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2008年05月15日

マニュアルとマニュアル化

マニュアルとマニュアル化との違いをきちんと意識することが大切なんじゃないかな?



先日、面談の席でこんなお話がありました。
「マニュアルでもあると思ってるのか?」

お父様が息子に言った言葉でした。


社会に出てからは自分の頭で考えなきゃいけない。
塾やら予備校やら家庭教師やら、いまは人に言われたことをこなせればある程度結果を出せるかもしれないけど、社会に出たらそんなんじゃやっていけない…と。


会社でマニュアルでも用意してあると思ってるのか…という意味合いでおっしゃった言葉でした。



これは私もつくづく実感してます。

そもそもマニュアルって何のためにあることなのかを考えれば、よくわかるように思ってます。

みなさんは何のためにマニュアルがあると思いますか?



マニュアルってこの世に腐るほどあります。
電話対応のマニュアルだったり、接客対応のマニュアル。就活マニュアルだってそうだし、マックの店員にもマニュアル(1万項目以上ある?って昔聞きました)がある。


とにかくマニュアルといわれる類のものはたくさんあるわけだけど、私自身の考えとしては、マニュアルって要は、その道の素人の人が少しでもよりプロに近づけるように用意しているんじゃないかと思ってます。



だからマニュアル通りにやっている限りは、まだまだ半人前。誰かが作ってくれた道をただひたすら追いかけているだけですから。






それに対して、マニュアル化って何でしょうか?


マニュアル化というのは、マニュアルのレベルまで落とし込むことを言います。”化”ということは、何かから何かに化けるということを指していますね。

つまり、自分がやってきたことをマニュアルに変換することを指しています。

マニュアルに変換することによって、他の人であってもできるようにすることを目指します。





みなさんは、マニュアルとマニュアル化のどちらが価値あることだと思いますか?




やっぱり私はマニュアル化でしょ…と答えてしまう。

マニュアルそのものはできて当たり前です。たとえば、会社であれば、それを社員がやっているようでは全然ダメだと思う。マニュアルのレベルに落とし込まれたのであれば、もうそれは社員がやるのではなくて、たとえばアルバイトの人がやったりするべきなんじゃないだろうか?(というかそのためのマニュアルにしてるんじゃないのか?)



会社で言えば社員は、マニュアル化することにもっとも重点を置くべき。

誰もやったことのないことを自分で試行錯誤しながら、成功法則を見つけ出し、それを他の人であっても実行可能レベルまで落とし込んで、マニュアル化する。



このマニュアル化する行為にこそ価値があるでしょ…





・マニュアルをひたすらこなし続ける人
・マニュアルをひたすら作り続ける人


世の中にはどちらも必要なわけだけど、やっぱり後者を目指したい。マニュアルとして活用してもらえるだけの価値あるものを作り出していきたいと思う今日この頃です。



p.s.
LFLでは、指導法などに関して全員がそれぞれ独自のマニュアルを作り出せるような機会を創出しています。一部の人が作り出したものを機械のごとく単純にマネするだけではありませんよ…(^^;)
ただ、マニュアルを作り出すことのって難しいので、もちろんわたしや他のメンバーからのサポートもあります(^^)/
そのマニュアル化したものを、LFLの先生だけがログインできる専用サイトに登録して、いつでも検索して調べられるようにすることを目指しています(要は、指導法のデータベース化です)。

・本に書いてあった通りに指導する
・教わった先生と同じように指導する

これも大切だけど、その先生なりの自分なりの指導法を作り出してほしい。それがその人の先生としての価値になるんだから…と私は思ってます。

その人にはその人にしかできない指導法がある。
それを見つけ出す役目をLFLではこれからも創出していきます。





★LFLにご興味ある方、ぜひご連絡ください(^^)/
LFLではわたしの考えに共感し、一緒にがんばりたいと考えている方との出会いを求めています。

ご連絡は contact@lfl.jp までお願いします。







posted by yuichi_saito at 01:20| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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