継続できます。仮に3つの理由が崩壊するようであれば、この行動もできなくなるでしょう…



上記のことを繰り返していくとどうなるしょうか…


行動を継続できる人の構造としては、
行動1つに対して理由が複数
ということが言えるかと思います。


これを図示してみます。

@のタイプ
行動モデル1.jpg

Aのタイプ
行動モデル2.jpg

Bのタイプ
行動モデル3.jpg

ただ、理由がたくさんあったとしても、それら理由がすべて同じ程度の価値…ということは考えにくいですよね。

大学受験で例を挙げてみると、「受験勉強する」という行動に対して、理由付けが、
・あの大学はかっこいいから
・あの大学は就職に有利だから
・みんなに知れてる有名な大学だから
・近くて通いやすい大学だから
等々あるかもしれません…。

上記は理由が並列関係になっているけど、これは人によって重要度が異なっていて、たとえばある人は、
1、あの大学はかっこいいから
4、あの大学は就職に有利だから
2、みんなに知れてる有名な大学だから
3、近くて通いやすい大学だから

かもしれないし、またある人は、

3、あの大学はかっこいいから
2、あの大学は就職に有利だから
4、みんなに知れてる有名な大学だから
1、近くて通いやすい大学だから

かもしれない…


要は理由付けには重みがあるのが一般的だろうからそれらを考慮するとこんなモデルかぁ…??

行動モデル3_1.jpg





う〜ん…
相変わらず何してんだ俺は・・・(^^;)

研究そのものよりもどうもこういうことを書いてるほうが楽しいのかも…(単なる逃避とも取れるけど)



で、何を書こうかと思っていたかというと、大学院に行こうと思ったすべての理由を知っているある人から「ここまでよくきたね」と言ってもらえたことがむちゃくちゃうれしかった…(笑)

単純にそれだけ…(^^;)


こんなに頭悪いヤツ…
どうにもならないヤツでもなんとかなんとか…


上記の行動モデルを基準で考えると、まだまだずいぶんと弱い理由付けなのですぐにくじけそうになります(いや、くじけてる!?)

とりあえずなんとかせねばならないんだけどさ…




p.s.
わたしの考えるモチベーション維持のための「行動モデル」の仮説の一部分を書いてみました。どなたかの何かの参考になればうれしく思います。


posted by yuichi_saito at 03:18| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
にほんブログ村 教育ブログへ