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2008年05月17日

LFLの存在意義

LFLという組織を作ったわけだけど、「LFLの存在意義って何ですか?」と問われたらどう答えるだろう??



わたしが業界の問題点として思っていることのひとつとして、評価視点があったりします。


塾やら予備校やら一部の家庭教師でもそうなんだけど…

・××大学合格者○○名!!
・▽▽高校合格者■■名!!
・◎◎中学合格者◆◆名!!

この評価視点は、どうもゴール地点のみに視点が向いている。

本当にそれでいいのかな?
この表記は本当に教育の成果を表す指標になるのでしょうか?


昔、小学生や中学生で学習する比例を使ったgoogle順位の見方を書いたわけだけど(参照はこちら)、これと似たような現象になっているように見えてしかたない…


わたしは、教育の効果の評価は、初期状態と卒業状態との差だと思ってます。だから、卒業状態だけを示した先の例は教育の評価視点としては全然ダメ。

もちろん企業側から考えれば「そもそも広告に教育の効果について書いたりしませんから」と言われればそれまでなわけだけど…

企業としては、優秀な子供たちを集めて、その子供たちが優秀な学校に合格すればOK。その優秀な子供たちを集められるかどうかも企業としての力として考えることはできるんだけど、どうしても納得ができない。

人伝いで聞いただけだけど、ある塾の代表さんは「優秀な先生を集めるよりも優秀な子供たちを集めたほうが良い」とか言ってるみたい…


でも、そもそもそんな思考をしている時点で、全く持って子供たちの能力向上の視点がないじゃない。そんなの教育者でも何でもない(集めると思ってる時点でどうかとも感じてしまう。育てないんかいって…)。




話が飛んでしまって申し訳ありません。

何が言いたいのかというと、LFLの存在意義は、そんなこれまで当たり前とされてきた業界の評価指標を変えていきたいと思っている点にもあります。

評価には量的なものと質的なものと2つの視点があるわけだけど、少なくとも量的な視点については以下の情報が必要だと思ってます。


キーワード3つ
・初期状態
・卒業状態
・期間



・はじめがどんな状態なのか?
・どんな状態まで変化したのか?
・どのくらいの期間がかかったのか?

という3つのキーワードがあってはじめて、その組織の価値が判断できる。


私はいつからかそんな考えを持っていて、この業界で取り組み続けています。もちろん今だってそうです。



現在、ブログの題名の下にある最新の成果についても同様の考えで表記をしています。

「2008年4月、週1回1ヶ月半の指導で有名私立中高一貫校生が下位1割層から学年1桁順位まで一気に急上昇!!」


・初期状態→学年下位1割層
・卒業状態→学年1桁順位
 *卒業状態はもちろん途中経過です
・期間  →1.5か月

これが最低限の情報。


プラスαで、
・時期→2008年4月
 *時期を表記するのは、実績は果物と同じであるとの考え方から(こちらを参照)
・指導回数→週1回
・所属分類→中高一貫
これも情報として表示してます。





たとえば、この表記を次のように書いたらどうでしょうか?

「学年1桁順位を達成!!」


随分とみすぼらしいと思いませんか?
この表記の仕方で、指導の価値が表現されていると思いますか?もしかしたら、10位台の生徒が単に1桁になっただけかもしれませんし…


でもこれって先に挙げた例と同じ表記です。

・××大学合格者○○名!!
・▽▽高校合格者■■名!!
・◎◎中学合格者◆◆名!!


要は卒業状態(結果)のみ。




本当の価値はそこではない。

どんな子供たちであっても、その先生の指導を受けたことによってどのくらいの変化があったのか、これがもっとも大事なことであって、価値あることだと思っています。



私は経営の専門家ではないし、営業の専門家でもありません。あくまでも教育の専門家(といっても大学院ではですが)として、この業界でがんばっていきたいと思っています。



自分の人生すべてをかけていいと思ってます。
子供たちの能力を少しでも開花させることができるんだったら…



まだまだ力不足ではありますが、もっともっと自身にも磨きをかけなきゃですね(^^;)

がんばりましょー☆

posted by yuichi_saito at 01:11| 家庭教師指導記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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