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2008年04月19日

「年間に1人か2人しかいませんよ」

昨日、公証役場に行ってきました。

株式会社を設立するための手続きをするために公証役場に行ってきたんだけど、ここまでの道のりがほんとに長くて辛くて…


ご存知の方も多いかと思いますが、昨年の4月から会社設立するにあたって、住民基本台帳カードを利用して電子定款で申請を行うと、4万円安く株式会社を作ることができるようになりました。

このシステムを利用するためには、「法務省オンライン申請システム」という、法務省管轄のシステムを使うんだけど、これがスーパーやっかいなんですよ。

実際に、このシステムをクリアしたあと公証役場に行って、実際に働いている方に聞いたけど、何回も同じ業務をこなしている方々でさえ、「かなり大変だ」とおっしゃっていましたから…

(つまり、どんな書類をどういう手続きで申請するのかを分かっている方々でさえ、大変だということです)


それを私はほんとに一人でやってしまいました…(^^;)

誰にも聞かなかった…
(というか聞けない状況だった!?)



あのね…
これは法務省に文句を言いたいと思って、半ばキレそうになったんだけど…

「もっとシステムを改良してください!!」


正直行って、あのシステムは個々のPCの状況に依存しすぎ!!


何度もエラーになりまくって、全然前に進むことができず…でした。


サポートデスクも設けられているんだけど、全営業時間で電話つながりませんでした。それも2週間くらい?1回もつながりませんでしたが。。。

おそらく日本全国の方々があの電話に殺到しているんだと思う。常に回線はパンク状態で収集がつかない状況なんだろなぁ…とホントに思いました。

はじめて挑戦して、一回もエラーを吐かずにあのシステムをクリアできる方ってはたしてどのくらいいるのでしょうか?


正直、疑問に思います。

そして、きっと電子定款に対応している行政書士さんも相当苦労しているのではないかと…



まぁ、結局法務省に文句といっても、システム自体を作っているのは下請けの民間業者だろうから、その民間業者の方々にホントにがんばってほしい。。。

たぶん国レベルのシステムだと、超大手とかでしょ…
超優秀なITコンサルタントとかも関与してるんだろうし、ホントにもっと便利にしてほしいと願う今日この頃です。


ちなみに、私が行った公証役場の方に、次のような質問をしてみました。

「個人であのシステムを使って申請している人ってだいたいどのくらいの割合なんですか?」



「年間に1人か2人しかいませんよ」






??????????????????????????




えっ?

ということは私はそのうちの1人ということでしょうか。
(この役場ではこの人数ということです。どうりで電話先で私が行政書士さん前提みたいな話の進み方だと思ったら…。でも都内の山手線の中の公証役場でさえこの状況なんだったら、日本全体でも…)


私の質問の前提はあくまでも「割合」です。
なのに答えは割合どころの話じゃないのね…(^^;)


どうりでネットでいろいろ調べてもあまり情報を得られないわけです。(たぶんこのブログの情報も随分と貴重かもしれません)




でも色々勉強にはなりました。

あのシステムをクリアするのに、まさか大学院時代のシステムで培った問題解決手法を使うとは全く思いもよらずでしたよ。あの経験がなければ、きっとここで電子定款は諦めていただろうな(半ば同じような状況になって…)

考え方の指導を推奨する研究室に乾杯です☆

ちゃんとあのときに苦しんで身につけた考え方は生きてますよ(^^)時間はかかりましたが。。。


学習したことが思いもよらない所で繋がっているものですね(^^)/





それにしても、あのシステムを導入する目的はいったい何なのでしょうか?

法務省のWebページにはメリットのひとつとして次をあげています。

「自宅やオフィスなどから、オンラインによる申請・届出を行うことができる。」

今の状況では、とてもじゃないけどこのメリットは言えてないでしょ。


だって、自宅やオフィスから申請ってことは、プロの行政書士さんの手を借りずにやるってことだと思うんだけど(行政書士さんがわざわざ自宅に来てやってくれるわけじゃないでしょ)、結局あれだけ難関にしちゃったら、個人じゃできないよ。

それにたとえば行政書士さんにお願いに行ったら、それこそこのシステムのメリットを全部享受できない。会社設立で言えば4万円は安くなるんだけど、他の人にお願いした時点で自宅からオフィスで申請できてない。


なんかなぁ…
すごく矛盾を感じる。。。




最後に…
これからあのシステムを利用しようとしている方々に経験者からのアドバイスを…

「本文だけでなく小さく書かれているような注釈まで含めて、すべての文章を読んで、すべての条件を満たして申請を行ってください。ひとつでも条件を見落としたり手順を誤ると申請できずに、どこかでエラーを吐くと思ったほうがよいでしょう。」


今後もこのシステムを利用して様々な申請手続きを行おうと思うのですが、上記は最低限守ったほうが無難です。少なくとも「あそこにあんなことを書いてあったけど、まぁいっか」ではエラーを吐く可能性が…

もちろんシステムにはバグがつきものだから、必ずしも守っていればうまくいくわけではないことも心得ておく必要はあるかもしれません。



たぶんどんどんシステムがバージョンアップしていくとは思うんだけど、より便利になることを期待して日記に記しておきます。




p.s.
毎日、自分なりのペースで学び続けています。
今回の件であれば、プロの方にお願いしたらそれはそれですぐに申請できたとも思うし、紙媒体にしてもすぐに申請できたとは思います。

でも私の目標はあくまでも一生涯学び続け、人の役に立って死ぬことです。よく起業家の方々の精神として掲げられている「スピード」ではありません。(日本全体がこっちの方向に進もうとしてるんだし、先にそちらを学習しておいても損はないですし)

ご理解いただけたらうれしいです。


えっと…
この間にも当然いろいろやってます。
・各種書類関係を20つ以上作成
・会社名称とその理念、理念図作成
・グループ構想
・ロゴ作成
・新しいグループのWeb(CMS)ページ作成
・ノートPCの修復に(壊れた)
・各種ソフトのダウンロード
・企画書作成
・パンフ作成
・各種提携予定の方々との話が進み
・ブログ
・SNS
・ソーシャルブックマーク
・名刺作成
・読書を2日に1冊くらい
・フラッシュ
・電話線開通
・事務所関係
・法律関係の勉強

上記以外にはもちろん、生徒指導やら保護者様とのお話、先生たちとのお話、Mixi、ブログ…

とにかく準備&準備の毎日ですが、きちんとした環境を整えるためにも、がんばらないと。

もっと順序性をきちんとしなきゃなと最近感じてます。




来週、株式会社が誕生しますので、名称共々公表しますね。
これからもっともっと忙しくなるぞー





posted by yuichi_saito at 15:08| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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